観覧車の中でチュー。彼とのファーストキス
事の発端は私が付き合って3日目の休日に 『10日間で男を上手にフル方法』 というDVDを観てしまったことでした。
彼との電話中に何気なく「そういうDVD観たんだよ〜。」と話すと「え!?それって・・・俺は10日間でフラれちゃうってこと!?」と慌てた声。もちろんすぐに否定はしたのですが、彼は「フラれちゃうのかなぁ・・・・・?」と10日目を過ぎるまで、本気で不安と闘っていたそうです。
<言い訳> 全然そんな気(彼をフル気)はなく、たまたまレンタルしてあって、 明日返すから観よう〜という軽い気持ちだったのです! 友達たちからは「普通付き合い始めた人が観るか〜?」と言われました。 ごめんなさい。
そして、迎えた10日目。
彼と水族館に行って、その後水族館の隣にある観覧車に乗りました。 ゴンドラの中で彼から「明日からもずっと僕の彼女でいてくれますか?」と言われました。(思わず「まだ気にしてたの?」と吹き出してしまった私です。)
「もちろん大丈夫です。ずっと仲良しでいようね^^」 と答えると、彼は 「やった〜。」 と小さく万歳。そして、 「じゃあ、記念にチューしよう!」
はい!?
・・・ということで、彼の宣言どおり初めてのチューを致しました。(照)てっぺんを過ぎて終点が近づいていたので彼も焦ったらしく、チュ☆というよりおでこがゴン☆てぶつかった感じで、思わず「痛。」と言ってしまいました^^;
観覧車の中でのチューというのは、思い出に残るように、という彼なりの配慮だったらしいです。またも笑えるような素敵な思い出を作ることができました。
そんなこんなで無事に10日目を過ぎて、11日目からも変わらず楽しい時間を過ごしていました。
付き合い始めてから1ヶ月も経たないある日、夜桜見物の途中で彼が突然「俺が結婚したいって言ったらどうする?」と言い出しました。
はい!?
口調は冗談っぽかったのですが、顔は真っ赤で、目はやや本気そうでした。 なので、 「この前は結婚考えないって言ってたよね?突然どうしたの?もし本気でそう思って言ってるなら、私も本気で返事を考えようと思うけど。」確かそんなふうに答えたと思います。
彼は頭をかきかき 「いい加減な気持ちじゃないよ。」 とだけ言いました。
「結婚」
自分の中で初めて結婚を意識した瞬間でした。 それまで私は結婚願望が全然無くて、むしろ「結婚なんてするもんじゃない。誰かといるわずらわしさより、私は独りの寂しさを選ぶ。」なんて公言していました。
彼が私のことをちゃんと考えてくれている。 誰かが自分を必要としてくれている。
そのことがすごく嬉しく思えました。
ですが、彼とのこれからを真剣に考え始めると、様々な問題が私の前に現れてきました。
そのひとつに「母親」の存在がありました。
さとこの結婚体験談1月16日
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