結婚奮闘記

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親戚だけでの結婚式と披露宴

 優達の2番目の山、大阪での結婚式を翌日の控えた土曜日は、めっちゃくちゃ忙しかったです。持込み物が多い多い(;^_^A

 キャンドル40個、2体で6Kgあるテディベア、3つの編かごにセットしたドラジェサービス用の「彼の手作りフルーツケーキ」、ウェルカムボード、リングピロー、昔の写真を使った手作りパンフ。

 まずは彼と車で会場に運び、その後彼の叔母さまに作って頂いたブーケ・ブートニア・ヘッドピースを頂きに行きました。それが終わったら親友2人に家に来てもらって、ブライズメイドの衣装あわせ。

 その後優は、ブライズメイドの衣装が入ったキャリーバックを車に積んで、親友ふたりと共に実家に帰りました。

 で、当日です!

 披露宴会場が大正時代に建てられた豪邸で、夕方になると燎を焚いてもらえるため、優たちの式は14:30にしました。そのため、出発はかなりゆっくりでした。

 美容室にいって、ウェディングドレスとマリアベールを着付けてもらったあと、会場の目玉、広い日本庭園で来て頂いた方と記念撮影。

 皆や、レストランでランチをしている人たちにも「あら〜!めっちゃ綺麗やねぇー」って言ってもらえて、すごく照れました。。。

 この日、19組のカップルが結婚式をしたらしいんだけど、優達はお揃いのテールコートで決めちゃってるリングボーイやお揃いのドレスを着ているブライズメイドもいたから、かなり目立ってたみたい(^.^#)

 庭園での写真タイムが終ると、挙式。

 ブライズメイド→リングボーイ→優とお父さん、の順でバージンロードを歩きました。ブライズメイドに裾やベールを整えてもらったりしながら、式も無事済ませました。あ、誓いのキスはホッペにしました。だって恥ずかしいもの。

 披露宴は終始和やかな感じでしたよ。

 お客様の平均年齢が高いので、ケーキカットをやめて鏡開きにしたので、式と披露宴の間に2人とも和装にお色直ししました。

 和装と言っても、「会食の和やかさを崩したくない」のと「お色直しの時間を短縮したい」理由で、洋髪で着るって決めていました。でも、今はやりのオーガン和装は嫌ってことで、打掛け選びは苦労しました。やっぱり打掛けは和の柄が殆どだから。。。

 でも、苦労したぶん?、皆からはすごく評判よかったです。ピンクの掛下に、お花いっぱいの打掛けを羽織ったので、「すっごく可愛い!!」って歳下の従姉妹にも大うけでした。

 彼の紋付き姿も良かったんだよ〜。

 かっぷくがいいから、良く似合う。凄く堂々としてた。彼の紋付きも、黒じゃなくて、グレーのグラデーションになってる色紋付き。着付けの人曰く「かなり良いモノ」だったみたい。

 まず新郎新婦の紹介をお互いでしあって、部屋専用のお庭の和風テラスで鏡開きと乾杯、再び部屋に入って料理長にお料理を紹介して頂いたあと、お食事タイム。。。と続きました。

 半ばに、一度中座してお色直し。

 優は最初に着たウェディングドレスを、ウィッグと宝石でできた髪飾り(ティアラにもクラウンにもカチューシャにもボンネにもできる代物!!優はカチューシャにしました)で可愛らしくしてもらいました。

 彼は挙式で着たロングダキシードで、シャツとベストとタイをチェンジ。カジュアルにしました。

 優たちが中座している間、会場ではキャンドルリレーをしてもらっていました。皆さん童心にかえって盛りあがったみたいです。

 席ならびが、よくある円卓じゃなくて、長いテーブルを2台使用した晩さん会タイプなので、キャンドルが4列に並んでて、見た目もすごく綺麗だったよ。

 各席のキャンドルに全部火がついたら、私達が入場。

 高砂席についたら、最後の火をお互いの母親から貰ました。

 彼の親戚のテーブルを回ってきた火は、お義母さまから優のキャンドルへ。優の親戚のテーブルを回ってきた火は、お母さんから彼のキャンドルへ。

 それぞれ「うちの息子(娘)をよろしくね」の想いをこめてくれてるのが判って、ジ〜ンってしました。

 これはやっぱり叔父・叔母に評判が良かったですね。

 あ、ちなみにスタートは、お父さん・お義父さま・優の妹・彼の妹に点灯をお願いしたんだよ。

 優たちは入籍が先だから、「感謝の言葉」は披露宴で言うと2回目になっちゃうの。だから家族の強い希望もあって、手紙は無しにしました。

 そのかわり、「新郎謝辞」の時に優も一言、言わせてもらました。

 優はね、自分の事よりもお客様が楽しんでくれるか、ばっかり考えてたから、泣かなかったんだ。そのかわり、優のぶんまで彼が泣いてくれました。意外な一面を見て、惚れなおしちゃった。

 ドラジェサービスも、一人一人とゆっくり喋れたから良かったし、全体的にすごくゆったり楽しめて、とても良かったよって言ってもらえました。

 高砂席も皆さんと同じ高さにしたから、常に誰かが遊びにきてくれたし、小さなお客様もしょっちゅう遊びにきてくれました。

 幼い頃に親戚で撮った写真を使ったパンフレットも、ずっと話題になってて、全員持って帰ってくれたし、何より「あんな結婚式初めてよ♪すごく暖かくて、とても良いお式だった。あれだけ考えたら、そりゃ優ちゃん太らないわよ」っていう声が聞けたので、すごく嬉しかったです。

 式も披露宴も2回するっていうのは、すごく大変だったけど、親戚だけの披露宴だからできる事を一生懸命やったから、楽しんでもらえたんだなって思います。

 時間が猛スピードで過ぎていって、大変な一日だったけど、幸せな一日になりました。

優の結婚体験談1月1日



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