ホワイトデー
その年の大晦日は、彼と一緒に過ごしました。 私にとって人生初!の家以外でのカウントダウン☆ 「5、4、3、・・・」のカウントダウンの瞬間はドキドキして、彼の手をぎゅうっと握ってました。 でも、港だったのでそれはそれは凍えてしまいそうなぐらい寒かったです(^^;)
無事に2007年を迎え、4月からはいよいよ幼稚園の先生として復帰することになった私は、2月まで子ども服の仕事と幼稚園での研修を掛け持ちしてて、おまけに2月末からは一人暮らしも始めて、毎日バタバタと過ごしていました。 2月末の誕生日も、何だかよくわからず終わった感じで・・・泣
私も忙しくて、彼もお酒の仕込みで忙しくて、せっかく一人暮らしを始めたのに、会う日がどんどん少なくなっていきました。 メールの回数もどちらからともなく減っていきました。
3月に入って、一人の時間にはよく彼とのことを考えるようになりました。
付き合い始めのドキドキわくわくした気持ちはとうに薄れて、何だか友達に戻ったような感じだなぁって。
何か・・・友達なのか彼氏なのかわかんないやー、って思いました。
そんなモヤモヤが、きっと彼の中にもあったのでしょう。
ホワイトデーの日、久しぶりに彼が家へ遊びにきました。
その日は近くの中華料理屋さんでごはんを食べて、また家に来て休憩。 ごはん中も無言だったような気がするな。
そしてテレビを観ながら、彼が口を開きました。
「・・・なんか、俺たち、友達に戻った方がいいかもって思うんだけど・・・」
やっぱり彼も同じ気持ちだったかぁって思って、私は二つ返事で同意しました。 その方がいい気がする。 お互い彼氏彼女って感覚じゃなくなっちゃったね、って。
その日、彼とさよならするときも、別に寂しくはなかったです。 友達とバイバイってするような、そんな感じ。
先輩・後輩の仲のときから考えて、もう丸4年友達関係な私たち。 やっぱり“恋人同士”になるのは難しいのかなぁ。。。とぼんやり思ったのでした。
その後しばらくして、彼が元カノとヨリを戻したって聞きました。
さきぽんの結婚体験談10月4日
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