結婚奮闘記

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初めてのデート

 彼とお付き合いするようになったものの、いまいち実感のなかった私。
 でも、彼はすごくマメで、毎日メールをくれて、電話をくれて。
 想われてるって安心感はとても心地いいものでした。
 彼の優しさにふれ、ああ。私も好きなんだなぁって想うのに、時間はかかりませんでした。

 でも、やっぱりなかなか逢えないんですよね。今もそうですけど。

 彼は車のディーラーさんで、土日はお仕事。帰宅時間も遅いです。
 平日、お休みがあっても、いつお客さんから電話があるかわかりません。

 私は、金融機関に勤めているので、お休みはカレンダーどおり。
 しかも営業をしてるので、定時退社ができなくて、平日彼がお休みの日も、帰りが遅くなってしまって、なかなか逢えませんでした。

 でも、15分とか、30分とか、夜時間を見つけては彼が会いに来てくれました。たった。15分だけど、幸せな15分でした。だけど、夜しか逢えないんですよね。しょうがないんだけど。少しさみしかったです。

 私がお日様の下の彼を見たのは、お付き合いしだして1ヶ月後、10月18日、私の町の秋祭りの日です。お祭りということで、私も彼もお仕事がお休みになり、二人でお祭り見物に行きました。

 今もそうなんですけど、私は彼とお出かけする日はすごい早起き出来るんです。その日も、すごく早く目が覚めてしまいました。あれこれ悩んで着替えをして、メイクもばっちりして、お迎えが来るのをワクワクして待っていました。

 午前中から彼とお出かけ、うれしかったですね。
 お祭りなので町は人がいっぱいで、出店もいっぱい出ていて、ただでさえ、心ウキウキなのに、彼と手を繋いであるけることで、ウキウキは2倍にも3倍にもなっていました。

 お昼はお祭りの町から少し離れて2人でランチをし、夕方、お祭りのクライマックスを見に戻りました。

 そこで、うちの両親と彼は初対面することになっちゃうのです。

 お祭りの最後は神社で行われるのですが、狭い境内に人・人・人・・・・・・
 でも、地域の人みんなが集まってくる訳だから、知り合いにあう確率は自然と高くなります。

 同級生やら、学校の先生やらいろんな人に会いました。

 そして、お祭りを見に来ていた両親や親戚のおばちゃんにも、ばったりあってしまいました・・・・・

 私と彼がお付き合いしていることはすでに知っていたのですが、こういう形で対面することになるとは両者思っていなかったようで、彼も、両親も緊張して挨拶してました。

 「はじめまして、お世話になってます」って。

 私としては彼を紹介することが出来て、ホッとしました。
 心配性の父と母、お付き合いしているのが9歳年上の男性ということを知って
かなり、心配していたのです。でも、実際会うと、すごく若く見えるし、いい人だってコトがわかってもらえると思ったのです。

 実際、両親の彼への印象は悪くはなかったようですが、両親の子への心配というのはつきることを知らないようです。今後、私はそのことを嫌と言うほど実感することになります。

みかんの結婚体験談2月5日



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