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大切な君さまへ (meより) |
- IP: 124.155.52.211
- 3月12日。
君が、学校から居なくなった日。
来週からは、学校に行っても君は居ない。
3年生の教室のところで君を捜す事も、
廊下であって軽く挨拶する事も、
たまに一緒に下校する事も、
...もう、できなくなったんだね。
...私だって、君の卒業式に出たくてしょうがなかったのに。
私の学年の人数が多すぎるから、出れなかった。
卒業式に出るのを嫌がっている学級委員の子達が出るくらいなら、
...私が出たかった。
...君の姿は、もう何処にも無い。
中学校の校舎に君は居なくて。
同じ制服を君は着なくて。
...そんな生活をこれから一生続けなきゃいけない。
...君が居ない学校なんて...行く意味なんか無いのに。
結局、君に告白もできなくて。
宣言してしまった友達には少し心配されちゃったよ。
「卒業おめでとう」と震える手で打った言葉。
君が送ってくれた「何かあったら気軽に連絡してくれよ」という言葉は
...君の本心ですか?
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