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祝!流行語大賞「ゲゲゲの女房」の総集編

ゲゲゲの女房、じゃなくて、「ゲゲゲの〜」が、
2010年ユーキャン新語・流行語大賞に選ばれました。
おめでとうございます。私も嬉しいな。

水木先生の故郷である鳥取県境港市にある「水木しげるロード」。
人口3.5万人の小さな街に年間250万人の観光客が訪れるそうです。
250万人という数字は、東京ディズニーランド、USJに次ぐ
日本第3位の観光客数になるそうです。

いろいろ話を聞いていると、成功の秘訣は、
水木しげる作品の全てが著作権フリーだったこと。
つまり、まちのみんなが自由に鬼太郎で商売が出来たのです。
こんな心の広い人って珍しくないですか。
それを許してしまう家族や関係者もすごいです。
水木先生にどうしてそんなことができるのか聞くと
「饅頭は2個以上食べられない」と言ってました(笑)
欲深くないから、福の神も寄ってくるんだろうね。

「ゲゲゲの女房」の総集編が年末にあるよ。
見てない人は見て欲しいな。
総集編だからもの足りないかもしれないけど、
気持ちがぽかぽかあったかくなると思います。

【ゲゲゲの女房の総集編】
12月29日(水)、30日(木)、31日(金)
午前7時20分〜8時28分(68分×3回)

12月3日




はなまるマーケットはなまるカフェに松下奈緒

【ゲゲゲの女房 終わって寂しい 】

ゲゲゲの女房が終わって約2週間。アクセス解析を見ると、【ゲゲゲの女房 終わって寂しい 】というワードで検索してブログに訪問してくれる人が多いです。

わかります、わかります。
私もそうです。私も寂しいです。

今日のはなまるカフェのゲストは松下奈緒ちゃんだったのでしっかり録画。いきなり1枚目の写真から向井君と奈緒ちゃんのツーショット写真。写真を見ただけでじーんとしてきました。

はなまるマーケットの木曜レギュラーは杉浦太陽くん。太陽君も浦木(ネズミ男のモデル)としてゲゲゲの女房に出演していたので、奈緒ちゃんとのトークはとっても嬉しそう。奈緒ちゃん以上にテンション高くて、一緒にゲゲゲトークができて楽しそうでした。

やっくんが10ヶ月で30年間も一人の女性を演じると、クランクアップは寂しかったんじゃないか?と尋ねると、奈緒ちゃんはあんなに泣いたことはないくらいクランクアップは大号泣し、いろんなことが走馬燈のように思い浮かび、なんか言いたいのに声にならなくて、現場を離れることが、役と離れることが、辛かったと答えてました。

トークの途中で、奈緒ちゃんがありがとうのピアノバージョンをスタジオで演奏したんだけど、演奏が終わるとやっくんが「ぐっときた感動した」と涙ぐんでて泣くのを我慢してました。そのうるうるしたやっくんの目を見て隣の岡江さんがもらい泣きしそうになり、その隣で太陽君がポロポロ泣いてました。太陽君が泣いている姿を見て、奈緒ちゃんが「浦木さん」と励ましているのが可笑しくて懐かしくて嬉しくて私もぐっときました。

また寂しい気持ちになってきたけど、
でも、そんな時は、布美ちゃんの笑顔を思い出すの。。

お父さん。
お金はないけど、
わたし、毎日笑って暮らしとるよ。

10月7日




水木プロダクション謝恩パーティーの湯飲み

ゲゲゲの女房のラストは安来なんですね。明日で最終回かと思うと泣けてきます。私の生き甲斐がまたひとつ去っていく。。。

さみしいけど、ゲゲゲの女房は最後まであったかいから、やっぱり好き。

向井君は茂さんにしか見えなくて、向井君であることを忘れてしまう。そんな向井君に奈緒ちゃんはぴったりで、本物の夫婦にしか見えない。ゲゲゲを見ると、夫婦っていいなぁ家族っていいなぁ仲間っていいなぁと素直にそう思えます。

ゲゲゲの女房を見始めてすぐに買った公式ガイドブック。もうほとんど知っていることばかりなのに今読んでも新しい楽しみがあります。

脚本家の山本むつみさんが、水木先生の「米寿のお祝いの会」の話をされていました。お祝いの席で花束を贈られた水木先生が「私は変人なので、お母ちゃんがいなければやってこられませんでした」と話された後「これはお母ちゃんに」と横に座っていた布枝さんに花束を渡されたそうです。いい話だなぁと思っていたら金曜日の冒頭のシーンになっていて嬉しい気持ちに。

山本むつみさんのインタビューはドラマと同じように感動する話があり、
たとえば・・・。

今の時代は、結婚でも就職でも、《最初にどれだけいい条件のものが手に入れるか》で人生が決まるように思いがちです。でも布枝さんの人生は違っていました。
不遇なときでも、目の前にある生活を大事にして、夫を信じ、寄り添って、日々の暮らしの中に喜びを見つけ出していく・・・そんな布枝さんの半生には、今を生きる私たちの心にも響く、強いメッセージがある。


運命は「命を運ぶ」と書くけれど、運命を作っているのは他の誰でもない自分自身。布枝さんは表に出る人ではなく、裏で夫を支える生き方を選んだ人だけど、それだってひとつの選択。なかなか貫き通せるものじゃありません。自分が納得して受け入れているから文句を言わない人なんだと思いました。

ドラマの話に戻りますが今週は懐かしい人がいっぱい。

初代アシスタントの倉田や小峰、雄玄社のみなさん、質屋の亀田さんに太一君、商店街のみなさん、戌井夫妻。人ってひとりじゃ生きられない!いろんな人に支えられて生きているのがわかるまとめの週です。しかし、あと1週間しか時間がないのに、まさか菅ちゃんが話の中心になるとは・・・。でも、菅ちゃんのエピソードも感動しました。

あんたの代わりはおらんのだ!

