斎藤一人の「500年たってもいい話」感想
●読書感想文 500年たってもいい話 著者:斎藤一人 発売:2011/10/5
斎藤一人さんの「500年たってもいい話」を読みました。
宗教じみた本かと思っていたら、現実的。 なんか目が覚めてきました。
「お金」や「仕事」や「結婚」について、斎藤一人さんが一問一答形式で答えている本なんだけど、来る質問来る質問、一刀両断。
気持ちいいくらいぶった切ってくれます。 ひとりカッターの切れ味最高っす。例えば、
西に黄色い置物を置くとお金持ちになるとか、黄色い財布を持っているとお金持ちになると聞きました。そういう“お金持ちになること”はやったほうがいいのでしょうか?
それで気がすむならやりな。ただ、現実的にはお財布を買うお金で貯金したほうが確実にお金持ちになるよね。(省略)。ナントカグッズがあっても、それを買うより貯金したほうがお金持ちになるんだよ。売ってる人は、それを知ってるんだよ。(省略)。売っている人のほうが、ちょっと頭がいいかな。
私は仕事が早く、仕事の遅い同僚の手伝いをさせられることがよくあります。同じお給料で仕事の量が違うなんて不公平だと思います。そんな考え方は間違っていますか?
間違ってないけど、いやな性格だよね。 手伝ってあげればいいじゃない、仲間なんだから。
という感じでぶった切ってます。特別凄いことを言っているわけではなく、当たり前のことしか言ってないんだけど、答えがシンプルだから、複雑に考えすぎる頭の中を一掃してくれる感じ。
質問は全部で58問。薄い本なので1時間くらいで読めました。あっという間に読めるのも頭の掃除によかったのかもしれない。帯に「モヤモヤした悩みが一瞬で解決」と書いてあったけど、モヤモヤした気持ちは飛んでいきました。悩みはそのままだけどね(笑)
でも、どんな気持ちで行動するかで、結果は変わってくるものなので、モヤモヤした気持ちを吹き飛ばしてくれた斎藤一人さんに感謝です。
斎藤一人さんは高額納税者の常連さんでした。高額納税者公示制度は2006年に廃止になったので、今はどのくらいの税金を納めているかよくわからないけど、たぶん今でもたくさん税金を納めているんだと思います。ありがとうございます。
500年たってもいい話まとめ。 いいことが起こったときに感謝するのは、ふつうのこと。 嫌なことが起こったときでも感謝できるようになって、はじめて人生が変わる。 試練に立ち向かい、困難と闘っているとき、人間の器がわかるなり。
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