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綺麗な歌声の君さまへ  (君の歌声を聴く私より)
IP: 124.155.52.211
3年生を送る会、終わっちゃったよ。

体育館の後ろの方に座っていた私は、遠くからでも君の姿が見つけられた。
少し、髪が伸びたね。

凛とした表情で歩く君の横顔、とてもかっこ良かったよ。

私が歌った曲も恋愛ソングだったけど、まさか君たちが歌う曲も恋愛ソングだとは思わなかったな。

3年生の歌声は、私たちと比べ物にならない位上手で。
君の事を考えて聴いていたら、泣きそうになってしまって。
ひたすら無心で君たちの歌を聞いていました。

歌詞にあった、 ”離れても 愛しています” という言葉が胸に刺さる。

君の歌声は大勢の人の声にまぎれて聴こえないけど、
君がその歌詞を歌うとき私の事なんて考えていないだろうけど、
それでも、嬉しくて、切なくて。
君がこの言葉を言っているんだ、と思っただけで胸が熱くて。

...君の声だけを聴きたかったなぁ。

去年みたいに学級委員になれていたら、退場のときに君をすぐ傍で見送れたのになぁ...。

卒業式、君の晴れ姿を見たかったなぁ...。


運命は私の思い通りに動いてくれなくて。
神サマは私の恋をちっとも応援してくれなくて。

君のかっこいい姿を近くで見せてくれないんだ。

あと2週間で君は学校から居なくなってしまう。

考えただけで泣きそうだし、辛いし、学校に行きたくなくなる。
君が居ない生活が、君を捜さない生活が想像できないんだ。


でも、告白する勇気は無くて。
去年の今頃は「来年の3月に告白する!」と、無邪気に皆に宣言していたのに。
私は弱虫で、無責任で。
結局、このまま君と離れて行ってしまうんだ。



『特別な時間をありがとう』


『さよなら 泣かないで 忘れないよ』


『離れても 愛しています』











次に会えるのは、遊べるのは、
...いつでしょうか?