残念ながら、ほとんどの人に代わりはいるもんです。辞められると、数日は困るかもしれないけど、誰かが埋められるように世の中はなっているものです。むしろそうあるべきだと私は思います。後の人が困るような辞め方はするべきではない。だからこそ、尊敬する師匠からの叱咤激励は胸にぐっときます。「あんたの代わりはおらんのだ!」なんて怒られたら嬉しくてしゃあないです。必要とされることは心強いものです。

先週の予告を観て、パーティーはてっきり「紫綬褒章の授賞式」かと思っていたのに、水木プロダクション設立20周年を記念する謝恩パーティーでした。布枝さんの自伝に、天皇陛下にお会いできることを水木先生がものすごく喜ばれていた様子を書かれていたので、秘かに私も楽しみにしていたのですが、映像にするのは難しいのか。普通に考えたら難しいよね。でも、謝恩パーティーで懐かしい人に会えたし、手塚治虫らしき人もいたりして面白かったです。

ところで、謝恩パーティーの湯飲みですが、
目玉おやじと一反もめんの湯飲み、可愛すぎます。
販売してくれないかなぁ。欲しいよ〜。

9月23日




ゲゲゲの女房「イカルとイトツ」夫婦ですけん

俺より先に死んではいけない!
例えばわずか一日でもいい!
俺より早く逝ってはいけない!

と歌ったのは「さだまさしの関白宣言」。

男の人はやっぱり奥さんより先に死にたいのかしらん。奥さんにだけ寂しい思いをさせるなんて酷い〜と思ったりもするけど、残りの人生を楽しみにされるのもなんか複雑。夫婦一緒に死ねたらそれがいいんだろうけど、そううまくいかないのが人生。

寿命から考えると男の方が先に逝ってしまうんだよね。
私はどっちがいいんだろう。先に死ぬか、後から死ぬか。
考えてもどうしようもないから考えたことなかったけど、
イカルが落ち込んでいるのを見たらいろいろ考えてしまいました。

夫婦というのはおかしなもんですねえ。
親同士が勝手に決めた縁談で、他人同士が一緒になったのに、
お父さんがおらんようになった寂しさは、子供でも孫でも埋められんですけん。


イカルがミヤコに語りかけたセリフです。
60年も夫婦でいたら、やっぱり寂しいんだろうね。
自分の親よりも子どもよりも長く一緒にいるんだもんね。

私はどうだろう。
先に死なれて寂しいのは嫌だけど、後に残していくのも心配。
でも、まだ自分がイカルの年齢になってないからかもしれないけど、
「寂しい」と感じられるほど慕える相手と結婚したことは羨ましい。

「ゲゲゲの女房」は、布美枝と茂夫婦だけでなく、イトツとイカル夫婦、源兵衛とミヤコ夫婦、こみち書房夫婦、戌井夫婦、いろんな夫婦が出てきました。それぞれ夫婦の形は違うけど、どの夫婦も相手を思いやっているのでほのぼのしてていいなぁ。もちろんいろんなことを乗り越えてきたから味わいがあるんだけど、それも含めていいなぁ。イトツとイカルは、サザエさんとマスオさんが年取ったような夫婦でした。

藍子の独立宣言。
せっかく教員採用試験に合格したのに、親から喜んでもらえない藍子。なんとも可哀想でした。親にも親の考えがあるのはわかるけど、一生懸命頑張ったのにそれを否定されたらやっぱり悲しいよ。

でも、藍子のように親から反対された人は私の周りにもいたなぁ。《女は手に職をつけなさい!》と言う親が圧倒的に多かったけど、《女が勉強して出世してもろくな事がない!》と豪語する頑固親父もまだまだいて、すんごい成績がいいのに、県外の大学は絶対にダメ、短大じゃないとダメ、と反対され夢をあきらめた子もいました。

ただ、自分が若くて渦中にいるときは理不尽な感じがしたけど、親が高齢になってくると「私が幸せなら親も安心だよね」などと思えなくなり、私は布美枝のように実家から遠く離れて暮らしているので、やっぱり親のことが心配で・・・。だから、最近は親元で就職するほうが幸せなのかもと思うようにもなりました。

来週はいよいよ最終回。
最終週のタイトルは「ありがとう」。
脚本家の山本むつみさんが、「最終週は泣きながら書いた」と語っていたけど、どんなラストになるんだろう。楽しい場面ですら泣きながら見てしまいそう。寂しいよん。

9月17日




松下奈緒「スタジオパークからこんにちは」

「スタジオパークからこんにちは」のゲストは松下奈緒でした。

ショック。録画し忘れました。

ワンセグで見ることができたからよかったんだけど、最後にゲゲゲの女房のテーマ曲「ありがとう」を松下奈緒ちゃんがピアノ演奏してくれて、それが素晴らしく美しかったので、やっぱりショック。

もう一度観たい聞きたい。
再放送してくれないかしらん。

松下奈緒ちゃんは外見が大人っぽいし、声がドラマと違って低いからか、話をしても落ち着いているし、外見も中身も25歳には見えませんでした。途中、VTRで登場した向井君が、奈緒ちゃんは生放送に強い!と言ってたけど、ピアノ演奏も堂々としていたし、最後はちゃんとカメラ目線で「そげですね」とサービスしてからお別れするし、しっかりしてるわ。

そんな奈緒ちゃんを泣かせたのは藍子(菊池和澄)と喜子(松本春姫)でした。ふたりから絵のプレゼントと手紙をもらい、本物の手紙はもっと内容が長いけど、藍子ちゃんは「おかあちゃんが大好き。見えんけどおるよ」、喜子ちゃんは「また一緒に仕事できるよう頑張るから、お母ちゃんも頑張って。るなを忘れないでね」というような泣かせることが書いてあり、それを司会の住吉美紀さんが読むと、奈緒ちゃんはうるうる目を潤ませていました。

