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末っ子が多いサッカーワールドカップ日本代表

先天的に決まる性格は20%で、
残りの80%は後天的に形成される。

と心療カウンセラーの宮内一郎先生が
テレビ東京の番組で解説してました。

とくに親の育て方が与える影響は大きく、
同じように子どもを育てたつもりでも
兄弟の位置関係で育て方が変わり、
生まれた順番によって性格が変わるようです。

生まれた順番でどのくらい性格が違うか検証していたのですが、
ほえ〜と驚いたのが、末っ子の運動能力。
末っ子が運動能力が優れているのは知ってたけど、
統計で説明されると、ほえ〜と驚きまくりました。

たとえば、サッカーワールドカップ南アフリカ大会の
日本代表メンバーチームの23人のうち16人が末っ子なのです。

GK
●川口能活 【末っ子】
●楢ア正剛 【末っ子】
●川島永嗣 【末っ子】
DF
●中澤佑二 【間っ子】
●田中マルクス闘莉王 【はじめっ子】
●岩政大樹 【末っ子】
●駒野友一 【間っ子】
●今野泰幸 【末っ子】
●長友佑都 【間っ子】
●内田篤人 【間っ子】
MF
●中村俊輔 【末っ子】
●稲本潤一 【末っ子】
●遠藤保仁 【末っ子】
●中村憲剛 【末っ子】
●松井大輔 【末っ子】
●阿部勇樹 【末っ子】
●長谷部誠 【間っ子】
●本田圭佑 【末っ子】
FW
●玉田圭司 【末っ子】
●大久保嘉人【間っ子】
●矢野貴章 【末っ子】
●岡崎慎司 【末っ子】
●森本貴幸 【末っ子】

日本のプロ野球の歴代ホームラン数ベスト10を調べると
これまた末っ子が多いのです。

1位 王貞治  868本 【末っ子】
2位 野村克也 657本 【末っ子】
3位 門田博光 567本 【間っ子】
4位 山本浩二 536本 【末っ子】
5位 清原和博 525本 【間っ子】
6位 落合博満 510本 【末っ子】
7位 張本勲  504本 【末っ子】
8位 衣笠祥雄 504本 【ひとりっ子】
9位 大杉勝男 486本 【末っ子】
10位 田淵幸一 474本 【末っ子】

間っ子というのは、上にも下にも兄弟がいる人。
はじめっ子は、性別に関係なく一番早く生まれた長子。

番組では末っ子としか紹介してなかったけど、
さらに詳しい兄弟構成が知りたい。
たぶん同性の兄がいるほうが才能は伸びるんだろうな。
浅田真央ちゃんも姉ちゃんがいる末っ子だし、
身近に目標がいると逞しく成長していくんだろうね。

9月11日




寝相でわかってしまう性格診断とうつぶせ寝健康法

寝相によって性格がわかる!
というような研究を70年代に米国の精神科医ダンケル博士が行いました。
その研究結果によると、人間の寝姿勢は4つに分けられるそうです。

●王様型    仰向けで大の字になって寝るポーズ。
        開放的な性格で自分に自信を持っている人。
        子どもや目立つことが好きな人に多い。
●うつぶせ型  保守的で神経質な人に多い寝相。
        几帳面で物事を正確に処理するのを好みます。
        両手を広げる人は社交的。
●胎児型    横向きで体を丸めて寝るポーズ。
        枕や布団などを抱きかかえます。
        内向的な人に多く特定の人と一緒にいることを好みます。
●半胎児型   横向きで膝を少し曲げて寝るポーズ。
        常識的でバランスのとれた性格の人に多い寝相。
        周りの環境に順応するのが上手です。

大部分の人が半胎児型で寝ているそうです。
ただ、長時間同じ姿勢で眠ると身体に負担がかかるので、
睡眠中は20〜30回は寝返りを打つため、寝相も変わるようです。
また、同じ人でも心の状態によって寝相は変わり、
たとえば、ストレスに強くさらされているときは胎児型になるそうです。


私は、半胎児型とうつ伏せ型の中間で寝ています。
大らかな自分を心かげているのにぃ〜、どうやら神経質みたいです。
横になるときは右側を下にして寝ています。
身体の歪みを悪化させそうなので、たまに左に向いて寝てみるけど、
右側が楽なのか、起きたときはいつも右にもどっています。

