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映画「デーヴ」アメリカ大統領のそっくりさん

映画「デーヴ」を見ました。アメリカ大統領の物語。

 監督:アイヴァン・ライトマン
 脚本:ゲイリー・ロス
 出演:ケヴィン・クライン、シガニー・ウィーバー
 公開:1993年8月


ブラボー♪ブラボー♪
おもしろかったです。


【前半のあらすじ】

アメリカ大統領のそっくりさんが、一夜限りの約束で、大統領の身代わりをすることに。ところが、本物の大統領が浮気中に脳卒中を起こし意識不明の重体になり、そっくりさんはそのまま大統領を演じ続けることになります。

最初は、操り人形でしかなかったそっくりさんが、持ち前の明るさと誠実さで周りの人々の心を掴んでいき、なんと本物の大統領より人気者になります(支持率アップ)。しかし、人生はそんなに甘くなく、次期大統領を狙っていた大統領補佐官に無理難題を押しつけられます。



いつ偽物だとばれるのか、誰が最初に気づくのか、ハラハラしながら観ました。
偽物が本物より大統領らしくなっていく途中の過程もおもしろいけど、
私はラストが好きです。

政治なんてもうこりごり!
誰がやっても一緒!
そんなラストではなく、
希望が持てる選択をした主人公。拍手喝采です。


派手なラストじゃないんだけどね。地味な選択なんだけどね。
でも希望が持てました。

説明するまでもないのですが、
本物の大統領と替え玉の大統領は、同じ役者が演じてます。
同じ役者なので、見た目はそっくりなわけですが、
人柄が正反対なので、別人に見えるんです。
同じ役者が別人に見える、この演技力も素晴らしかったです。

大統領夫人とのからみもよかった。
シガニー・ウィーバーのツンデレ振りがいい。
(私は裸を見て気づいたと思ってました)

でも、ボディガードとのからみは、もっとよかったです。
男が男を人間として惚れる姿は、
男女の恋愛では感じられない感動がありました。

【映画】ちょっぴりネタバレ感想