去年の11月から始まった撮影。月曜日はリハーサル。火曜日から金曜日まで収録。収録はだいたい午前9時〜遅いときは夜中まで。メイクは午前8時から始まるのでメイク室でOAを観ながら化粧。NHKの食堂のメニューは全部食べたそうです。そういえば向井君も「江」の記者会見で似たようなことを言ってたような。

撮影の裏話で面白かったのは、藍子の進路のことで口喧嘩したとき、茂の「おやおやおや」と布美枝の「あらあらあら」はふたりのアドリブだったこと。茂が戌井さんに悪魔くんがテレビ放映されたことを電話で報告したとき、台本にはなかったけれど、茂に肩を叩かれた奈緒ちゃんが大泣きしたこと。

撮影とは関係ないけど、住吉さんに向井君のことを本当に好きにならなかったの?と聞かれ、「やっている間は好きでしたよ」と答えてたこと。撮影中はずっと「お父ちゃん」と呼んでたそうです。そんな話を聞いてると私ももうすぐ会えなくなるのねと寂しい気持ちに。

思い出を語りながら心に残るシーンがいくつか流れました。どれもとれもうるうるくるシーンばかりで、泣くのを我慢するのに必死でした。しかし一番驚いたのは、住吉美紀さんがバツイチだと告白してたこと。

9月14日




SAPIO・ゲゲゲの女房が日本人に愛される理由

えーん。

今日の「ゲゲゲの女房」は涙腺決壊注意報。泣いた、泣いた、泣きまくり。

母(古手川祐子)に泣かされ、
茂(向井理)に泣かされ、
イカルとイトツに泣かされ、
藍子と喜子に泣かされ、
とくに、喜子にはやられまくり。
お迎えの頭なでなでに始まり、最後の電話。布美ちゃんと一緒に泣き崩れてしまったよ。

ずるいな〜。泣かせるよな〜。
だから、喜子はあの電話で遊んでいたのね。
ただ可愛いだけの演出ではなかったのね。

無邪気な喜子とは対照的にしんみりする藍子。
藍子が黙ってオルゴール見つめるシーンも切なかったです。

向井君、ホタルノヒカリでは頭ぽんぽんだけど、
ゲゲゲの女房では肩にそっと手を置いてた。
不器用な男の優しさはぐっときます。

しかし、弟が事故で死んでとても悲しい話なのに、流す涙はどうしてこんなに温かいんだろう。悲しみ以上に人の優しさを感じるの。すごいよ「ゲゲゲの女房」。


今週のSAPIOに「ゲゲゲの女房」の特集が掲載されてました。
ゲゲゲファンなら知ってるような内容も多かったけど
14頁もあったので読み応えありました。

●「ゲゲゲの女房」が日本人に愛される理由
●評論家・呉智英さんのインタビュー
●父親役・大杉漣さんのインタビュー
●NHKプロデューサーが明かす松下奈緒抜擢の理由
●作家・戸井十月さんのインタビュー
●水木しげると探訪する妖怪原色美術館
●次女・水木悦子のインタビュー(ドラマでは喜子)
●赤塚不二夫の娘・りえ子のインタビュー。
●手塚治虫の娘・るみ子のインタビュー。

こんな感じの特集。
手塚治虫と赤塚不二夫の娘が水木しげるを語るのが斬新でよかったです。

呉智英さんのインタビューでは、脚本家の山本むつみさんについて触れていました。山本さんがまだ若いとき編集者をしていた頃から知っているらしく、当時から聡明で誠実な仕事をする人だったと誉めていました。ゲゲゲの女房もよく勉強して巧みに描いていると感心されていました。また、島根県境港市が水木ロードを作ろうとしたとき、地元の人達から反対されたというエピソードも面白かったです。

大杉漣さんのインタビューは、ちょっこしうるっとしてしまいました。源兵衛のセリフの中で大好きなセリフは「一生懸命働いて貧乏なら、堂々と貧乏しとればいいんだ!」なんだそうです。私も好きだな。このセリフ。松下奈緒ちゃんと向井くんのことをエピソードと一緒に語られていました。そして、最終週の脚本のことも。詳しくは言えないけど脚本を読んで号泣してしまったそうです。楽しみだけど寂しい。

松下奈緒ちゃん抜擢の理由は意外でした。ドラマではなくトーク番組を見てビビッと来たそうです。そのトーク番組は民放の長寿番組らしいけど、徹子の部屋かしら?現場はすごくいい雰囲気だったみたいです。

8月26日




ゲゲゲの女房クランクアップの動画に号泣

ゲゲゲの女房の撮影が終わったそうです。NHKの「コレ見てムービー」にクランクアップの動画がアップされていたので観てみました。

松下奈緒ちゃん(布美枝)がきちんと話せないくらい号泣してて私ももらい泣き。

向井くん(茂)は冷静に語っているんだけど最後はマイクなしで頭を下げ、それを見てものすごく寂しくなってまた号泣。

最終の収録シーンは、9月23日放送予定で舞台は1986(昭和61)年の調布の家だったみたい。今週はまだ観てないんだけど、なんだか観るのがもったいなくなっちゃった。

セレモニーでくす玉が割られたとき、一反木綿が紙吹雪と一緒に舞ってました。それが可愛いの。可愛いけど可愛すぎるからスタッフがどんな思いをして作ったんだろうと想像すると切ない気持ちに。

写真はスタジオパークに飾られていた松下奈緒ちゃんの色紙。
向井理くんはもちろん主要キャストの色紙が飾られていました。
10月になったらこれも見られなくなるのでしっかり見てきました。

向井くん出演番組「ママさんバレーでつかまえて」が再放送。
ゲゲゲの女房にリンクされてた。これおもしろい?

