結婚奮闘記

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京都へ新婚旅行

 一旦彼のお家に戻り、そのまま用意してあった京都用バックを持ち、いざ京都へ。

 美川インターから高速に乗りました。

 不思議なもので、今までだって隣の助手席に座っていたのに、なんだか違うの。何がというか、気持ちのもち方って言うか、余裕みたいな感じかな。実際何が違うのか分からないけど、とにかく妻、とか、奥さんって実感がすごく湧いていました。

 高速を降りたのは、お昼頃だったけど、彼の寮(下宿)を見に行こうって車を走らせたのだけど、彼が知っている町とは全然違っていたようです。

 住んでいた頃は16.7年前、10年前にも来たことがあったそうです。でも裏通りに入ると、見覚えある場所、があったらしく、すごく嬉しそうでした。道が細いので車では面倒なので、車を止められる所において歩いてその辺を散策。

 「○○商事」ってタバコとか売っているお店にお世話になっていたらしく覚えているよってことでした。で、彼の住んでいた下宿はもう取り壊してなかったのです。その代わり新しい家が建っていて表札を見て「大家さんの家だ」って言ってました。彼の暮らしていたおんぼろ下宿(当時から年数経っていたそうで)を見る事が出来ませんでした。

 ちょうど晴れていたので手をつないでお散歩って感じです。

 その後、大学を見に行くことになって場所を移動。大学は彼が通っていた頃から見て校舎は新しくなっていたりしたんだけど、変わっていないところもあるみたくて、当時の話を聞いていました。恥ずかしがっていたけど、無理やり門の前で写真撮ってきました。

 ベンチに座っていると気持ちのいい風が吹いてきて、本当に爽やかな時間でした。手をつないでのんびりお散歩、気持ちよかったし、歩いているだけで楽しかったよ。

 でもここでのんびりしすぎて、渡月峡へ行った頃にはあたりが薄暗くなっていて、お土産やさんもそろそろ閉める時間に近づいていたようなので、嵐山散策はやめて、急遽お土産を先に買うことに。

 そこで彼に私用お土産を買ってもらいました。オルゴール博物館ってたくさんあったんだけど、たまたま立ち寄ったところで、宝石箱になっているハートのオルゴールを買ってもらいました。

 曲はカノンにしました。

 いろいろあって迷ったんだけど、カノンを見つけたらこれがいいって思って彼に言ったら、彼も賛成でした。カノンは彼も好きな曲でバロックのCDを持っていたので、結婚する前には借りていたのです。今は神父さまからプレゼントしていただいた、ロザリオ入れにしています。

 あと姪っ子たちのお土産見たり、いろいろなおお土産品を見たり、こういうのも楽しかったです。舞妓さんの香りのする舞妓さんシールって言うのがあって、それを買ってお友達へのお手紙に貼ったりしました。なんとなく京都を感じてもらえるよね。

 今日はもうホテルに帰ろうかって駐車場まで歩いている時に和菓子屋さんを発見。もう遅いし、入るの迷ったんだけど、お客さんらしい人がいたので、思い切って入ってみることに。

 京半生菓子、を作っているお店らしく、かわいいお菓子がたくさんありました。なんとなく昔懐かしい感じのするお店で、なんとなく気に入ったので、ここでお菓子を買って行くことにしました。

 自分で好きなものを選んで箱に詰めてくれるので、奥さんが教えてくれた秋のお菓子を中心に選んでいきました。親戚のお家にもここのお菓子にしようって思ったので同じ物を箱詰めしてもらいました。

 待っている間「お茶をどうぞ」ってちょうど一息つきたい時だったので、ありがたかったよ。そしたら、ご主人が「商品ではないけど、作りたての、わらびもち食べてみますか」って声を掛けてもらいました。商品でないというのは本来わらびもちは冷たいもので、温かいものは商品ではないんだって。

 今作ったわらびもちが冷えた明日、商品としてお店に並ぶそうです。シンガポールでお菓子を出品することになったとき、用意して欲しかった機材が足りなくて、温かいまま出したら、評判がよかったんだけど、わらびもちはやっぱり冷たくないとってことで、日本では出した事がないんですって教えてくれました。

 で、頂くと、美味しかった!実は彼はわらびもちが嫌いなんだけど、断るタイミングを逃して、食べることになったんだけど、そんな、彼の口から美味しいって言葉が飛び出してました。

