|
|
君さまへ (meより) |
- IP: 124.155.52.211
- 2月上旬。君が前期試験を受ける事を知りました。
「俺、明後日には高校受験が始まるんだよ。」
照れて言った君。その場では恥ずかしくて、「頑張ってね」と私はそっけなくしか応援できなかった。
前期試験の前日。私が送った応援メールに君は「受かってみせる」と答えてくれた。君の力強い言葉、優しい文面がとても嬉しかった。
先週の金曜日。前期試験の合格発表の日。君からのメールがこなかった事が、とても辛かった。君が不合格になって落ち込んでるんじゃないかって、心配になった。
そして昨日。帰り道で君に久しぶりに会い、君が合格した事を、君と一緒に居た友達から聞いた。 知らなかった。そう言った私に「あぁ、忘れてた。」と困った顔で言った君。
...辛かった。君の合格はモチロン嬉しかったけど、私の事を忘れていたという事実は本当に悲しかった。君は私に、合格したことを伝えなくてもいいと思ったんじゃないかって、合格の喜びを共有したいとは思わなかったのかなって、嫌な考えばかりが浮かんだ。
ついでに言えば、君が私の誕生日を全く覚えていなかった事はさらに傷ついた。一応、君の誕生日の日には「おめでとう」と電話をしたし、少しだけど、プレゼントもあげた。 誕プレはなくても、メールくらいはもらえるんじゃないかって、少しの期待が崩れ去った。
やっぱり、君にとっての私は特別な人じゃないんですか? 他の女の子よりも親しくしてくれるのは、私が年下だからですか? 私の頭を撫でるのも、車道側を歩いていたときに強く私の腕を引いて私を歩道側に寄せてくれたのも、帰り道で会えたときは立ち止まって私と長話をしてくれるのも。 ...全部、君の心からの優しさであり、特別な感情なんか少しも私にないんですか?
「高校合格、おめでとう」 ...君との距離がまた広がった気がします。
|
| |