最終回「はつ恋」と夫の青木崇高(村上潤ちゃん)
NHKドラマ10『はつ恋』が終わりました。
最終回・・・ちょっと、がっかり。 ありえな〜いと矛盾を感じることが多すぎて。
第1話は最高に面白かった。 第5話まで面白かった。 三島君とドリの立場が逆転するなんて、1ミリも予想してなかったから その展開にワクワクドキドキさせてもらったのに、 第6話の「お前だったのかぁぁぁぁぁぁ〜〜」という父親の雄叫びから 「なんで?」と思うことが増え、つまらなくなりました。
最終回は、別のドラマを見ているようだった。 今まではなんだったの?という感じ。
とくに最後の最後の理髪店シーンは必要だったんだろうか。 「夫」と「妻を奪った元彼」と「父親」が仲良く微笑み合うなんて・・・。 考えられない。 あんなに怒鳴り合ったのに、そんなに簡単に割り切れるものなの? しかも「健太の勉強をみて欲しい」なんて、 いくら素直でよい子の健太だって嫌だと思うんだけど・・・。 私が健太なら嫌だ。 自分から母親を奪った男になんて絶対に教えてもらいたくない。
せめて「STAY GOLD」で終わっていれば、もう少し後味がよかったのにな。 思い出のカセットテープ→若き二人の回想シーン →誰もいなくなったピアノ→MISIAがよかったよ。
私だって恋をしたことがある。 気持ちを残したまま別れた恋もあります。 だから、緑(木村佳乃)の気持ちはわからないでもない。 でも、このドラマは、ずっと潤ちゃん(青木崇高)の視線で見てました。 潤ちゃんがいい夫過ぎて、かわいそうだった。
先日、スタジオパークに村上潤役の青木崇高さんが出てました。 潤ちゃんのイメージとは遠く離れた(ワイルドな)出で立ちで登場。 ギャップがありすぎておもしろかった。 でも、「はつ恋」の話になると潤ちゃんになってました。
緑と三島の撮影シーンは、 見てしまうと潤の立場に強く立てない気がするから あまり見ないようにしていると言ってました。
撮影が終わり、オンエアを見て、 「緑はそんなことしてたのか」と驚くことがあったり、 三島先生と会っている時の緑の顔が、 自分や家族には決して見せない女の顔だった、 と落ち込んだりしたそうです。 そう語っている青木崇高くんの表情はしょんぼりしていて可愛かったです。
【ドラマ】2012年冬春ドラマの感想
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