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コンビニの店長さまへ  (恋美夜より)
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貴方をはじめて見かけたとき、よく分からない感覚に苛まれました。見かける度に来るその感覚からずっと貴方が苦手でした。

でもそんな貴方の顔も声も接客もずっと頭から離れませんでした。
何回も夢にまで出てくる、取り付かれたかの如く貴方が頭から離れない。本当に嫌だった・・・



まだ中学生だった私、その時から何回も好きな人が出来ては飽きてを繰り返してました。



そんな私のなかで変化があったのは今年の1月のことでした、たまたま貴方のお店じゃない場所で貴方を見かけたのです。


私が貴方の姿に気付いた時、反対の方を向いていたけど、1瞬で貴方だと分かりました。その瞬間からずっと私はおかしくなってしまった。一瞬の心臓の痛み、全身に電気が流れたかのような感覚、体の奥底がトクトクする。


思わずその場から逃げるように家に帰りました。



今まで以上に頭から離れなくなって、その時いた好きな人の存在が心のなかで薄くなっていきました。






そしていつの間にか、私の中は貴方だけでいっぱいに。




好きになったのではなく、「ずっと好きだったこと」に気付きました。



はじめて貴方を見かけたあの瞬間からです。





話したこともないし、貴方のいるコンビニに行くだけで緊張してしまいます。


でも、いつか貴方に伝えたいんです。どうしようもなく好きなんですと。




貴方からしたらまだ子供だけど、必ず貴方に似合う存在になります。





壊れてしまいそうな程溢れてしまっているけど、貴方の前では素直に言えそうにない・・・



いつか素直に伝えられますようにという願いを込めて綴りました、届くといいな。



とても愛しくて大好きです。