結婚奮闘記

スポンサーリンク



「別れて欲しい」別れ話から見えたこと

彼が別れを切り出した理由は、

自分にはさとこを幸せにできない。

みんなを大事にしたいだけなのに、結局はみんなを傷つける事しか自分にはできない。今までさとこを一番好きで大事にしたいと思ってきたのに、それができない自分が情けなくて腹立たしい。さとこを幸せにする自信。一緒にい続ける自信がなくなった。俺も誰かを傷つけるんじゃないか?と思いながら生きていくのは耐えられない。

だから離れて欲しい。お願いします。

というものでした。


彼もまた私と同じかそれ以上に気をつかい、みんなが仲良くなれるようにと奮闘してくれてたんですよね。それも気付かず私は彼を責めて傷つけて涙まで流させてしまいました。そして、お父さんとお母さんにも心配をかけてしまいました。本当に小さくてダメな人間です。


彼は頑固で言い出したらきかないので、私がどんなに謝っても良い方向に持っていこうとしても、「別れる」の一点張り。私は別れたくはなかったし、乗り越えたかったし、彼にも何とか前向きになって欲しかったんです。でも、私を想って私の未来のために「別れよう」と言ってくれているなら、その彼の気持ちを尊重するべきかもしれない。もしかしたら、別れた方が、彼にとってもよい事なのかもしれない。私が今苦しんでいる彼にしてあげられることは、励ます事じゃなくて「さようなら」と言うことなのかもしれない。

と彼と思う気持ちと

私の幸せを勝手に決めないでよ!
なんでがんばるって言ってくれないの!?

という自分勝手な気持ちと、本当に頭の中にはいろんな想いが交錯していました。


家に帰って母に
「別れたいって言われちゃった。」
と泣きながら伝えると、母は
「何があったの?泣いてちゃわかんないでしょ。言ってごらん!」
と私の隣に座って(体操座り)私の話を聞いてくれました。

あまり私たちのことをよく思ってくれていなかった母なので、「別れる!」と言ったらあっさり「別れちゃえば?」て言われると私は思っていましたが、実際は違いました。

「せっかく縁あってここまできたんじゃない。
 二人でがんばってきたんでしょ?
 しばらく離れて冷静になって、それから結論は出しなさい。」

と言ってくれたのです。

私の気持ちも、彼の気持ちも、彼のご両親の気持ちもよくわかる。誰が悪いということもない。だから、誰かを責めたり自分を責めたりするのはよくない。お互いがお互いを気遣い思いやった結果だから、仕方がない。

というようなことも言われました。

最後に「まあ、今は一緒にいたくても、何十年も夫婦やってたら「離れたい!」て切実に思う日がくるもんよ。だから、今のうちに恋人同士のラブラブな気持ちを楽しみなさ〜い」と明るく言われ、私もなんだか気持ちが軽くなりました。

さらに、仲良くしていただいている年上の男性に北海道でのすったもんだを話したら「僕も妻と初めての旅行(新婚旅行)したとき、大喧嘩したんだよ。今ではなんであんなにもめたのか思い出せないんだけどね。長い人生と夫婦生活のあいだには、そういうこともあるもんです。だから、大丈夫ですよ。」

と励ましていただき、友達にも「それは辛い!でも、彼も大変だったろうね。みんながんばったね。」と明るく笑い飛ばしてもらって、段々と元気を取り戻せました。


人は一人じゃいきてゆけない。


いかに自分が周りに助けられて生きているか。身をもって知ることができました。ありがとうという気持ちでいっぱいです。すったもんだも悪いことばかりじゃないな〜。と今は思ったりしています。

さとこの結婚体験談1月1日



リンク

スポンサーリンク


XML

Powered by teeter totter Ver.2.16-C