ときどき胎児型で寝ることもあります。
お布団を抱え込んで丸くなって寝ます。
たしかに、悩み事があるときや酷い生理中など体調が優れないとき、
この寝相になって寝ているような気がします。

身体の歪みを直したいので、王様型の寝相に憧れています。
がんばって上を向いて、顔も身体も真っ直ぐにして寝るんだけど、
だんだん息苦しくなってきて、眠りにつく前に諦めてしまいます。
きっと普段使ってない筋肉が驚いているんだと思います。
無理させてしまったのか目がさえて寝られなくなることもあります。


看護や介護の現場では、うつぶせ寝健康法という考え方があり、
医療現場では腹臥位療法と呼ばれているそうです。
うつぶせの姿勢には、背骨の周りの血管を圧迫しない、
手のひらをつくことで脳を刺激しさせやる気が出てくる、
舌が気道をふさがないので呼吸が楽になるなどの良い点があり、
明治男の現役医師である日野原重明先生も実践しているみたい。

うつ伏せで寝る習慣がないと、慣れるまで大変らしいです。
しかし、私は苦労しなくてもうつ伏せで眠ることができます。
ちょっとだけ得した気分です(笑)
寝たきり予防はまだ早いけれど、最近物忘れすることが増えてきたことだし、
うつ伏せで寝たいときは無理せず自然な形で寝ようと思います。

うつ伏せ寝専用の抱き枕が欲しいです。
お値段は高めだけど毎日のことだから贅沢してもいいよね。

10月26日




ダメな長男と優秀な次男の取り扱い説明書

ゲンダイに面白い記事がありました。
『ダメな長男 優秀な次男』

政界を引退表明した小泉純一郎元首相が、
自分の後継者に次男の進次郎氏を指名したことを例に
長男と次男の違いを比べていました。
私は長男の孝太郎君の大ファンなので、
孝太郎君がダメな長男だとはとても思えないんだけど、
ゲンダイの記者から見ると孝太郎君はダメ長男のようです。

歴史上の偉人たちも、なぜか長男より次男が多いとのこと。
聖徳太子、坂本竜馬、織田信長が次男坊。
その理由は、弟は兄よりも「我慢強くかつ革新的な考えをする」らしい。

興味深かったのは、プロ野球選手に次男が圧倒的に多いこと。
その割合は、長男が約20% 次男が約70% 一人っ子が3%。
具体的な名前をあげると、王貞治、長島茂雄、イチロー、松井秀樹が次男。

こうして数値や名前を並べられると、次男はたしかに優秀な感じがします。


同志社大学の太田肇先生によると、
大打者には次男が、大投手には長男が多いそうです。
先生の分析によると、次男は幼い頃から、力でかなわぬ兄に対して
破れかぶれで向かっていき、殴り返された経験が少なからずあるから、
速い球に向かっていける強さがあるんだとか。なるほど。

恐怖との闘いという点では、相撲の世界も野球と同じで、
大横綱といわれる大鵬、北の湖、貴乃花、朝青龍にも兄がいます。


私も有名人の長男と次男を探してみました。

緒形拳さんの長男は緒形幹太さん。
10ヶ月違いで生まれた年子の次男は緒形直人さん。
有名なのは次男です。

ホームレス中学生の田村裕(麒麟)さんは次男。
長男研一さんは最近「ホームレス大学生」を出版。
本が売れたのは次男です。

石原慎太郎と石原裕次郎。
これはどう判断すればいいのか。
石原慎太郎さんは、都知事選出馬表明の記者会見で、
「石原裕次郎の兄でございます」と挨拶していました。
超えられない壁があるようなので、やっぱり次男なのか。
こうして見てみると、次男が優秀という方程式は当てはまるのかな。

「他人からよく思われたい長男、完璧を求めてしまう次男」という本がありました。
この本では、生まれた順番に「一人っ子型」「第一子型」「第二子型」
「第三子型」「第四子型」に分類しそれぞれの性格を解説しています。
一言で簡単に説明すると、
「一人っ子型」は心配性で計画性に富む。
「第一子型」は他人の目を気にしてしまう。
「第二子型」は完璧主義。
「第三子型」は怖がり。
「第四子型」は頑張りや。
なんだとか。
子育ても、最初の子は神経質になるから、生まれた順番で性格も変わるんだろうね。


