クローズアップ現代「氾濫する“土下座”」感想
NHKのクローズアップ現代、 初っぱなからTBSの半沢直樹が始まりびっくりしました。 NHKまで半沢直樹に便乗?・・・(-"-;)
テーマは『氾濫する“土下座”』。 「半沢直樹で繰り返し描かれたのは、土下座でした!」 と紹介していたけど、そんなに繰り返されてた? たしかに、土下座シーンは見せ場ではあったけど、 土下座ブームを煽っている感が否めない。
しまむら店員に土下座させた女性が逮 捕され、 クドカン脚本の最新映画でも土下座がとりあげられ、 流行語大賞にノミネートされそうな勢いですね。
最近は、土下座(イコール)謝罪になってるけど、 土下座に謝罪という意味あいが強くなったのは戦後なんだって。
クローズアップ現代の調べによると 辞書に謝罪の意味がはじめて書き加えられたのは1974年で、 NHKが土下座による謝罪を初めて記録したのは1996年。
1996年の土下座は、薬害エイズ事件でした。 もっと前から謝ってた感じがするけど歴史は浅いんですね。
スタジオ出演の明治大学特任教授が、土下座会見が頻発した原因は、 前年に起きた、阪神淡路大震災、オウム真理教の事件、 そして、Windows95の発売によりインターネットが初めて身近になったこと、 この3つが重なった、これによって社会全体が大きな変革をしたり、 日本人の意識が変わったと説明していたけど、よくわからない理屈でした。
石丸幹二さん(半沢直樹で浅野支店長役)が 「笑っていいとも」の観覧者100人アンケートで、 「土下座をさせたことがあるか」と質問すると、なんと20人もいたそうですが、 5人に1人が経験者だなんて、すごいね。
私は、座礼で挨拶したり、挨拶されたことはあっても、 土下座で謝罪したことも、されてこともないです。 これからも、土下座謝罪とは無縁でいたいです。
【テレビ】気になったもん
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