8月19日




水木しげる、武良布枝、荒俣宏「ボクらの時代」

ボクらの時代を見ました。

ゲストは、水木しげる先生、夫人の武良布枝さん、荒俣宏さん(荒俣先生は水木先生の弟子。漫画ではなく妖怪の。世界妖怪会議には毎年出席しているそうです)。

水木夫妻はふたり仲良く並んで始終にこにこ笑顔。弟子の荒俣さんとは気心しれているのかふたりともリラックス。水木先生は話の途中で饅頭を美味しそうに食べるし、子どもみたいにマイペース。荒俣さんが「後で食べましょう」と制していたけど、最後は荒俣さんも饅頭を頬張るほど、ほのぼのとした雰囲気の対談でした。
でもちょっこし戦争の話にも触れて、終戦記念日に相応しいゲストでした。

水木先生は戦争で片腕をなくされています。戦争に行った人から見れば、 食べる物があって、着る物があって、住む所があれば、それだけで平和な世の中なのでしょう。戦時中のことを思うと、「無事に呼吸できれば、それで幸せ」と仰っていました。

水木先生の素晴らしいところは、生きている人間とは比較しないこと。「どうして自分だけ片腕がないんだ」「片腕がないから働けない」なんて泣き言は言わないし、奥さまもよく言われているけど、いつも前向きで明るい。だから人も福も集まるんだと思う。
荒俣さんが水木先生に、幸せになる方法を尋ねたときは、
不平や不満のある人は、幸せの基準が高すぎる。
幸福の値段を下げれば、みんなが幸せになれる。

と答えられていました。


水木しげる先生、88歳です。
お兄さんの武良宗平は90歳、弟さんの武良幸夫は86歳。
兄弟3人みな元気です。

ドラマ(ゲゲゲの女房)でも仲良し3兄弟だけど、今でも、兄弟3人で毎日一緒にお茶を飲んでいるそうです。水木先生の健康方法は睡眠、お兄さんの健康方法は水泳、弟さんはゴルフが健康法。「兄弟は他人のはじまり」なんて言う人もいるけど、80歳過ぎてもみんな元気で仲良しなのが本当に素晴らしいなぁと思いました。



おまけです。

同じ日の「TheサンデーNEXT」には、向井理くんが出演。
たまたまチャンネルを回すと発見してしまいどきゅんこ。
徳光さんと対談してました。

向井君がこれまた素晴らしくいい男なの。

途中から見たので、もしかしたらホタルノヒカリの話もしたかもしれないけど、私が見たところは、ゲゲゲの女房の話ばかりでした。徳光さんが「今日、向井君と会うことを68歳の妻と15歳の孫に羨ましがられた。ファンの年齢層が広いですね〜」と言うと、その人気は朝ドラのおかげ。人気と実力は違うから履き違えないようにしたいと答えてました。大人だわ。

向井君が水木夫妻と会ったとき、ふたりは本当に仲が良くて、今でも現在進行形でラブラブになっている水木夫妻を見ていると、見合いからはじまる恋愛もいいなぁなんて思ったそうです。

プライベートな話で感心したのが、あの若さで親に仕送りしていること。向井君のお母さんは中学教師、お父さんは整体師だったそうですが、もう高齢なので面倒を見ているとのこと。泣かせるのが、お金だけ振り込むのは寂しいので、直接会って渡しているそうです。親からするとお金より会いに来てくれることのほうが嬉しいだろうな。

そして、あんなに仕事が忙しいのに、父の日はごはんを食べに連れて行って、大河ドラマが決まったことを報告したんだって。水木先生もそうだけど、向井君も親を大事にする人なんだよね。だから、みんなの心を打つ演技ができるんだろうななんて思いました。

今日は終戦記念日です。写真は靖国神社。菅内閣の閣僚は全員参拝しなかったそうで、終戦の日に閣僚が1人も参拝しないのは初めてだったそうです。寂しい話です。

8月15日




「墓場鬼太郎〜ゲゲゲの鬼太郎」作詞作曲

今週のゲゲゲの女房は「鬼太郎ブームがはじまった」なんだけど「いずみの恋」の間違いじゃなかろうか?と思うくらい、いずみちゃんがモテモテでメロメロです。

いずみちゃんが好きな倉田圭一さん(モデルは池上遼一)とは相思相愛のようだけど、どうなるんだろう。



(8月6日追記)

いずみちゃんの夏休み(恋)が終わりました。
いずみちゃんが藍子の手をとって火傷の後を見る仕草もせつなかったけど、倉田さんとのお別れのシーンはもっとせつなかったです。お互い好きなのに、好きだとも言えずに終わってしまいました。倉田さんのイラストが美しすぎて泣けますよ。うるうる。



(8月5日追記)

鬼太郎の歌が完成しました。
歌詞が完成したとき、原案通り、一番最初のお披露目は布美ちゃんでした。

実は、私、ゲゲゲの鬼太郎のアニメを見たことないのです。そんな私でも鬼太郎の主題歌は知っています。ちゃんと歌えます。そのくらいインパクトのある歌ですが、松下奈緒ちゃん、メロディーにつられることなく、ちゃんと朗読できてましたね。さすが音楽家。

鬼太郎の歌は、アニメの主題歌として作られたわけではありません。キングレコードが少年マガジン(ドラマでは少年ランド)に連載しているマンガ家に作詞してもらって1枚のレコードを作るという企画(少年マガジン主題歌集)で誕生した歌です。

この歌に飛びついたのが、ラジオの深夜放送のDJ達。替え歌にしても面白いというので、若者達の間にあっという間に浸透したようです。このラジオでの人気がテレビ化に結びつけたみたい。今「サンデーとマガジン〜創刊と死闘の15年」を読んでいるんだけど、この本に「鬼太郎の歌」のエピソードが書かれていました。

「鬼太郎の歌」の歌詞が完成した時は、少年マガジンの内田さん(ドラマでは豊川悟)もキングレコードの人もぶっ飛んだそうです。知らなかったんだけど、鬼太郎の歌を作曲したのは、いずみたくさんなんですね。いずみたくさんは、ハトヤのCM「伊東に行くならハトヤ、電話は4126(良い風呂)」を作曲した人です。

