玄人志向のグラフィックボードに自分で交換
パソコンがご機嫌斜めです。 と報告してから、パソコンの機嫌はさらに悪化しました。
モニターの故障が原因かと別のモニターを繋げてもダメで、 パソコン内部の汚れが原因かと大掃除しても全くダメで、 ビデオカードを抜き差ししてみても、 システムの復元をしてみても、 モニター画面のちらつきは止みませんでした。
止むどころか、チカチカ点滅はますます加速し、 1秒間に数回点滅するくらい激しくなりました。 パソコンの機能を使うことはほぼ不可能になり、 最後は、青い画面に白い文字、そして立ち上がらなくなりました。 パソコンも必死で機嫌の悪さを訴えているんだろうけど、 何が気に入らないのかさっぱりわからなくて、 ちんぷんかんぷん。お手上げ。白旗!
どうしようもないので、サポートセンターに電話をかけました。 とても親切にアドバイスしてくださり、 いろいろ一緒に試してみましたが、やっぱりダメでした。
結局、WindowsXPを再インストールしてみて、 それでもダメなら修理するということになり、 恐る恐る「おいくらですか?」と修理代を尋ねると、 5万円くらいかかるだろうと告知されました。
5万円。 微妙な金額です。 このパソコンとは5年のお付き合いだから、 きっと新しいパソコンを買ったほうが賢い選択なんだと思います。
でも、今は買い換えたくありませんでした。 何故なら、今、私の運気は最悪なのです。 バカバカしいと自分でも思うのですが、笑っちゃうくらいついてないのです。 すごく気をつけているので、大きな悲しみには出会っていませんが、 小さな悲しみは悲しいくらい出会いまくっています。 今回のパソコンの故障もその悲しみのひとつであります。 だから、こんな時に新しいパソコンを買うと、 なんとなく後悔しそうで、買いたくなかったのであります。
バックアップは3日かけてとりました。 壊れてから日が経ってくると、だんだん開き直ってきました。 腫れ物のように触っていたパソコンの内部を もっと激しく触りたくなってきました。
故障の原因は、たぶんグラフィックボード(ビデオカード)です。 調べてみると、私のパソコンに合うグラフィックボードは1万円くらいでした。 5万円の修理代と比較すると5分の1の出費です。 ダメもとで、どこか遊びにいったと思って、買うことにしました。
買ってきたグラフィックボード(ビデオカード)は、玄人志向。 品番はGFX5200-LA128C。お値段は5000円。 サポートを一切しないかわりに安いのが特徴のようです。 不安だったけど無駄な出費になるかもしれないのでこれに決めました。 でも5万円の10分の1でゲットです。
グラフィックボードの交換は簡単でした。 OSが、WindowsMeや98だと設定がややこしいみたいだけど、 WindowsXPだとグラフィックボードを取り替えただけでほぼ自動でした。
パソコンのスイッチを入れました。 ドキドキです。 おやや、点滅しません。 やったー、直りました\(^o^)/。
付属のCDでドライバソフトウェアをインストールすれば完了です。 これは説明書に書いてあったのでさらに簡単です。 たぶん直りました。 今ではすっかり機嫌も直って快調です。 WindowsXPを再インストールしなくてよかったです。 もう少し性能の良いグラフィックボードにすればよかったかな、 そんな贅沢なことを思えるのが嬉しいです。
ご心配おかけしましたが大丈夫そうです。 このパソコンとはまだまだお付き合いしたいので、 このままご機嫌でいて欲しいです。元気でいてね。
アナログ人間デジタル生活
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