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ドラマ「カーネーション」渡辺あやシナリオ

カーネーションのシナリオが載っていた
ドラマ2012年3月号 [雑誌]を買いました。

どんだけ好きやねんって感じでしょ。
あきれてる?

私もあきれてる(笑)
すんません嵌ってます。

カーネーションの脚本家は渡辺あや。過去の作品は「ジョゼと虎と魚たち」(←観た)、「メゾン・ド・ヒミコ」(←観た)、「天然コケッコー」(←観てない)。テレビはNHKのドラマだけ。

掲載されていたシナリオは、優子(新山千春)と直子(川崎亜沙美)と聡子(村崎真彩)が大きくなり、ファッションショーで始まった18週「ライバル」から、さらに大きなった聡子(安田美沙子)が、初めて母親に「もうさびしい」と本音をぶつけ、洋裁の道に進む決心をした20週「あなたを守りたい」まで。

時代は「もはや戦後ではない」といわれた辺りから「3丁目の夕日」辺りまでだから、上向いて明るい。ガッツある時代だから読んでいて気持ちいい。ドラマで堪能してるから、頭の中で糸子や昌ちゃんや恵さんや北村がスイスイ動いてスイスイ読めた。

あ〜あの頃が懐かしいわ。
まだ、うちは生まれてないけど〜。
あの頃の日本は元気やったわ。生まれてないけど〜。


ただ、この雑誌、渡辺あやのコメントがほとんどなかったの。映画批評家の樋口尚文さん語る「渡辺あや論」が掲載されていたけど、それだけじゃあもの足りない。もっと苦労話とか裏話とか聞いてみたかったです。そういう本じゃないか。

渡辺あやさんって、島根で脚本を書き続けたんだね。
島根からでも書けるんだ。才能があれば場所は関係ないか。
でも、連続ドラマの経験がない脚本家に、よく任せたと思うわ。
彼女の才能を見つけたNHKはすごい。
これからどんな仕事をするんだろう。大河ドラマも書いて欲しいな。

渡辺あやといえば公式ガイドブックに掲載されていた尾野真千子との対談がおもろかったです。オノマチが小林薫さんに「渡辺さんて、今までどんな作品書いてんやろ」と聞かれて、スマートフォンで検索して見せてあげた〜という話や渡辺さんが描く人物像について語ったあたりが。NHK出版にもアップされてたね。



●128話(3月5日)の感想

小原糸子が72歳になり夏木マリに変身しました。
ゆっくり喋るナレーションが気になる。
岸和田弁は思ってたより違和感なかったかな。
(最悪を想像していたので)

それより、いろんな人があっちにいったことが、さみしかった。
木岡のおっちゃん、木之元のおっちゃん、組合長は覚悟してたけど、
八重子さんや北村のアホまで、あっちにいってしまうなんて。
お母ちゃんだけは、やっぱり一緒に見送りたかったし、
なんか最初の写真で動揺してしまい、糸子を観察する余裕がなかったよ。

Yahooの感想を見てきました。ほんのちょっと荒れてました。
今まで★5点満点が多かったのに、1点や2点の感想が増えてました。
それはそれで複雑、平均点が下がるやん。

でも、気持ちはわかる。
時代は大きく進み(昭和48年 → 60年)
いきなり「積木くずし」みたいな不良少女(孫)が登場し、
岸和田の街も、オハラ洋装店も、がらりと変わり、
なんや別のドラマを見ている感じがしました。
三姉妹が別人だったら、ほんま別のドラマ。
大人になった三姉妹を見てほっとする日が来るなんて・・・。

気になったのは、昌ちゃんと恵さん。
写真の中にはいなかったよね?元気なんだろうか。
奈津もいなかったよね?また会えるの?

【朝ドラ】カーネーションの感想