「サンデーとマガジン〜創刊と死闘の15年」には、少年マガジンの内田さんの話はたくさん出てくるんだけど、水木しげる先生の話は5ページくらい。でも、当時の漫画を取り巻く環境がよくわかって面白いです。いや熱いです。あまりの熱さに「トリビアの泉」のへぇへぇボタンが欲しくなるくらい。

今でこそアニメは日本が誇る文化のひとつになったけど、昔は有害だったんだよね。私が子どもの頃もまだまだ漫画は悪だったからなぁ。どのくらい漫画が嫌われていたかというと、鳩山由紀夫さんの祖父である鳩山一郎さんが内閣総理大臣だった時、国会で、

「かくせいざい、不良出版物等のはんらんはまとこに嘆かわしい事態でありますが、特にわが国の将来をになうべき青少年に対し悪影響を与えていることは、まとこに憂慮するべきことであります」

と演説されたくらい。漫画はかくせいざいと同等に語られるほど悪だったのです。ドラマでも「不良図書から子どもを守る会」の一団が「こみち書房」に押しかけていたけど、当時は全国各地で抗議運動が燃え上がり、運動家達は小学校の校庭で漫画を焼いたり検閲を要求したみたい。

でもね、明治末期の新聞にこんな記事があったんだって。

近年の子どもは、夏目漱石などの小説ばかり読んで漢文を読まない。
これは子供の危機である。


夏目漱石も否定されてたなんて。歴史は繰り返されるんだね。
おもしろいね。

8月4日




ゲゲゲの女房の次女(子役)喜子の松本春姫

ゲゲゲの女房です。

第20週「妖怪いそがし」から長女(藍子)も次女(喜子)も大きくなりました。

オープニングの土手を自転車で走るシーンも、 茂さんと布美枝から、藍子と喜子も加わり4人になり、「うぉ〜」と興奮してしまいました。

昭和47年の設定なので、藍子は小学4年生なり喜子は幼稚園の年長さんです。子役はふたりともすんごい可愛いんだけど、とくに喜子役の松本春姫ちゃんがめちゃんこ可愛い。

松本春姫ちゃん。春姫と書いて「るな」と呼ぶそうです。どこかで見たことあるな〜と思ったら、天地人やだいすきに出ていた子役でした。

「だいすき」は知的障害のある23歳の女性の子育て奮闘記を描いたドラマで、松本春姫ちゃんは、ひまわりという名の娘役でした。その頃から(写真をリンク)も、めちゃんこ可愛らしかったんだけど、相変わらずかわいいです。



第23週「妖怪はどこへ消えた?」から大きくなった、藍子と喜子。
藍子はお姉さんらしくなり、よっちゃんはそのまんま(笑)お年頃になっても昔の面影を残し大きくなっていました。喜子を演じているのは荒井萌ちゃん。1995年3月生まれですよ。萌ちゃんのブログに喜子の衣装に時代を感じると書いてあったけど、わたしゃ1995年に時代を感じますよん。

8月3日




藍子の子役に初代の村井布美枝(菊池和澄)

水木先生の息抜きのひとつは、家の設計だったそうです。ネタバレになるからこの先は我満するけど、原案本で語られていた水木先生の改築話は笑えました。

朝ドラですが、村井家は3人のアシスタントを迎え、(第1回目の)改築をしました。ボロ家の面影はすっかりなくなり、近代的なお家になりました。

村井家のキッチンや居間、並んでいるものを見ていると、子どもの頃を思い出して、懐かしい気持ちになります。

まず、キッチンの珠のれん。じゃらじゃらのれん。
たしかにどこのお家ものれんは珠のれんだったような。
当時は流行っていたんだろうね。
(懐かしすぎて調べてみたら、珠のれんの産地は兵庫県小野市で
 昭和30年頃からそろばん玉を応用して製品化したのが始まりなんだって)

黒電話もなつかしい。
うちの実家は私が成人する頃まで黒電話を使ってました。
これまた、どこの家も同じだと思いますが、電話は一家に一台時代です。
友達と長電話したくても、親の目が気になり、なかなか出来なかったし、
とくに好きな人に電話するときは、それはそれは大変でした。
「何時頃に電話するから絶対電話の前にいてね」と約束したものの
彼のお母さまが電話に出たり、自分の親がいない隙にかけたのに、
突然帰って来られて、慌てて電話を切ったり、
思い出すのはそんなことばかりだけど、懐かしいです。

炊飯器も懐かしい。
子どもの頃の炊飯器は保温機能がなく、ただ炊くだけでした。
それでも主婦にとっては有り難かったんだろうけど、
余ったごはんは、冷えてべちゃっとなるからまずいの。
冷やご飯は、焼き飯や雑炊やお茶漬けにリメイクされてたけど、
やっぱり炊きたてのご飯はうまかったよ。

そう思うと、今の炊飯器は凄いよね。
長時間保温しても、ごはんが黄色くならないんだもんね。
中国人観光客にも日本製炊飯器はめちゃくちゃ人気あるらしく、
1人が何個もお土産用に買って帰るらしいです。
日本の技術はやっぱりすごいんだよね。
ただ、おこげが食べられなくなったのが、ちょっこし寂しいけど。

あれ、話題がどんどんゲゲゲの女房から離れてる(笑)

火曜日までしか見てないんだけど、味噌汁の話はよかったです。
親に仕送りするため、毎日、日の丸弁当を持参しているお弟子さんがいて、
それを知った布美枝は、お弟子さん達に味噌汁を作って出すんだけど、
その気持ちを重荷に感じたお弟子さんは、思い過ごしなら申し訳ないけど、
根性据えないと漫画家にはなれないから気を遣わないで欲しいと言うわけよ。

布美枝は、一応謝るんだけど、味噌汁を作っているのは、
あなたのためではなく、夫のために作ってるんだと話し始めるの。
お弟子さん達が、健康に働いてくれることが夫のためになるから、
私も夫のためにお手伝いがしたいんだと優しく彼を諭すの。
この彼女の心遣いに、懐の大きさに感動しました。


