結婚奮闘記

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My sweet Home新婚新居はありえない社宅

衣食住なら、「食」が一番大事な私。
でも、そんな食を安心して楽しめるのも「住」あってのことだと痛感しております。

新生活をはじめる場所は、彼の職場の社宅にすることにしました。

市内に十数か所社宅があり、住所と築年数、部屋の間取り(2DKとか2LDK)部屋面積が書かれた一覧表をもらって、4月なかばくらいから彼とどこが良いか検討を始めました。
私は自分の本籍地にかなり近く割と築年数も若い社宅がいい!と思ったのですが、空き部屋は1ヶ月前に空き巣に入られ鍵を付け替えたばかりの1階の部屋しかなく、かなり悩みました。
「買物する場所も近くて、桜の名所の隣で、環境は良い。
 でも、空き巣の危険におびえつつ暮らすか?
 どこに住んでも悪い人はやってくるし、
 たまたま運が悪かっただけかもしれないし・・・」
と二人で「ん〜ん〜」と考え、結局諦めました。

そして、またいくつか探してもらったのですが、「良い!」と思うところはやはり空きがなく、「どうしたものか・・・」と思っていた矢先、一番築年数は古い(50年・・・)けど、私鉄・地下鉄・JRを擁する駅まで徒歩10分たらず、大型ショッピングセンターすぐそばの社宅で1部屋空きが見つかりました。
今の職場が名古屋駅なので、その社宅ならJR一本で通えるし、近いし仕事を変えずに済むなあと思い
「ここにするか。」
とお願いしようとしたのですが、
「社宅は申込順ではなく、入居日順で優先順位が決まります。」
と言われ、なんじゃそりゃ!?
つまり、私たちが先に7月1日からその社宅に入りたいとお願いしても、6月1日から入りたいという人が現れたらその人が優先なので、私たちは入れなくなると・・・。
ありえないでしょ!そんなこと!!!!

といきどおりばかりを覚えたのですが、何とか6月1日からという契約にして、2DKの間取りの部屋に入居できることになりました。
(本当は3DKが良かったのだけど、3DKで空いているのは元々単身者用の部屋だったので、備え付けの冷蔵庫やらを自分で搬出してくださいと言われたのです・・・ますますありえない。。。)

同じ社宅に住む先輩から
「社宅は汚いぞ〜。DIYの毎日になるぞ〜」
と言われていて、覚悟はして部屋を見にいきました。
他の社宅に住む先輩の奥様は
「こんなところで新婚生活なんて・・・」
と泣いたとか。それほどにひどかったらしいです。
ほんとどんな職場なんだか!??

えーそして、5月末頃に見に行った私たちのお部屋も予想通り(?)すごかったです。
2ヶ月前まで人が住んでいたの!?て思うほど、カビカビではげはげの壁。
前の前の住人さんがなぜか「砂壁」にしていったとかで、砂壁の砂がぽろぽろ床に落ちていました。
私も社宅暮らしだったので、古い狭いのは気になりませんが、「汚い!」てのは本当
ありえなーーーーーーーーーーーーーいい!!!!!

普通は入居する前に、補修入って壁とか畳とかきれいにするんじゃないの!?
どういうことなの!?

と怒っていてもはじまらない。
進まねばということで、彼の職場の総務課に
「補修してもらえないっすか?」
と聞いてもらったら
「ごめんねーでも、壁とかは自己負担で修繕する範囲に含まれているんだ・・・。」
と社宅規定を渡され、それを読むとほっとんどが自己負担の範囲!
お風呂やおトイレまでも自分で直せ!と書いてあり、ますます
(はい皆さんご一緒に)
ありえなーーーーーーーーーいいいいいいいい!!!

現状と同等またはそれ以上に修繕するならば、退去時に現状復帰する必要無し。
ということだったので、もう好きにやらしていただきます・・・(-"-;)
DIYしている時間も技術もないので、6月上旬にとある工務店さんに相談に行きました。
私がぜんそく持ちなので、無添加のエコ住宅用の塗料や材料を使ってもらうことにしたのですが、それってやっぱり結局、
高いんですよね!
見積もり見て絶句しました。。。。

でも、敷金礼金払ったつもりで、2部屋分の畳の表替えと3部屋分の壁の塗り替えをお願いしよう!ということになりました。

そして、6月15日から内装工事が始まったのですが、始めると
「あそこも壊れているんですけど。。。あれも気になるんですけど。。。」
と次から次へと問題点が出るわ出るわで、工期がどんどん遅れていきました。
なので、予定していた家具や家電の搬入をずらしてもらったりと大変でした。

しまいには
「トイレ水漏れ激しいですけど、どうしますか?部品もかなり古いので、トイレごと取り替える方が安全で早いかもしれません。」
と言われ、予定外のトイレ工事まで発生しました。

大変でしたが、おかげで色んな知識が増えました。
畳も選んだし。畳のへり(あの縁取りの部分)も選んだし。
ふすまの柄も選んだし。
生まれて初めてトイレのカタログを真剣に読んだし。(にわかトイレ博士です。)
トイレの床材も選んだし。
工務店のお姉さんもすごくかわいくていいお姉さんで、愚痴聞いてくれたりしたし。

小さい頃から寄り道大好きだった私は、やはり寄り道で何かを見つけるのが得意(?)なのかもしれないなあ、と思ってます。
(ポジティブすぎますかね!?)

工事の途中の段階で、社宅の皆様に挨拶に伺いました。
みなさん良さそうな方で、
「大変ですね〜。よろしく〜」
と言ってくれ、ほっとしました。

そして、7月15日。やっと工事終わりました。。。。。
かなりキレイになって、気持ちよく暮らせそうです。
新しい畳の香りが心地よくて、彼と二人で思いっきりお昼寝しました。

が、が、が、が。
またまた問題発生してまして、現在補修中であります。
台所でオーブン置こうと思っていた部分と電話置く場所のコンセントが埋められてました〜!
なんでやねん!?

来週にはどどん!と家電がやってきます。

いつになったら甘い(?)新婚生活が送れるのやら?
はーこりゃこりゃでございます。

さとこの結婚体験談7月17日



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