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姫さまへ  (KIKIより)
IP: 123.230.59.127

君からの返信がなかったら、
これで本当に最後にしようって思いました。
いつまでもフラフラして、
君のことだけ考えているわけにもいかなくなってきたし。

あのさぁ、この際言うけど、
わたし君のこと、
今でも死ぬほど好きだからね?

もういろいろ遅いのは分かるけど。
でも言っとかないと後悔するからさ。

すごい好きで、
君との未来を想像してるときが、
一番幸せでした。

君のことを考えない日はほとんどなくて、
君の夢も何度も見ました。

実際、
君に会うことは出来ずじまいだったけど、
まあそれもわたしたちらしくて、
いいかなって思うよ。

この三年で、
他の男の人に付き合おうと電話されたり、
可愛いって言われたり、
男っ気がないわけじゃなかったんよ、
わたしだって。
まあ、
君以外はなかったから、
当然断ったけどね。

君とこんな風に終わりが来るとか、
そんなことは想像もしてなかったよ。
こんな風に終わるとか。
なんかすごい寂しいんですけど。
辛いんだけど。
終わりにしよっか。

君なしの世界は考えられなかったけど、
そんな子供っぽいこと言っていられるほど、
もう子供じゃないから、
君とはお別れしないとだよね。

来年にはどうせもう、
お別れだし。

君は誘っても来ない気がするから、
きっともう一生会えないんだろうなあ。

一生忘れられなかったら、
どうしてくれんのよ。

こんなにわたしに、
君のこと好きにさせておいてさ。
最後は置いてっちゃうんだから、
本当意気地なしだよね。

君の夢も、
君の10年後も、
君の好きなタイプも、
みんなから見た君も、
どれもこれも面白くって笑っちゃったよ。

わたしたちって、
今更だけど、
客観的に見てもけっこうお似合いだったよね?
なんか残念。
君に置いてかれたの、
かなり悔しいんだけど。

君も一応、
自分の足で歩いていける人に成長したみたいで、
寂しいような安心したような。

いつかまた会えた時は、
ちゃんと立派な大人の男の人になっててよね。

だいすきだったよ。
さよなら。