ももカフェ

ひなの日記


 
10月26日

披露宴の中で、新郎新婦に向けて、よく読まれる詩があります。
吉野弘さんの『祝婚歌』。
ここには、これから2人で生活をしていく上でのヒントとなる言葉がたくさん詰まっています。
そして、結婚を控えた今、何かとぶつかり合うことの多い私たちにとって、戒めとなる言葉もあります。

最近、意見が合わないことが多くなった彼と私。
違う環境で育った2人が一緒になるということは、本当に大変なことなんだと、つくづく感じています。
いくら好きで一緒になっても、今までの自分のペースやスタイルを崩して相手のそれを受け入れることは、そう簡単にできることではない。(少なくともひな達はそう。お互いに頑固だから・・・) そうなると、"好き"という気持ちだけではやっていけない。それ以上に、お互いの努力と思いやる心がないと、結婚生活は成り立たないんだろうな・・・と思います。

実は、先週お鍋でほのぼのしたのも束の間、また電話で言い合ってしまい、いまだにイヤ〜な気分でいるの。
話し合うことになっているけれど、この詩を胸に、感情に流されて暴言を吐かないよう、注意したいです。(笑)
(でも、まだ、彼に対してのイライラ&ムカムカは消えません!^^;)

ひなは、気持ちが落ち込んだり、結婚や彼に対して迷いがでてきた時、自分の日記を最初から読み返します。
これから決めることが多くなると、きっと、今と同じように衝突してはブルーな気分になることがあると思う。
日記を読み返したときに、都度思い出せるよう、ここに書き留めさせてください。

『祝婚歌』

二人が睦まじくいるためには
愚かでいるほうがいい
立派すぎないほうがいい
立派すぎることは
長持ちしないことだと気付いているほうがいい
完璧をめざさないほうがいい
完璧なんて不自然なことだと
うそぶいているほうがいい
二人のうちどちらかが
ふざけているほうがいい
ずっこけているほうがいい
互いに非難することがあっても
非難できる資格が自分にあったかどうか
あとで
疑わしくなるほうがいい
正しいことを言うときは
少しひかえめにするほうがいい
正しいことを言うときは
相手を傷つけやすいものだと
気付いているほうがいい
立派でありたいとか
正しくありたいとかいう
無理な緊張には
色目を使わず
ゆったり ゆたかに
光を浴びているほうがいい
健康で 風に吹かれながら
生きていることのなつかしさに
ふと 胸が熱くなる
そんな日があってもいい
そして
なぜ胸が熱くなるのか
黙っていても
二人にはわかるのであってほしい
 
10月22日

金曜の夜は、映画『ファミリー・ゲーム』を観て過ごしました。
これは、1961年のディズニー映画『罠にかかったパパとママ』を現代版にリメイクしたもので、この原作となったのが、ひなの大好きな本、ドイツの作家エーリヒ・ケストナー著の『ふたりのロッテ』。

両親の離婚により、お互いの存在を知るよりも前に離れ離れになった双子の姉妹が、夏休みを過ごすために参加したサマー・キャンプで偶然にも再会。 そこで、自分達が双子であることを知り、両親を仲直りさせるために入れ替わり、“家族再生”に向かって奮闘するという話。

初めて読んだのは小学生の頃。おじいちゃんの家にあったのをたまたま読んですっかりファンになり、行くたびに読み返し、結局はもらってきてしまったほどのお気に入り。子供の頃読んだ本で、一番心に残っている本かも・・・。
ドイツでも映画化され、日本でもアニメ化&ミュージカル化されたから、知っている人も多いかな?
原作の舞台はミュンヘンとウィーンだけど、この映画の舞台はカリフォルニアとロンドン。
笑いあり、涙あり・・・と、何度観ても楽しめる映画。
気分が落ち込み気味の時は、こうしたほのぼのと心があったかくなる映画を観るに限ります・・・。

ほのぼのしたところに、彼から電話がありました。
ひなの様子が違うことに気付いた彼が「どうした?何だか変だよ?調子良くないの?大丈夫?」と、メチャクチャ心配してくれたの。こんなに心配してくれる彼に対して、“この人でいいのかな?”と思うなんて、罰当たりなことしちゃいけないね。
辛くて苦しいとき、いつも側で支えてくれたのは彼だし、結婚することを決めた背景には、たくさんの彼の愛情があるんだから・・・。