ところで、今の藍子ちゃんって何代目なんだろう?
ニュースによると、6代目藍子は、初代の村井布美枝になるらしい。
子ども時代はダイジェスト番組でしか見てないけど、
初代ヒロイン役の菊池和澄ちゃんは演技がうまいので楽しみ。

いずみちゃん(妹)の恋バナも気になるところです。
写真は石川パーキングエリアで見つけた「目玉のおやじ汁」。
「汁」と書いて「ドリンク」と読むみたい。味はゆず果汁。

7月27日




雄玄社漫画賞のモデル「講談社児童まんが賞」

やっと貧乏神がいなくなりました。
(ゲゲゲの女房の感想です)

手を振って村井家から退散した貧乏神。やっといなくなってホッとしましたが、寂しそうに去っていくので、なんだか私まで寂しい気持ちに。。。あかんあかん、貧乏に未練は禁物よ。でも、貧乏だったから得られたこともたくさんあるんだよね。

貧乏だったからできた努力。
貧乏だったから生まれた知恵。
貧乏だったから固くなった信頼。

もし、最初から裕福だったら、得られなかったかもしれない。
そう思うと、貧乏神はやっぱり神様だわ。神様は神様に違いないと思いました。


ゲゲゲの原作本で、ぐっときた出来事の一つが、水木しげる先生が『講談社児童漫画賞』に選ばれたときでした(ドラマでは雄玄社マンガ賞)。43歳まで漫画をあきらめなかった水木先生のその姿勢にも感動しましたが、そのことを自分のことのように喜び、誇りに思う、妻の布枝さんにぐっときました。

私は人に自慢できるような力もなく、
なんら立派なことをなしとげたこともない平凡な人間です。
でも、私は、彼の仕事を信じ続けてきました。
そのことは、私の生涯最大の「誇り」なのです。


人にはそれぞれ役割があり、表舞台で活躍する人がいれば、その裏には必ず支えてくれている人がいます。奥さまはもちろん、深沢さん、戌井さん、雄玄社の豊川さん、そしてうっとうしいけど、どんな時もそばにいる浦木も、水木先生を支えている人達です。浦木は彼らしくふて腐れていたけど、授賞式で嬉しそうに喜ぶ彼らを見ていたら胸が熱くなりました。一緒に苦労を乗り越え、ともに感動の涙を流せる仲間がいるって素敵です。

布美枝が茂のために頑張って作ったご馳走が美味しそうでした。藍子ちゃんは寝てるし、茂さんはなかなか帰ってこないから心配したけど、ちゃんと食べてくれてました。よかった。喜ばせたくて作った料理を食べてもらえないときってけっこう切ないからね。
私は緑色の餃子、好きです。野菜たっぷり問題なしです。なんだか餃子が食べたくなってきたので、明日は餃子を作ることにします。もちろん緑色の!

7月17日




視点論点「ゲゲゲの女房と現代家族の風景」

NHK教育テレビ「視点・論点」で、作家の藤原智美さんが
「ゲゲゲの女房と現代家族の風景」のテーマでお話してました。

・藤原智美さんも毎日見ています。
・何がおもしろいか、まず、懐かしい。
(ちゃぶ台、モノクロの白黒テレビ、ダイヤル式黒電話
 町に出ると、乾物屋、貸本屋)→郷愁感を覚える。
・中高年はとくに共感するだろう。
・しかし、若い人からも人気。それが不思議である。
・映画「オールウェイズ夕日の三丁目」と比較
 (映画のタイトルをちょっこし間違えて紹介)
・三丁目も若い人から人気。
 自分が体験してないのに懐かしさを感じる不思議。
・小さなテレビ、ダイヤル式電話時代に戻りたいわけではない。
 やはり、携帯電話やパソコンや大画面に慣れてくるとそっちがいい。
 戻りたいわけじゃないけど、懐かしいというのが特徴。
・水木しげるというマンガ家をみんなが知ってみている。
 そして、彼が成功することも見る前から知っている。
 今は貧乏だけどやがて豊かな生活があることを知っている。
 知っているという安心感がいい。
・おはなはん、おしんを語る。
 朝ドラのヒロインは、破天荒で型破りで元気で逞しくて自立している女性。
・見ている層は主婦層が多い。
・高度成長期は専業主婦率が圧倒的に高い。
・主婦層は憧れの目で今までのヒロインを見ていた。
・ゲゲゲの女房は、良妻賢母の典型で、今までにないヒロイン像。
・今は専業主婦は多くない、8時に見ている人も少ないだろう。
 今見ている人は高齢者、働き方も変わり若い人も見ている。
 リタイヤした団塊世代の男達も見ている。
・朝ドラを観ている層が絞れなくなってきた。
・いろんな人がいろんな見方をしながら見ている。
・ドラマを作る側はターゲットを絞りこめない。
・現代社会において、モデルとなるような家族像を私達自身が描けない。
・ゲゲゲの女房は、完全なる核家族。シンプルなモデル。
・20〜30年後のテレビ小説で描かれる家族像が思いつかない。
・現代家族は、30年後に、懐かしさ、ノスタルジー、郷愁感を残せない。


最初の方は、私でもわかるような当たり前のことしか語ってなく、
だから共感できて、ふむふむと思いながら聞いてたんだけど、
最後1分の話は、ズキンと考えさせられました。

20〜30年後のテレビ小説で描かれる家族像が思いつかない。
現代家族は、30年後に、懐かしさ、ノスタルジー、郷愁感を残せない。


懐かしい気持ちにさせる文化を残していくことが現代人の役目なのに、
こんなにみんながバラバラで好き勝手でいいんだろうか、
それとも、それもひとつの形として捉えていいんだろうか。
なんか日本文化を崩壊しているようで寂しい気持ちになりました。

