コシノヒロコ・スタジオパークからこんにちは
働き者から仕事を奪うと病気になる。 怠け者はその逆。
なんだとカーネーションを見て悟りました。 娘から「引退して」とお願いされた小原糸子は、 「うち、殺す気か!」と激怒。 仕事奪われたら死んじゃうんだから、糸子は超〜働き者。
夜寝るのが惜しくて、 朝起きるのが楽しくて。
こんな風に思えるほど、楽しいことってある? 70代になっても、こんな風に夢を追いかけられるなんて、 暇があったら寝たい・・・と目論む私とはえらい違いです。 怠けたいけど、素直に羨ましいよ。 私も見つけたいです。 寝るのがもったいないほど夢中になれるもの。
やっと夏木マリさんに慣れてきました。 完全ではないけど。 以前よりは楽しく見られるようになってきました。 完全ではないけど。
孫の里香(小島藤子)が東京に戻り、ひとりぼっちになった糸子。 以前の私なら、ただそれだけで泣けてたと思う。
孫や子どもに囲まれ、賑やかに暮らしていた 祖母のハル(正司照枝)や母の千代(麻生祐未)や 巻き舌でまくし立てて娘達を叱ってた糸子を思い出すと 寂しくなってきて泣けてくるんだけど、 糸子の寂しさや孤独を一緒に噛みしめたくなるんだけど、 どうしても昔の糸ちゃんと今の糸子が繋がらないの。
あ〜また辛気くさくなってきた。 辛気臭いのは、あかんあかん。 おっそろしいほど寿命を縮める、 って神戸のばあちゃんも言ってたし、楽しい話しよ。
今週(24週)、1番笑ったのは、春太郎! 人間国宝に認定されてました。 春太郎はもう出てこない、と油断してたから、大爆笑よ。 おもろすぎる、春太郎。 中村冬蔵が小泉純一郎元首相なら、 もっと笑えたのに、さすがに無理だね(笑)
コシノヒロコさんのスタジオパークを見ました。
75歳のコシノヒロコさん。 むちゃくちゃ元気です。 ものすごいマシンガントークで、ごっつい喋ってました。
75歳には見えないわ。 夏木マリ演じる小原糸子より若いよ。ずっと。 ヒロコさんの若い頃の写真が紹介されていたけど、 今が一番綺麗なんじゃなかろうか、と思うほど若々しい。 でさ、不思議なことに、娘にしか見えない(笑)。 孫がいるお祖母ちゃんなのに、「長女だ!」と思ってしまうの。 ドラマの影響は恐い恐い。いや若々しいから、恐くなくていいんだけど。
ドラマは、ほぼ忠実に再現されているみたい。 138回(3/18)で、糸子のブランド宣伝を兼ねて、 小原ファミリーがワイドショーに出演していたじゃない。 (中森明菜とすれ違ってた回)
本物の映像がスタバで紹介されてました。 1987年に放送された「スタジオLコシノ一家の肝っ玉放談」。 小篠綾子(当時74歳)。 ドラマと同じように「おかあちゃ〜」と三姉妹に呼ばれて登場。 ただ、低姿勢で謙虚に登場したドラマの糸子(夏木マリ)と違い 本物の小篠綾子さんは堂々と登場してました。
ヒロコさんの話によると、この番組中も ヒロコさんとジュンコさんは喧嘩してたそうです(笑)。 母親は亡くなってるし、映像を見て懐かしがるのかな〜と思ったら、 「まぁ、よ〜言うわ、ええ格好してる」と文句を言ってました。
文句と言えば、優子のファッションセンスも不満みたい。 優子は性格もファッションセンスも真面目すぎるみたいで、 「私、あんな服、着てなかったわ、もっとカッコイイ服を着てたのに」 とドラマだとわかっていても、デザイナーとして不満そうでした。 ファッションのことになると熱くなるヒロコさん。 やっぱり洋服は仕事に関わることなので気になるんだろうね。
あと、娘(ゆま)がヤンキーに描かれているのも訂正してた。 ヒロコさんは笑ってたけど、娘(ゆま)は本気で困ってるみたい。 でも、不登校になったのは事実で、 お祖母ちゃんがあずかってくれたのも事実。 ヤンキーだけは違うみたい。ヤンキーだけは。
ヒロコさんが子どもの頃のエピソードは、そのまんまだって。 でも、話を聞いていると、ドラマ以上に激しそうなの。
例えば、「ピアノほしい!ピアノ買うて!買うて!」攻撃。 実際は、3000枚くらい「ピアノ買うて!」と紙に書いたそうです。 トイレのちり紙にも「ピアノ買うて!」と書いたんだって。
姉妹喧嘩もドラマと同じく殴り合いの喧嘩。 例えば、お母ちゃんがくれた帽子を取り合ったときは、 帽子の形がなくなるほど奪い合い、かぶれなくなったそうです。
74歳でブランドデビューした小篠綾子さん。 コシノヒロコさんも74歳で夢だった画家デビュー。 パリコレデビューしたのは45歳(1982年)だったし、 ほんま、元気なファミリーやわ。更年期なんか何処吹く風。 小篠ファミリーを見ていたら、年齢は関係ないなぁと教えられます。 いくつになっても初めていいんだよね。
【朝ドラ】カーネーションの感想
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