 本当に美味しかったんだよ、ほわって溶ける感じっていうのか、冷たいのとはまた違うの。

 今日最後のお客さんだからか、たくさんお話してくれてすごく楽しかったです。ご主人っていかにも職人って感じ(私的)で無口で怖そうなんだけど、わらびもちのお話のときや、お菓子のお話をしていた時の感じが優しくて意外な感じでした。(ごめんなさい)

 京都のお菓子の話を掲示板でソメイっちに聞いていたので、今回はガイドブックに出ていた和菓子屋さんへ行こうと思っていたんだけど、時間がなくて無理かな?って思っていた時に見つけたお菓子やさん。縁というか、このお店に出会えてよかったです。

 お菓子が美味しいというのもうれしいけど、ご主人と奥さんからお菓子の話を聞かせてもらえてこと、この辺を散策するならと、アドバイスしてもらえたことです。

 鈴虫寺も教えてもらったけれど、竹林へ行きたかったので、その方面を教えてもらいました。

 夕食は見た目少なく感じました。

 というのも、素敵な盛り付けや細工になっていて、どっちかというと石川県の温泉料理は(私が行ったところは)豪快・量が多い感じが多かったので寂しく見えたのです。でも実際食べると、おなかいっぱいになったし、目も、お腹も満たされました。

 翌日、もう一度、渡月峡へ。

 昨日は暗くて写真を撮れなかったので、今日は橋や川をバックに写真を撮りました。空気が冷たくて寒いけど、気持ちがよかったよ。

 この日はポツポツ雨が落ちていたりしたけど、傘を差すほどではなかったんだよね。で、平日・月曜の午前中だからか、昨日とはうって変わって観光客が少なかったです。

 そこで、レンタサイクルで嵐山散策することにして自転車を借りました。私はたぶん中学卒業以来なので、乗れるかどうか心配したけど、何とか乗れました。自転車の乗り方は体が覚えているようです。気持ちがいいのと、自転車に乗れたことで、心がうきうきって言うか楽しかったよ。

 お店でもらった、サイクリングコースの地図片手に走りました。途中、人力車を見つけたので後をついていき、近くでこっそりガイドを聞いてました。でも人が少ないから、怪しい2人組みにならないようにそうそうに移動しましたが。

 よく出てくる竹林で写真を撮りたくて2人でいろいろポーズをとりながら写真をとったよ。優雅に?散策するという歩き方を談議して写真を撮ったんだけど、優雅って写真ではなかったです。

 「とん、自転車に乗る」の写真も撮ってもらったし(笑)

 彼曰く、顔が真剣だよーって。「うん、自転車に乗っているというか、乗せられているんだよ」って意味不明なことを言われたけど、私は久しぶりの自転車でうきうきしていました。

 紅葉には少し早かったけど、ある場所から見た景色は最高にきれいでした。本当にささやかな赤色が混じっている感じで、木々と池、しばらく見入ってしまう、本当にきれいな景色でした。

 写真にも撮ったけど、目に焼き付けないと、心のアルバムに残しておかないとねって、しばらくじっとそこに立っていたっけ。携帯のカメラでも撮ったけど、うまく取れませんでした、残念。

 京都の地酒をお土産にしようって帰りに酒屋さん見つけなくちゃねって話していたら、散策中にお酒やさんを見つけたので中に入ると、当店オリジナルというお酒がいくつかあって試飲させてもらいました。何種類かさせてもらったので、だんだん分からなくなってきました。

 日本酒って何気なく飲んでいたけど、吟醸酒、純米酒、本醸造酒???て感じだったけど飲み比べると違いが分かりました。(っていうか美味しいか美味しくないか自分的に)「その時は」ってことでどれがおいしいと思ったかとか覚えていないんですよね。

 2時ごろ出れば6時ぐらいに会社に着くよねって話していたんだけど、道に迷って(笑)京都を出たのが3時過ぎだったので会社に着いたのが7時過ぎでした。まだお仕事をしていた人にお土産を渡して、またよろしくってご挨拶を。


 このあと、実家と職人さんのおうちにお土産を持っていったのですが、職人さんのアパートで迷子に。私だけ行ったことがあったのでここだよって行ったお部屋(201号室)には違う苗字が?

 でも電話したら201号室だって言うし、おかしいな、絶対ここなのに、と、もう1回外に出て、電話したら、隣の棟から出来ました。名前は一緒なんだけど○○Uって隣の棟だったのです・・・。

 京都旅行の締めくくりは私の間抜けさを笑われて終りました。

とんの結婚体験談1月23日



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