7月14日




ゲゲゲの女房「少年ランド」は「少年マガジン」

ゲゲゲの女房に出てくる「週刊少年ランド」は「週刊少年マガジン」がモデルで、よって大手出版社「雄玄社」は「講談社」がモデルです。

そして、少年ランドのやり手編集者の豊川悟(眞島秀和)は、内田勝さんがモデル。

その内田勝さんや水木しげるの逸話が書かれている「サンデーとマガジン〜創刊と死闘の15年」を読んでます。ドラマと繋がっていて面白いです。どんどんオタクになっている私(笑)。読み終わったら感想を書きますね。

さて、今週の布美枝ちゃんは、はるこ(南明奈)に八つ当たりされ、茂さんに怒鳴られ、ちょっこし可哀想でした。優しさが仇となることもあるんだよね。布美枝ちゃんの優しさが逆鱗に触れちょりました。

あなたに話したって仕方がない。
漫画描いてる人間の気持ち、あなたに分かるんですか?
そばにいるだけでしょ?
先生のそばにいて見てるだけじゃないですか。
自分で苦しみながら漫画を描いてる訳じゃない!


布美枝ちゃんは優しいから、どんなに酷いことを言われても相手を責めない。全てを受け止めようとするから、周りはまた彼女の優しさに甘えるんだと思う。でも、八つ当たりしたくなる、はるこの気持ちもわかるよ。頑張っても頑張っても結果が出ないときほど苦しいことはない。布美枝ちゃんに罪はないんだけど、好きな人の奥さんに励まされると、余計自分が惨めに感じてしまうし。それにしても、茂さんは厳しいわ。美智子さんの旦那さんに対してもそうだったけど、はるこに対しても厳しかったです。

頑張っとるのはみんな同じ。
漫画家を目指す人間はみんな頑張っとる。
けど プロになれるもんはわずかしかおらん。
ずっと描き続けられるのはそのまた一握り。
ほとんどの人は夢破れるんです。
世の中思いどおりにはならんですよ。


茂の言うことは、いちいち正論。しかし、落ち込んでいるときほど、正論を受け入れるのは難しかったりします。はるこが素直に聞けたのは、やっぱり相手が茂だったから?茂が好きという気持ちもあるんだろうけど、自分に厳しい茂だから、どんなに厳しいことを言われても、素直に聞けるんだろうなと思いました。

はるこの出番はこれで終わりなのかな。深沢さんも言ってたけど、こういう時こそ、初心を思い出して、がんばって欲しいです。先の見えないことを頑張るのは簡単じゃないけど、続けることも才能の一つ!だと思うので、実家に帰っても頑張って欲しいなぁと思いました。


「少年ランド(少年マガジン)」が、宇宙ものを依頼して断った話は、布枝さんの自伝にも書いてありました。水木先生が断ったときは、体中の力が抜けるくらい、布枝さんは落ち込んだそうです。私も最初は「なんで断るの〜」と思ったけど、断った理由を聞いて納得。なるほどと感動しました。

三浦綾子の「氷点」の話も出てましたね。2日も。氷点が賞を獲得した懸賞小説の賞金は1000万円だったんですね。当時の物価を調べると、少年マガジンは50円、大卒初任給は2万円。1000万円って今だといくらですか?単純に一桁増やしても1億円。そりゃイカルも興奮するよね(笑)

氷点は私も読みました。古い小説だけど、本が好きな人にはオススメです。

生きているだけで罪になるのか、キリスト教の「原罪」がテーマ。母親が娘を虐める話なんだけど、これが可哀想で可哀想で。でも、どんなに虐められても娘が健気でかわいいの。そして、母親が娘を虐める理由がこれまた切ない。娘は「陽子」という名前なんだけど、小説の影響もあったのか「陽子」という名前は、何度も1位に輝いた人気の名前。私の周りにも多いです。今は「子」がつく名前だけで珍しいよね。

ゲゲゲの女房を見たら、カステラが食べたくなり、買ってきましたよ。向井くんがおいしそうに食べるので。今からおやつのカステラを食べます。

7月11日




自分を、かわいそがるのは、つまらんこと

泣いたよ、泣いたよ、泣きました。

今週も、ゲゲゲの女房に泣かされました(幸せな涙)。やっぱり、ゲゲゲの女房は、土曜日が好きだなぁ。

こみち書房がなくなるのは寂しくてたまらないのに、なんなんだ、この爽やかな気持ちは。

もうずるいよなぁ、あそこで、金メダルが生きるなんて全く思ってなかったのよ。「今までよく頑張ってくれた、金メダルだ」と美智子さんの首に金メダルをかける政志さん。もう泣けるやん。

我が子が死んで20年。本当はふたりにしかわからない悲しみがあるはずなのに、互いに自分を責めて責めた20年。やっと苦しみから解放され、美智子さんの苦労が報われて本当によかった。「頑張ったな」と認められると嬉しいんだよね。

しかし、政志さんの頑固なトラウマをどうやって克服させるんだろうと気にはなっていたけど、彼の気持ちを軽くしたのは、彼の背中を押したのは、やっぱり茂さんでした。

自分は、生きている人間には、同情せんのです。
自分を、かわいそがるのは、つまらんことですよ。


戦争で仲間を多く亡くし、片腕をなくした水木先生だから説得力があるんだろうな。もし、私なんかが言ったりしたら逆鱗に触れそう。でも、すごく励まされる言葉です。そうだよね、自分をかわいそがるのはつまらんことです。

木曜日のおばあちゃんもよかった。息子の前では嫁をかばい、息子がいなくなってから「私にばっかり言わせて」と怒る気配りが。月曜から金曜まで、何があっても口を挟むことなく、おとなしかった布美ちゃんが、最後の最後で政志さんに「迎えに行ってください。今迎えに行かないと戻れなくなる!」と強く意見してたのもよかった。

別れの朝はオリンピックの開会式。オリンピックを見るために無理してテレビを買った乾物屋の奥さんも、オリンピックの開会式を聞くためラジオと格闘していた茂さんも、オリンピックそっちのけで見送って、その気持ちがまた泣けるんです。

7月4日




水木しげるのバナナの思い出は南方戦地の味

バナナ、キタ−−−\(^o^)/−−−!

