長澤まさみ主演WOWOWドラマ「分身」の感想
WOWOWドラマ「分身」を観ました。
監督:永田琴 原作:東野圭吾 脚本:田辺満 出演:長澤まさみ、勝地涼、臼田あさ美、佐野史郎、手塚理美、鈴木砂羽、伊武雅刀
自分と同じ人間がいる! 出生の秘密を調べ始めた彼女がたどりついたのは、禁断の医療技術と20年前の危険な恋の結末だった。
感想を書くとネタバレしそうでうまく書けないんだけど、とにかくおもしろかったです\(^o^)/。 あっという間に見終わってしまった。
長澤まさみちゃんが一人二役(?)に挑戦。 難しい役だったけどお見事。歌も上手。 最近の長澤まさみちゃんは、演技することが楽しそう。 同じ顔で、同じ顔という設定なのに、ちゃんと別人に見えました。 同じ人だということを忘れそうになったほど。
出番は少しだったけど、鈴木砂羽もよかった。 最終話は、主人公より鈴木砂羽に感情移入してました。
もし、私が彼女と同じ事をされたら、 嫉妬なんかで済まされない感情に囚われ、間違いなく狂う。 女にとってこれほど残酷な行為があるんだろうか。 許すとか許さないのレベルじゃないよ。 あんまりだと思った。泣。 でも、彼女は偽物の母親じゃなかった。 手塚理美もそうだけど、母親はすごい。そこが救い。
佐野史郎は、冬彦さんみたいでした。 歪んだ愛を表現させると佐野史郎は日本一の役者だと思う。
ドラマは2012年に設定されていましたが 原作の小説は1993年に出版された作品なんですね。 羊のドリーが誕生したのは1996年だから、 ドリーより前の作品。そのことにびっくり。 東野圭吾ってすごい才能の人だね。
【ドラマ】2012年冬春ドラマの感想
|