婚姻届提出! 苗字が変わった初めての夜
まず、はじめに。 新潟をはじめ、甲信越地方の方々。 大丈夫でしょうか? 父の故郷が新潟県柏崎市なので、とても他人事とは思えず、心配しています。
そして、おめでとうの言葉を下さったみなさま。 本当に本当にありがとうございます。 温かい言葉は全て私の大事な大事な宝物です。
本当は結婚式の日に婚姻届を出す予定だったのですが、色々あって、早めに婚姻届を出した方がいいかな、となったのです。 それで、結婚式より前で記憶に残りそうな良い日を探していたところ、16日の友引がありました。
結婚式が私の誕生日のちょうど1ヶ月前で、7月16日は彼の誕生日のちょうど1ヶ月後なのです。 しかも、彼はおじいさんお父さんと親子3代続く16日生まれ。 (さらに彼はおじいさんと同じ誕生日!おじいさんの名前の一文字をもらっているのです。) なので、彼は16日には特別な想いがあるらしく、私が 「16日は?」 と提案すると、すごく嬉しそうに 「俺、16好きだから、その日にしたい!」 と言ったので、その日に決まりました。
婚姻届は案外緊張せず、間違いもせず書けました^^ (保証人になってもらった父の方が緊張していたかなあ。)
そして、提出する時間は私が生まれた 午前11時27分(彼と出会った11月27日と数字が一緒なのが驚き!) 頃にしようとなりました。 自分の人生がスタートした時間に、また新たにスタートを切ろう!という変な私たちのこだわりです。
そして迎えた2007年7月16日。月曜日。
カーテンを開けたら眩しい太陽が輝いていました。 台風が去った後の空は澄んでとても綺麗でした。 いつもどおり朝ごはんを食べ、支度をして、彼が迎えに来てくれるのを待っていたところ、テレビを見ていた姉が 「柏崎で震度6強の地震が発生したって!!!!!」 と大きな声で言いました。 すぐに母と3人で(父は出かけていたので)テレビをつけると、地震情報一色でした。 「柏崎市内では家屋が倒壊したところもあり・・・・」 というアナウンスが入り、柏崎市内で一人暮らしをしている祖母の安否を知りたくて知りたくてたまらなくなりました。 裏に山がある、かなり古い家に一人で住んでいる祖母。 昨日までの雨で山の地盤がゆるくなっているんじゃないか?と姉も不安な声。 90歳が近くなり、足も弱りはじめたと言っていたので、かなり心配でした。 母が何度電話をかけても通じず、不安は募るばかりでした。
そして、彼が迎えに来て、出かけなければならなくなりました。 行く時間を変えようとした私に 母が 「大丈夫!おばあちゃんは大丈夫だよ!行って来な!」 と明るく言ってくれ、出かけることにしました。
出かける直前母と姉に 「じゃあね。○○(旧姓)さとこちゃん!」 と言われ、涙がウルルルル〜と出てきました。 そんな私を尻目に 「新しいさとこを待ってるよ〜いっておいで!!!!」 明るく見送る母と姉。
なんだか、一生忘れられない場面になった気がします。
彼の車に乗ると、彼が 「さとこにお手紙書いた。」 と手紙をくれ、それを読んでまたウルルルルルル。
7月16日。今日は入籍だね。嬉しさ寂しさ、期待と不安とが入り混じった気持ちだね。
から始まって、私の両親や色んな方々に対する感謝の気持ちや私への想いを書いてくれていました。 そして、最後は
これからは夫婦仲良く、喜怒哀楽すべてを共に分け合って頑張っていこね。
て終わっていました。
いや〜やられました(泣) 一生共にするのがこの人でよかった!て思う内容でしたが、入籍の「籍」が間違っていて笑えました^^; それが彼らしいのだけど。
休日の場合の婚姻届は守衛さんに渡すものだと思っていたのですが、ちゃんと区役所の市民課の方がいらっしゃって、対応してくれました。 「今日はとりあえず、預かりって形だから、受理じゃないんだけどね。おめでとうございます^^」 と、いうことでしたが、無事婚姻届提出完了☆
結局提出したのは、11時10分で予定より早めだったけど、28年前この世に生を受けた月曜日にまた新しい人生をもらえた様な気持ちでした。 (生まれたのが月曜日だったのです〜。不思議なめぐり合わせです。)
区役所を出ると姉から 「おばあちゃん大丈夫だって!ただ家の中はめちゃくちゃみたい!」 と連絡が入り、ほっとしました。 (でも、まだその家に一人でいるらしいのです!同じ柏崎市に伯父さんがいるのに、そこには行きたがらないのです。。。。。)
まだ一緒に住める環境が整って無いので、結婚式が終わるまでは別居結婚ですが、あげはさんの旦那様のお言葉を借りるならば「平安貴族」のようで、素敵ではないかと思っています^^ (あげはさん、あげはさんの旦那様。お借りしちゃいました。)
さとこの結婚体験談7月18日
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