今は、少し疲れているだけだと思います。
特に、家探しで衝突することも多く、なかなか決まらないことで焦る気持ちもある。思い通りにいかなくてイライラすることも・・・。そこからどんどん不安が広がっていく・・・というより、勝手に悪い方に考え過ぎて、昔のイヤな事までワザワザ引っ張り出してきては、自分で不安を広げているんだろうな。
それにね、また、一人で頑張りすぎたのかもしれません。

調子の悪いときは、素直に申告するようにしているんです。
病院に行き始めた頃は、それがなかなか伝えられなくて何度も気まずい雰囲気になったから、彼から「言ってくれたほうがいい。」って言われて、そうするようにしています。
今回もね、ちゃんと話したの。
彼は、去年引っ越したときの状況も何もかもぜーんぶ知っているし、そうなると、後ろ向きにしか考えられなくなるひなの性格もよーく分かってるから、「少し疲れちゃいました。最近調子が良くないので、家探しはしばらくの間放棄しまーす!」と言っても、笑って許してくれました。最初に「なに?! (-"-)」と言われたけどね。(笑)

ケンカが多くなるのはこれからなんだろうな。その前からこんなにブルーになってたら、きっとやっていけないよね。
昔はそうでもなかったのに、最近は何事も悲観的に考えてしまいがちなので、こういう時、前向き&楽観的な彼にはいつも助けられてます。
しばらくは彼に全て任せ、ひなはの〜んびり、彼の後ろをついて行こうと思いました。

週末はね、久しぶりに料理をしたの。料理といってもお鍋だから、超手抜きだよね。(^-^;
彼も、「俺って、結構手伝うクチだなぁ・・・」なんて言いながら、一緒に台所に立ってくれました。
ふたりでお鍋つっついてたら、ホンワカした気持ちになったよ。
気持ちは、まだ快晴ではないけれど、雲ときどき晴れという感じで、少しずつ回復しているかな?
 
10月19日

また、気分が下降気味です。
最近調子がよかったのに、ブルーな気分は突然やってくる。
ある日ふと、落ち込んでる自分、イライラしている自分がいることに気付く。
何をしていても、思考はマイナス。どんなにプラスに寄ってみても、すぐに引き戻される感じ。

そういえば、先週彼と不動産屋を回っていた時、これから先の事が少し不安になった。
家探しで意見は対立したものの、大きなケンカをしたわけではないのに、なぜか、彼とやっていけるかな?大丈夫かな?本当に彼でいいの?と、今週中ずっと、頭の中で問いかけてるの。彼のことキライになったわけじゃないのに(多分・・・。^^;)、彼と話したくないモードがずっと続いていて、ついに今週は1回も電話をしなかった。
明日も会う約束をしているけれど、いつものウキウキ気分はどこへやら、ちょっと憂鬱です。(こんな状態で会ったら、絶対に彼にあたって、また喧嘩になるから・・・。)
変だよね?これって、マリッジ・ブルー?それとも、いつもの?

仕事も、出社拒否寸前。(でも、ちゃんと行ってるよ。笑) 
デスクに向かっても、まったくもってヤル気がおきず。ボスが長期出張中なのが、幸いしています。

今は家で、ももちゃんと一緒に、日がな一日ゴロ〜ンゴロ〜ンとお日様の下で寝ていたい気分です。
なーんにも考えずに。

やっぱり、家探しのことや仕事(将来のこと)、勉強(資格試験のため)・・・・で、ストレス溜まってるのかな?
先月くらいから病院行くのも薬飲むのもさぼりがちだったから、その罰かな??

とりあえず、明日に備え、今日は自宅で大好きな映画でも見てのんびりしよう。
あ〜、あったかいお風呂にお気に入りのバスオイルを入れて入るのもいいかな。

何だか今日は、暗〜い独り言風な日記になっちゃった。^^;
 
10月15日

家探しは本当に大変です。
不動産屋を何軒も回り、分厚い資料を1枚ずつペラペラペラ。
最後のほうは、めくっている内に寝てしまいそうなほど疲れていました。(笑)
それにしても、あんなに物件情報があるのに、希望にピタッとくるものって少ないんですよね。

そういえば、去年の今頃もそうだったな。
間取りはよくても、実際に現地へ行ってみると×なことが多くてね、いい加減イヤになった。
1人で住むならまだしも、2人となると、双方の希望を合わせるのも大変。
彼も私も相当頑固だから、ちょっとやそっとでは折れないんだよね・・・。先が思いやられるなぁ。
もちろん、来週も引き続き家探しです。ふぅ〜。

