結婚奮闘記

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親が彼との交際を反対することはしない約束

彼と一緒にいると不思議で、すごく居心地が良くて、安心できました。

普段はちょっと情けなくて弟に思えるのに、時々お父さんのようなたくましさを見せてくれたり、お兄さんのような大きさ、親友のような心強さを持っていたり。本当に一人何役もしてくれているようでした。

(あ、今もそうですよ!)
何よりも、
「自分の居場所がここにある。」
そう思えることが、すごく幸せでした。

ささいなことですれ違って、言い合って、泣いて、もうだめだ!て思っても、彼の笑顔を見たり、抱き締められたり手を握ったりすると、「この人と離れたくないよ〜」という思いでいっぱいになりましたし、付き合う時間が長くなればなるほど、お互いに「ずっと一緒にいようね。」という気持ちが大きくなっていきました。


ある時、「彼と親の思いとどっちをとるべきか?」というどっちつかずの状態が辛くなって、私と私の母をよく知る友達に相談をしました。

彼女は黙って話を聞いてくれた後、「難しいところだね。でも、2人の本気はいつか絶対わかってくれるよ!最後にはさとことお母さんが“あんなこともあったっけね〜”て笑って話してる気がするな。さとこのお母さんなんだから、大丈夫だよ!わかってくれるって!それに、愛の力は偉大だよ^^」
と言ってくれました。

その瞬間。

そうか。
どちらかを選ぼうとするから辛いのか。
どちらも選ぶことだってできるかもしれない。
そうだそうだ!
きっとわかってくれる日は来るさ!
と妙に気が楽になりました。
(単純ですな。)
そして、友達の言ってくれたような未来を手に入れるためには、と彼といくつかの決め事をしました。

真面目にお仕事しましょう。
門限は守ろう。
親が反対すること(旅行、お泊り)はしないようにしよう。
少しずつ2人の気持ちをわかってもらおう。
そして、何よりも2人の気持ちをしっかりとしたものにしていこう。


26歳同士のカップルが親の言いつけを守るのは、周りからしたら「情けない」とか「いい子ぶって」とか言われるかもしれません。でも、自分達の好きなように好きなことをして、親に「僕達は本気です。認めてください。」なんてことは言えないと私も彼も思っていました。

そう決めた事によって、付き合いに規制ができた気はします。遠出したくても、日帰りできる範囲しか行けない。帰りの時間をいっつも気にして行動しなきゃいけない。

そして、いつしか
「お母さんによく思われなきゃいけない!
 いつも笑顔でいなきゃいけない。
 元気でいなきゃいけない。
 そうじゃなきゃ、反対されちゃう。。。」
という変な気合と力みも生まれていました。

さらに、友達から
「彼と旅行行ってさ〜」
という話を聞くたびに、羨ましくて、そういう他の人の恋話を聞きたくないという気持ちにもなりました。残念なことにそれが元で、ある一人の友達と疎遠にもなってしまいました。(現在もちょっと付き合いにくいです・・・)

自分の未来のためにと決めたことなのに、それに縛られすぎて逆に自分で自分の首を締めていたのかもしれません。おバカな私です。。。。。

人を羨ましがって不機嫌になっていた私に「どんなカップルも羨ましいなぁ〜て思ってる事はあるよ。逆に俺達もいいなぁーって思われてることはあると思うよ(^^)俺たちは俺たちなりの良い付き合いをしよう。他のカップルを参考にしつつね。それより何よりさとこと一緒にいられるのが俺は一番嬉しいな。」と彼は言ってくれました。

「好きな人と一緒にいられること。」

ただそれだけで幸せだった最初の気持ちを私は見失いかけていました。

さとこの結婚体験談1月14日



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