毎日、毎日、自分のことを掲示板に書いてくれる女の子がいました。彼女は、他の人の書き込みにも一生懸命レスしてくれてももカフェの掲示板の常連さんになっていました。それがカリメロちゃんでした。出会った頃の彼女は、お見合いで知り合った彼にひとめぼれし、でも、彼の気持ちがよくわからなくて悩んでいました。そして、自分の病気、元彼との間にできた子どもの堕胎のことも悩んでいました。蓋をして隠してしまいたいような過去のことも一生懸命に書いてくれる彼女が可愛らしくてせっかく毎日書いてくれているんだし、ちゃんと残してあげたくなって日記を書いてもらうことにしました。それが、ももカフェ日記のはじまりです。
7月5日 -