そうそう、旅行の写真ができあがったんだけど、なぜか、私の寝顔が2枚もあるの!
その内の1枚は、プールサイドのデッキチェアで寝てた時のもの。
"こんな顔で寝てたの?!"というもので、口が見事に"ドナルドダック"になってたのです。
彼曰く「よく撮れてるだろう?」 そうじゃないって・・・。^^;

一通り見た後にアルバムに収めたんだけど、自分の寝顔なんて見たくないから、他の写真の後ろにソソソッと入れたら、すかさず彼が「カワイイんだから、隠すなよ!」って。何でわかったの??
それにしても、あんな寝顔を"カワイイ"と言ってくれる彼は、とても貴重な存在だわっっ。大事にしなくちゃ!(*^-^*;

で、たくさん撮った中から2枚を、彼が持ち帰りました。
なぜなら??
旅行から帰ってきた頃に、お母さんから彼のところに電話があり、その中で、「どんな人なの?何してるの?・・・」と、私のことについて聞かれたらしいのね。彼が、「近々紹介するから。」と言っても、「写真くらいあるでしょう??」と聞いてきたので、ご両親へ見せるために持ち帰ったのです。
もちろん、彼に一番イイと思うものを選んでもらいました☆

今から、写真を見たときのご両親の反応が心配です。
そんなひなの心境を知ってか知らずか、「いつ帰るの?いつ見せるの??」としつこい私に、「いつにしようかねぇ?」と、何とものんびりな彼。
でも、何やかんや言っても、少〜しずつ進んでます。
この調子だと、ご挨拶もそろそろかな・・・。
今年もあと2ヶ月半で終わってしまうし・・・きっと、すぐだよね。うーーーん、緊張するなぁ。
 
10月12日

先週末、中学時代からの友人の結婚式に出席しました。
会場はレストラン。祝辞や色直しは一切なく、新郎新婦を囲み、おいしい料理を楽しんだだけですが、二人と話す時間や写真を撮る時間がたくさんあり、とても素敵なパーティーでした。

皆に囲まれて幸せそうな友達の顔を見ていたら、披露宴はしない派だった私も、"こういうパーティーならしてもいいな・・・"なんて思えてきちゃいました。
ひなは結構感化されやすく、気まぐれな性格でもあるから、もしかしたら、1年後には考えもガラッと変わり、国内で披露パーティーをしてるかもしれないなぁ・・・(^-^;

でも、今はとりあえず、家を探すことが先決です。
サイパン旅行記にも書きましたが、ひな達は貧乏カップルです!(自慢することじゃないか・・・笑。)
少しでも費用を節約したいので、入居時の諸費用が少なくて済む、公団住宅を中心に検討中なの。
旅行前に見に行ったのも、公団の新築物件。
その前にも既存の空家物件を何件か見たけれど、やはり、新築は内装&設備がグレードアップ!
それこそ、民間の分譲マンション並みでビックリしました。
間取りも三方に窓&バルコニーがあり、採光、日当りともに抜群。広さも民間と比べるとかなり広い!
もちろんひと目で気に入り、今週申込みをしました。

そうそう、申込資格として、同居者は親族と限定されているのだけど、婚約者であれば、それを証明するもの(私達が聞いたときは両親の承諾書って言ってた。)を提出すれば、入籍が先でも申込みができるみたいなの。
だから、申込書に記入するとき、同居者欄にひなの名前を書き、続柄欄に"婚約者"と書いてもらいました。
"あ〜、私は彼の婚約者なんだ・・・"なんて、心の中でしみじみして、一人で照れてました。(*^-^*) 

でもね、新築物件はほとんど抽選なので、外れる可能性のほうが高く、その時のために、今週末は民間を中心に探す予定です。天気もよさそうだし、家探し日和かな。
 
10月10日

朝からの雨が、まだ降り続いていますね。今日は本当に寒いです。
サイパンに行っている間に、すっかり涼しくなってしまった感じです。

さて、今日はサイパンの旅行記を書こうかな。
初日はホテルに着いたのが夕方だったので、ポリネシアンダンスショーを見ながら夕食を楽しんだだけ。
でもね、その食事中になかなか楽しいことがあったんだ。
ショー後半、男性陣数名が、踊っていたキレイな女の人達にステージ上に連れ去られました。当然彼も・・・。
初めは照れていたけれど、結局、鼻の下をなが〜くのばしちゃって、ニコニコしながら一緒に踊ったの。私のことなんてすっかり忘れちゃってる様子・・・。もちろん、しーっかり写真に納めさせていただきました!^^

