結婚奮闘記

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【番外編2】大事な大事な赤ちゃんのこと

またまたご無沙汰してしまいすみません。

結婚式までの道のりの続きを書く前にこの日を迎えてしまったので、続けて番外編を書かせてください。

入籍して2週間ほどたったある日、妊娠していることがわかりました。

いろいろ悩んだ末、当時勤めていた会社を辞めて、新しい仕事に就く3日前の出来事でした。

子どもは結婚する前からずっと欲しいと思っていました。
だから、モリさんともいつ出来てもいいねと話していました。

でも、転職の直前、サルサの発表会まで2ヶ月半、結婚式まで半年というスケジュールを控えた中での思わぬ妊娠・・・と言ってはあまりにも無責任ですが、その当時の私には「いのちを授かる」ことがこれほどまでに重大なことだと本当の意味でわかっていなかったのだと思います。

手放しで喜べないほどの生活環境の変化があり、とにかく喜びたいのに喜べない・・・
たくさんの人に迷惑をかけてしまう。

そんなことばかりを気にして、そんな自分を責めて、赤ちゃんに謝っていました。


そんな私の心が伝わってしまったのか・・・・・

赤ちゃんは、心臓の音を聞かせてくれることなく、成長することを辞めてしまったんです。


妊娠した女性の25%と高い割合で経験する初期流産。

私の場合は、妊娠したものの途中せ成長がストップしてしまう繋留流産でした。

このような場合、自然に赤ちゃんが体外に出てくるまで待つこともありますが、ずっと亡くなった胎児が子宮にとどまることは母体に良い影響がないため、手術をすることがほとんどのよう。

私も妊娠9週までねばったものの、赤ちゃんの心拍が聞こえなかったので手術を受けることに。


昨年の今日、お腹の赤ちゃんとお別れをしました。
「ありがとう。きっとまた会えるね。」と心の中で伝えました。


手術は麻酔で眠っている間にあっという間に終わり、手術前、看護師さんに「痛いですか?」ときいて「寝ている間に終わるから大丈夫よ」と言われた記憶を最後に、気づいたらベッドの上でした。

だいたい即日退院が普通です。
私は目が覚めてから回復も早く、すぐに自分でトイレに行って、夫に迎えにきてもらい、お腹がすいたと言ってそのままラーメンを食べに行ったくらい。

その日まで毎日泣いていたので、赤ちゃんがお空に帰ってしまったのは寂しかったけど、これから赤ちゃんがくれた時間を最高のものにするために頑張ろうと思っていました。

心拍も確認できなかったので、母子手帳ももらえず、妊娠の実感は少なかったですが、身体の変化はやっぱりあったので、その後、数ヶ月は改めてもうお腹に赤ちゃんがいないことを実感する瞬間があり悲しくなったりもしましたが、次、赤ちゃんが戻ってきてくれた時には心から喜んで迎えてあげられるよう、新しい職場で奮闘し、サルサの発表会でも全力を出しきり、ハワイでの結婚式もやりきりました。

そんな頃、再び妊娠しました。

昨年の9月末の出来事です。

そして現在、妊娠8ヶ月。


毎日、元気に私のお腹の中でモゴモゴ動いています。

どうやら、女の子みたい。


彼女に会えるまであと2ヶ月です。


母になる不安などはまた奮闘記を書き終えた時に改めて記したいと思いますが、いのちの尊さを実感しています。
これは、宝物です。

去年の今日、赤ちゃんとお別れシなければならなかったけど、戻ってきてくれた彼女はその生命力をお腹の中でしっかりと伝えてくれています。


元気に生まれてきてくれることを願ってやみません。

えりなの結婚体験談12月17日



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