昔は、お姑さんで苦労した母親ほど、「結婚は次男坊としなさい」と言ってましたが、
この少子化時代に、次男坊を見つけるのは至難の業だし、
同居も減ったので、さすがに最近はあまり聞かなくなりました。
しかし、これだけ優秀な次男を並べられると、
母親の意見とは関係なく出会いたくなるものです。
とはいえ、男子人口における長男の割合は約75%。
次男に出会える確率は、かなり低いのが現実です。

私が好きになる人は、パターンがあります。
男三兄弟の真ん中 → 男二人兄弟の長男 の繰り返しなのです。
真ん中の性格は、すんごく優しい。私をお姫様扱いしてくれました。
長男の性格は、神経質で甘えん坊。私を母親のように慕ってくれました。
私は、自分が甘えたくなると真ん中を求め、
守ってあげたくなると長男を求める傾向があるようです。
ちなみに私の経験上ですが、社会的な立場で比較すると、
私のお付き合いした人は、長男が優秀です。

10月8日




長女の説明書&ひとりっ子の取扱説明書

本屋さんで見つけてしまいました。
長女の説明書 お姉ちゃんにまかせなさい!
今月、出版された、できたてほやほやの本でした。

出版社は違うけど、B型自分の説明書とよく似たつくりです。
そして、そのお隣には、
ひとりっ子の取扱説明書が並んでいました。
こちらは、B型自分の説明書と同じ出版社から出ているので
見た目も中身も、とってもよく似ていました。

時間がなかったので、長女の方をパラパラめくって読むと、これが笑える。
どちらかというと、第三者から見た長女ではなく、長女の目線寄りなので、
「わかるよわかる、そうそうそれそれ」と共感できること多数。
後で買おうかな・・・と後ろ髪を引かれながら本屋を去りました。


そして、再び、本屋に舞い戻ると、な、なんと、長女の説明書がない。
一冊もない!本屋にあるコンピューターで検索すると在庫無し。
私の記憶が正しければ、10冊以上は平積みしていたはずなのに。
あきらめきれずに、店員さんに尋ねてみると、売り切れでした。
恐るべし長女パワー。

ひとりっ子の取扱説明書は、まだ数冊残っていました。
パラパラめくってみると、こちらもなかなか面白い。
こちらも、ひとりっ子目線寄りで書かれているので、
ひとりっ子はこんな事を思っているんだ、と新たな発見も。


それにしても、血液型の説明書も、最初はB型だけだったのに、
いつのまにか、B型自分の説明書だけでなく、
A型自分の説明書、AB型自分の説明書が相次いで出版され、
さらには、長女の説明書に、ひとりっ子の取扱説明書。
いったい、この説明書ブームは、どこまで広がるんだろう。
「乙女座の説明書」や「昭和生まれの説明書」や「左利きの説明書」など
広げようと思ったら、どこまでも広がりそう(笑)


これらの本は、みな自分の目線寄りという共通点あり。
ここにヒットの理由がありそうです。
「あなたって、こういう人間だよね」と他人に決めつけられるのではなく、
「私って、こういう人間なの」と自分で語りたいってことなのかしら。
占い師が性格を決める占い本が進化すると、こうなるのかもしれません。

ところで、ブームに乗り遅れているO型さん。
O型自分の説明書の出版は、来月の予定みたいです。
どの本がどれだけ売れるか気になります。
その結果からも新たに何かが生まれそう。。。
これも一種のマーケティングですね。


追伸その1。
調べると、ひとりっ子の説明書は、
長女の説明書と同じ出版社からも出版されていました。
というわけで、ひとりっ子は、ふたつの出版社から出てました。
(ややこしいので、こちらにまとめてみました)

追伸その2。
双葉社は立ち読みができるみたいなのでリンクしておきますね。
★長女の説明書 お姉ちゃんにまかせなさい!(双葉社HP)
★ひとりっ子の説明書 ひとりっ子ですが、何か?(双葉社HP)