2日目&3日目はマリンスポーツ三昧。サイパン島から少し離れた所にある島に行き、シュノーケリングやパラセーリング、シーウォーカー(酸素が入る大きなヘルメットを被ると、海中を自由に歩くことができるの!)を楽しんだり、ホテルのプールで思いっきり騒ぎました。水中メガネをした顔はお互いに可笑しかった!でも、そんなのお構いなしで、2人共こどもに戻ったみたいに、キャーキャー言って遊んじゃったよ。私なんて、プールの中で彼に投げ飛ばされて、何度水を飲んだことか・・・。
そして、3日目の夜はサイパン最後の夜だったので、少し奮発して雰囲気のイイレストランでディナーを楽しみ、旅の締めくくりをしました。

4日目はほとんど移動時間で、DFSで買物しただけ。
2人とも大きな買い物をする予定なんて全くなかったのに、誘惑に負けて買ってしまいました。
彼はお財布を、私は革のジャケットを。「記念にね・・・」なんて言い訳しながら。(^-^;

本当はね、「お揃いで時計を買おうか?!」なんて、成田では話してたの。
出発まで時間があってショップを何軒か覗いていたとき、お互いに「時計が欲しい」から始まり、「お揃いで買う?」→「うん!エンゲージいらないから私にも時計ちょーだい♪」→「おっ、それいいねー。そうしようか。」・・・と、アッという間に盛り上がっちゃったんだよね。
でも、ひな達は貧乏カップルなので、引越しも控えている今はそんな余裕はどこにもなく、とても現実的ではないことに気付いたので、買い物も最低限に抑えたのです。
それに、入籍も式も1年も先だしね! "これからじっくり決めよう!"ということで、話はまとまりました。

この会話で、ひなのダイヤは時計に化けました。←ちょっと残念かも。。。
左手薬指に光るダイヤも捨てがたいけど、彼が「マリッジリングは絶対しない!!」と今から言い張っているので、せめて何か、お揃いで身につけられるものがほしいなぁ・・・と思っていたので、ヨシとしようかな。
でもね、彼が欲しいタイプと私が欲しいタイプが全く異なるので、またひと悶着ありそうな予感が、今からしています。

そんなこんなで、たったの4日間、ゆっくりできたのは実質2日間だけだったけれど、ケンカもなく、彼との初海外は楽しく過ごせました。
今回の旅の記念として、最終日にホテルから、私宛で一言ずつコメントを書いたポストカードを出しました。
もう届いている頃かな? きっと週末は、そのカードと写真を見ながら、旅の思い出話をするんだろうな。(^-^)
 
10月9日

まずは、ご報告です。ももちゃんが仮退院しました!!
まだまだ安心はできないけれど、病院にいると却ってストレスが溜まってしまうとのことで、日曜日に帰ってきたようです。しばらくは薬も服用して通院もしなくてはいけないみたいだけど、一安心。
入院する前のような元気さはなかったけれど、ちゃんと尻尾を振って寄ってきて、顔をペロペロ舐めてくれたよ。
本当によかったよ〜ォ。(T-T)

一時は“目が見えなくなっているかもしれない“と言われて落ち込んだけど、ちゃんと見えている様子なので、これも一安心。ただね、自分の名前や、せっかく覚えたお座りやお手も忘れちゃったみたいだし、どことなくまだ元気がなく、以前と比べると行動がおかしいところもあり、やっぱり、発作の後遺症が残っているのかな? それとも、単に精神的に不安定なだけかな? どちらにせよ、一番大事な命が助かっただけで十分だよね!

実は、“もも重態” の知らせを受けてから私の調子もどんどん狂っていき、それこそ、実家に戻る前の不安定&無気力状態に一気に戻った感じで、家にいる時はほとんど泣いていたの。それが、仮退院と聞き、顔を見た途端に元気を取り戻した私って、本当に単純だよね。^^; 

彼は、今回も、ピーピー泣くひなの側にいてくれたけど、元気になった途端、「ほんっとに、現金な奴だよなぁ。それに、ほんっとーーに泣き虫だよなぁ。初めは気が強そうで、ツンとして近寄りがたい感じがして、こんなに泣き虫で甘ったれだとは思わなかったのにな、ひな〜ぁ??」などなどと、やっぱり、またチクチクいぢめられました。
でもね、普段は意地悪なことばかり言っている彼だけど、本当はとっても優しい人だってわかってるから、お構いなしに甘えちゃってます。「こんなに甘えん坊になったのは、俺が優しすぎるからか??少し厳しくせなアカンな。」なんて言ってたけどね。しばらくは、この甘ったれは直らないでしょう。(*^.^*)

