マリッジブルー結婚なんてしたくない!
えー最近彼とあまり仲良しではありません。 お互いに「これ以上言ったら近づいたらやばいぞ」というラインがわかりはじめているので、踏み込まないよう地雷を踏まないように気を遣いあっているのが、なんともまたもどかしくて、参ったなあもう。てな感じでございます。 母には「これから一緒に暮らしたら、避けられないんだよ。」と言われ、んーどうしたもんか!? 今の居心地の悪さは私の余計な一言が招いたことなんですが・・・・。
ということで(?)今回はマリッジブルーに陥った時の話をします。
結婚を認めてもらってから3週間。 バタバタと式場を決め、指輪を買い、結納する日を決め、衣装合わせの予約を入れ、友達に報告するため連絡を取りまくり…次から次へと襲ってくる「やらなきゃならないこと」に追われ、彼とはなかなか会う時間も取れず、会えても結婚の話ばかりで、電話もメールも業務連絡のようなものが増えていました。
結婚の準備期間が短いということは、忙しいということ。 わかってはいたけど、想像を上回る気忙しさで、気がつくとため息と 「疲れた〜」 という言葉ばかりの私でした。 結婚準備期間が半年しかないことを、一番心配をしていたのは母でした。夏の挙式を嫌と言っていたのは、遠まわしに 「準備期間が短いと大変で、2人の気持ちがすれ違い、すさんでしまうよ。もっと余裕持てばいいのに。」 ということも私に伝えたかったのだと、その時になって初めて気がつきました。 (やっぱり母親ってすごい!!)
そんな母の心配が見事的中し、私は見事すさんでしまいました。
彼の「何とかなるべさ」というのほほんペースに苛立ち、父と母の心配の声も聞きたくない。 自分だけが頑張っているような気持ちになってきたりもしてました。 さらに、結婚を決めてから、彼が段々とたくましくしっかりしていくのが、 「冷たい。変わってしまった。」 という、マイナスな考え方でしかとらえられなくなってしまいました。 (発言とか喋り方がしっかりしてきたんですよ〜。母も驚いてました。)
そんな鬱々とした気持ちが彼の 「俺は何も変わってないよ。さとこが疲れてるだけだよ。」 という彼の一言で爆発してしまいました。
友達との付き合い方が変わってしまうかもしれない。 仕事だって変えなきゃいけなくなるかもしれない。 名前が変わってしまうということは、今まで28年間生きてきた私がいなくなるような気がする。
などなど考え出したら失うものばかりな気がしてきて、辛くて悲しくなってきました。
そして、
恋人でいた方が楽しかった。結婚なんてしたくない。
そう泣きながら言ってしまいました。
それを聞いて彼は 「じゃあ結婚やめるか?今ならまだ間に合うよ。」 と静かな声で言いました。
そして、
「さとこが喜ぶ事を俺はしたいと思ってるから、結婚がさとこにとって 嬉しい事じゃないなら、やめよう。俺だって嬉しくない。 確かにさとこは変わってしまう事が俺より多いと思う。 でもさ、なくしたくないものがたくさんあるって事はすごく素敵だし、 その大事なものを今わかってるさとこは偉いと思うよ。 環境は変わるかもしれない。だけど、俺は何も変わらず一緒にいるから。 変わらないものはある。 俺がいる。 そう考えてみるのはダメかなあ?」
と言ってくれました。
でも、その時はすぐに素直に「うん。」とは言うことはできませんでした。(ごめんなさい) 彼が世界で一番大事! 何を失っても彼と一緒にいたい! とはなかなか思えませんでした。
立ち直りつつあったある日、高校時代の仲間に会い、みんなから 「おめでとう!」 「さとこの名前が変わるのは不思議な気分だね〜。」 「でも、私たちの中のさとこは苗字が変わってもさとこのままだよね。」 「これからも楽しく仲良くしようね〜!」 と言ってもらい(涙)完全復活できました。 みんなありがとうおおおおおおおおおお!!!!!!
そのあと迎えたお付き合い3年記念日に彼から 「今は2人の時間あまり取れないけど、これからはずっと一緒だからね。 少しの我慢だよ。頑張ろうね。」 と書かれた手紙をもらいました。
それ以降はブルーになっても、「今だけ今だけ。もう少し。」と考えて乗り切れるようになりましたが、4月のある日、今度は彼がブルーに陥りました。 (原因はこれまた私なんですが・・・) 何を言っても手がつけられず、困り果てたとき、記念日にもらった言葉を彼に 「私にそう言ってくれたじゃん。」 と伝えると
「………俺そんな素敵なこと言ってたのね。」
と何かに気がついたようで、すぐに機嫌が直りました。 (本当に立ち直りが早かった!!)
それからは2人とも「結婚やめる!やめたい!」と思うことはなくなり、何があっても「頑張るしかないじゃん」と思えるようになりました。 凹んだ日々も誰かのために役立つ日がくる。 今のこのバタバタな時間もきっとかけがえのない思い出になる。
と思ってはいるのですが、こんなにもめたりする私たちってどうなんだろ?という心配もあります。 藤原紀香さんはマリッジブルーで円形脱毛症になったというし、珍しいことでもないんだろうけれど。
人生何事も経験だあ!!!
前向きに。
がんばります。顔晴ります。お〜!
さとこの結婚体験談8月6日
|