7月25日




衝動殺人犯全員の脳には前頭葉機能の低下の特徴が

衝動殺人犯の脳には、特徴があるそうです。

アメリカで、衝動殺人犯の脳を調べてみると、
犯人の全員が、脳の前頭葉機能が低下していたそうです。
つまり、犯人の脳は、我慢できない脳だったのです。

たとえ、「むかつく〜ぶっ殺したい〜」と思っても、
ふつうは、前頭葉がきちんと働き、「殺しちゃ駄目ですよ〜」
と前頭葉がブレーキをかけるようになっています。
しかし、前頭葉の機能が低下している脳は、ブレーキが緩いのです。

そこまでわかっているのなら、脳を調べることによって、犯罪が防げそうですが、何も罪を犯してないのに、差別を生む危険性もあるから、難しいですよね。


最近の子どもはキレやすいと言われています。
子どもが騒いで授業が成立しない、学級崩壊や小一問題など、
昭和の時代では考えられなかった事が、学校で問題になってます。

信州大学で長く続けられている実験によると、
約30年前の小学校低学年の忍耐力と
現在の小学校高学年の忍耐力は、同じくらいなんだそうです。

つまり、約30年前と比べて、今の子どもの忍耐力は、
だいたい4年くらい遅れているそうです。


ちなみにどんな実験かというと、
子どもの目の前に、赤ランプと黄ランプを置いて、
赤ランプが点いたら、ボタンを押しなさい、
黄ランプが点いたら、押しちゃいけない、
スピードも競わないという、非常に単純な実験であります。

押しちゃいけないと言っているのに、
ランプが光ると押したくなる子が増えているそうです。
それもまた可愛いんだけどね、いつまでもそれでは困るよね。

どうしてそんな風になってしまったか、養老孟司先生が仰るには、
今の子どもは、「おあずけ」の訓練をしてないからなんだそうです。


たしかに、昔と比べると、生活の中の「おあずけ」は減りました。
たとえば、30年前のテレビは、リモコンがありませんでした。
チャンネルを変えるときは、チャンネルをクルクル回していました。
一家に一台しかないから、観たい番組がいつも観られるとは限りません。
むしろ、チャンネル競争に負け、観られないことのほうが多かったし、
私もそうだったけど、テレビよりもラジオの時間が主流でした。
今は、リモコンのボタンを押せば、テレビのチャンネルは変わります。
録画すれば、CMまで飛ばせるようになっています。

電話もそう。
30年前の電話は、黒電話で、じこじこ回していました。
これまた一家に一台だから、好きなときに電話はできないし、
家族が聞いているから長電話もできない。大好きな彼の声も聞けない。
今は、ボタンひとつで電話ができて、電話番号を覚えなくてもいい。
携帯を持っていれば、わりと自由な時間に電話ができる。
留守にしていても、留守番電話が用件を聞いてくれる。
と、このように日常に「おあずけ」の機会は、大幅に減ってしまいました。


秋葉原の事件で逮捕された加藤容疑者は、
親が書いた作文で賞を取り、親が書いた絵で賞を取り、と書いていたけど、
成長期の大事な時期に、一緒に宿題をするわけでもなく、
勉強の方法を教えるわけでもなく、宿題してあげるだけだったから、
彼は、感謝もできない、我慢もできない人になったのかもしれません。

好きな時間に寝て起きて、好きなものを、好きな時間に食べて、
嫌になったらすぐやめて、好きなことしかしたくない、
こんな生活も、辛抱できない人を作っているんだろうね。


子供を駄目にする確実な方法がある。
それは子供がほしがる物を何でも与えてやることである。


という言葉をルソーは残していますが、やっぱりその通りなんだろうな。
子どもだけじゃなく、大人にも同じ事が言えるんだけど。

そういえば、ちょっと前に、宿題の代行屋に、宿題を依頼する親が増えて、
文科省が問題にしていた事を思い出して、検索したら出てきました。
長くなるのでリンクします。
親が子どもに全く関心のないのも問題だけど、これもどうなんだろう?

便利になってしまった今の時代は、「おあずけ」させるほうが大変なんだけど、
大人になって苦労させたくないなら、かわいい子には旅をさせよですね。
わたしも前頭葉をきたえなきゃ、脳トレがんばるぞー。

6月14日



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