それにしても、動物の持つ癒しパワーは凄いよ!(こんなに顕著に表れるのは私だけかもしれないけど・・・笑)
ももちゃんは、彼の次にひなを支えてくれている安定剤のようなもの。だから、まだまだ元気でいてほしいです。
そうそう、昨日8日は、ももちゃんの3ヶ月目の誕生日でした。人間でいうと、5〜6歳位だそうです。
家で迎えられてよかったね!
 
10月5日

昨日、サイパンより無事に帰国しました!
本来なら旅行記を書きたいけれど、今はそういう気持ちになれません。
旅行はとっても楽しかったし、彼ともケンカしないでラブラブで過ごせたけれど、今日、朝から悲しい出来事があったから・・・。

我が家に来て2ヶ月経つキャバリアのももちゃんが、昨日から入院してしまったのです。
水曜日に嘔吐&痙攣を繰り返し、泡をふき、それはもう大変な状態だったみたい。
運悪くかかりつけの病院が定休日だった為、別の病院に連れて行ったところ、医者は一言「わからない。まぁ、変な物でも食べたんだろう。」と、胃炎の注射をうっただけで帰されたそう。
その後痙攣はひどくなる一方で、翌日いつもの病院に連れて行き、そこでレントゲンや血液検査等を行い、まず、食べ物ではないことが判明。
それ以外で考えられることとして、“てんかん”や“脳内異常”があると言われたそうです。

今朝、お母さんからの電話で、「ももちゃんのおみやげ買ってきたよ♪」と言った後、知らされました。
普段気丈な母も、涙声で「ももちゃん、もうダメかもしれない。」って・・・。私もショックでした。
今日は午後から出勤だったので、慌てて実家に戻って病院に行きました。
病院にいるももちゃんは、ぐったりして目もうつろで、名前を呼んでも起き上がるどころか反応もほとんどない状態。点滴のために手足も腫れて、かわいそうで涙がでそうになりました。

院長先生の話によると、治療を始めて3日間、飲み薬服用の場合は7日間が一つの目安だそうです。
でも、今朝はごはんも食べたし、痙攣も起こしていないようなので、「この子に関しては諦めるのは早いよ。」と。
ただ、獣医の目から見ても、ももちゃんはあまりにも出来すぎていて、正に“造られた犬”だそうで、インブリーディングの可能性が高いとのこと。「神様は完璧な人間も、犬も造らない。見た目を良く造れば、やはりその他のどこかに異常がでてくるもの。」と、先生は話してくれました。

今の時点で、原因はハッキリとはわからないけれど、脳の異常を疑ったほうがいいと言われました。そして、脳内のどの部分の異常かは、大学病院でCTやMRIで調べないと断定できないけれど、その為には全身麻酔をしなくてはならず、今の状態では、その麻酔で死んでしまう可能性もあり、例え原因がわかったとしても、今の獣医の世界では、それを治すところまで技術が追いついていない・・・とも言われました。
だから、命が助かったとしても、何らかの後遺症が残る可能性も否定できないそうです。
キャバリアは、一般的に遺伝性の心臓疾患を持っている犬種で、現時点でももちゃんも、心臓肥大が見られるそう・・・。

今日は、弟が朝までかかって作った千羽鶴をケージにかけてもらい、帰ってきました。
今私たちに出来ることは、ただただ、祈って見守ることしかできないんだよね。それって一番辛いな。
ももちゃんは、家族にとって初めて飼った犬だから、皆それぞれ思い入れも大きく、それこそ家族の一員。
特に、私にとっては特別な存在。
“アニマルセラピー”という言葉もあるように、ももちゃんが来てから精神的に癒され、とても落ち着いているの。だから、ももちゃんが今いなくなることなんて考えられなくて、こうして日記を書いている今も、頭の中はももちゃんのことばかり。まだ望みはあるんだから、泣いちゃいけないとわかっているけれど、自然とポロポロ涙がでてきちゃう。

明日は友達の結婚式なのに、こんなに泣いてばかりではいけないなぁ。
でも、ももちゃんが元気になるまで、心から笑うことはできないかもしれない。
それだけ、ももちゃんの存在は、私の中で大きいんだ。
早く、良くなりますように・・・。

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