明日、ママがいない(脚本監修・野島伸司)
ドラマ「明日、ママがいない」を観ました。
芦田愛菜の貫禄が、半端なかったです。 いったい彼女は、いくつなんだろう? 大人びた役だったから、ますます年齢不詳。
他の子役の演技も素晴らしかったです。 ただ、ドラマの内容は、微妙でした。
この日の「クローズアップ現代」のテーマは、 『“親子”になりたいのに〜里親・養子縁組の壁』。 クローズアップ現代を見た後に、ドラマを見たせいか、 なんか違和感を感じてしまいました。
登場人物に怪しい人が多く、 生い立ちがわからない子もいるので、 先が気になることは気になるんだけど、 なんというか、台詞も説教臭くて、つらかったです。
この感じ、どこかで感じたことあると思ったら、 脚本監修が野島伸司さんでした。 過激な内容にならなきゃいいけど・・・。
「クローズアップ現代」の話に戻りますが、 親元を離れ施設で暮らす子どもはおよそ3万1000人、 一方、養子や里子を望む人は、およそ1万人、 1万人も望む人がいるにも関わらず、 家庭で暮らせるようになる子どもは、年間1600人。
施設で育つよりも、 特定の大人から愛情を注がれるほうがいいとわかっていても、 里親・養子縁組が進まないのは、 児童相談所が、増える虐待対応に追われている事と 実の親の同意を得ることが難しいからなんだそうです。
実の親が、里親・養子縁組に同意しない理由は、 「懐かれるのがイヤ」「施設はいいけど里親はイヤ」など。
ほとんど面会に来ることのない親が、 「懐かれたくない」なんて・・・ワガママじゃない? 24時間無料の託児所と勘違いしているんじゃなかろうか? 事情があるにしても、勝手だなぁと思いました。
養子縁組に積極的な愛知県と里親制度に積極的な大分県の 取り組みが紹介されていましたが、自治体も頑張ってました。 子どもの幸せを必死で考えてましたよ。
養子縁組をした新しいお母さんが、 「生んでくれたお母さんの分も幸せにするね」 と涙を流しながら、赤ちゃんを抱っこしてました。 幸せになって欲しいなぁ。
【ドラマ】2014年ドラマの感想
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