結婚奮闘記

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彼の仕事で遠距離恋愛、指折り数えて待つ電話

 とにかく長かった、、、。電話で話しができるのは週末だけ。彼は学校みたいなとこに入っていたので、一日ずっと勉強、、、。時々試験もあって、とにかく勉強が忙しかったみたい。だから平日は電話しないようにしてた。はじめの頃一度平日に電話かかってきたんだけど、「忙しいからしばらく平日は電話できないかもしれない。」と言われたからなんだ。

 でも週末だけってけっこう間があるでしょ。だから指折り数えて週末を待ってた。はじめは10分とか15分くらいの電話だったのが、そのうち電話は1時間とか1時間半とかの長さになっていったの。電話を切る度に、来週もちゃんと話せるのかなとか、連絡取れなかったらどうしよう、、、とかって思っていたけど、今考えると連絡が取れなかった週末はなかった。

 学校も終わりに近づくと、試験が多くなるみたくて益々勉強が忙しくなってたみたい。でもある日、平日に電話がかかってきたことがあって、ビックリしたよ。「どうしたの?」って聞いたら。「試験、1番で合格したよ。この喜びを誰かに伝えたくて電話しちゃった、、、。」って。それからは試験の後だけは平日も電話くれるようになった。すぐ切ったけどね。

 三重へ行った最初の頃、彼はよく「大変だよぉ。もう帰りたい。」って言ってたの。私も「私も早く会いたいから帰ってきてほしいな。」とか言ってた。「もう半分終わったよ!」とか「あと3週間で帰れるよ!」とか励ましてたんだ。彼は「それが長いんだよなぁ。」って答えたけど。会わない間に電話でいろいろ話せてお互いのこと、大分理解することが出来たかもしれない。彼がとても頑張りやだってことや、すこし甘えん坊っぽいところがあったりするとか、その割に俺にだまってついてこい、みたいなとこもあって、、、とかね。彼もそうだったみたい。私のボケたとことかずぼらな性格も分かったよって言ってた。

 会わないでいた分、お互い気持ちが盛り上がったのかもしれないな。(と私は勝手に思ってる!)。

カリメロの結婚体験談3月21日



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