今日は朝からゲゲゲの女房を観る。ひさしぶり。朝、観ると、感想を書きたくなるのです。

水木夫妻が腐る直前にバナナを食べたエピソードは、武良布枝さんの自伝でも語られていました。

ただ、バナナの思い出は、ただのエピソード披露ではなく、都市伝説の訂正といった感じでした。水木夫妻には「腐ったバナナ」を食べていたという噂があるらしく、それは間違いで本当は「腐る直前のバナナ」を食べていたんですよと訂正。

そして、そのバナナのエピソードがお姉さん宅へのプチ家出に繋がり、茂さんが西瓜(ドラマではバナナ)を持って迎えに来てくれるという話に続いてます。

日本にバナナがやってきたのは、明治の終わりです(明治36年)。バナナの輸入自由化が決まったのは昭和38年で、水木夫妻の長女が生まれた頃です。

私の子どもの頃の記憶では、病気になったら食べられる特別な果物はメロンでしたが、私がメロンを食べていると年上の人達は「贅沢になったね〜、昔はバナナが特別な果物だったのに〜」なんて言ってました。

その特別なバナナが、今やリンゴやみかんをさしおいて「日本人がもっと食べる果物」になりました。総務省の家計調査によるとバナナの年間購入量は、2004年にみかんを抜いて堂々の1位に。そして、朝バナナダイエットが流行り、去年は1世帯当たり年間に約230本のバナナが購入されたそうです。

面白いのが、バナナの購入数量が最も多い県庁所在地は、1位・鳥取市、2位・松江市、3位・奈良市、4位・京都市、5位・新潟市の順番。なんと1位と2位は鳥取と島根で、水木夫妻の生まれ故郷でありました。ふぅ〜これが書きたくてここまで頑張りました(^^)。

茂さんはふみちゃんと一緒にバナナを食べながら、南方の戦地で食べたバナナの思い出を語っていましたが、茂さんが、戦地(ラバウル)で現地の少年にバナナをもらったエピソードは、『水木しげるのラバウル戦記』で語られていました。少年の名はトペトロ。ものすごく親切にしてもらったみたいで、ものすごく仲良くなったみたいで、食べ物だけではなく元気もたくさんもらったみたいです。なんとなくだけど、トペトロの話はまたドラマに描かれそうなので、ここでぐっと我慢します。

話はがらりと変わりますが、河合はるこ(南明奈)は茂さんが好きなの?憧れじゃなくてラブ?まあ見てたらわかるけど。もし、はるこの茂さんへの思いが初恋だったら、初恋相手が妻帯者なのは切ないです。ふみちゃんも複雑だろうけど。アッキーナの髪型は可愛くて似合ってるね。演技も上手だし彼女のイメージはずいぶん変わりました。

写真は、バリ島で食べたバナナ。焼いたバナナの上に、チョコとホワイトチョコがトッピングされています。バナナは焼くだけでも甘くなるからむちゃむちゃ甘かったです。

6月17日




水木しげる「悪魔くん」苦戦!梶原善のモデル

貧乏神に取り憑かれるとドラマまで暗いです。

ゲゲゲの女房は、悪い人があまり出てこないからあったかい気持ちになれるのに、不良図書から子供を守る会や値切る出版社が出てくると暗い気持ちに。集金屋さんまで薄情な人に見えます。もちろん相手の言っていることが正しいのですが、茂さんやふみちゃんまで僻みっぽくなってるし。なんかもやもや。貧乏が悪いような気もするけど終戦時はもっと貧乏だったわけで、これも時代なのでしょうか。

ちょっこしネタバレになりますが、原作を読むと「悪魔くん」も売れないようです。最初は全5巻の構想だったけど3巻で完結してしまったようです。というわけで貧乏はまだまだ続くんですね。

梶原善が演じる「北西社」の戌井慎二は、「東考社」の桜井昌一さんがモデル。ドラマではすごくいい人の戌井さんですが、モデルの桜井昌一さんもとってもいい人だったみたい。悪魔くんが売れなくて辛いのは戌井さんも同じだろうに「売れないからといって気を病むことはありません」といつも励ましてくれたそうです。

水木しげる作品の「眼鏡出っ歯」や「サラリーマン山田」のモデルは桜井昌一さん。貸本業界が崩壊してからもお付き合いは続いたようです。もうお亡くなりになっているようですが、朝ドラに自分が登場してるなんて思ってなかっただろうなと思うと、ドラマの中で頑張っている姿を見ていると、見せてあげたくなるというか見て欲しくなります。

6月8日




老舗せんべい屋のドラマ「いちごとせんべい」

布美ちゃんが「あんた」から「お母ちゃん」に変わりました。めでたい。ゲゲゲの女房は、どんなに内容が暗くても、土曜日は明るい気持ちにしてくれるから、好き。

水木しげる夫人の原作本の中で、楽しみにしていたエピソードが、今週は2つも入ってて嬉しかったです。ひとつは病院まで見送ってくれた事、もうひとつは果物を持ってお姉さん宅に迎えに来てくれた事。原作では、バナナではなくスイカだったけど。

この時代、私はまだ生まれてないんだけど、なんか懐かしい気持ちになります。セーターの毛糸をほどいて、はるこ(南明菜)と布美枝(松下奈緒)が毛糸を巻き巻きしてたけど、私もよく手伝ってた(やらされていた)。昔は、あんな風に毛糸を何度も使っていたんだよね。布おむつも懐かしい。友達が布おむつのお下がりをもらい、気持ち悪いと悩んでいたことがあったんだけど、今はそんなことで悩む人も珍しい。

太一君がすっかり元気になり、美智子さんの子分になってた(*^m^*)。「遠くの親戚より近くの他人」ご近所さん付き合いは深くなると煩わしいこともあるけど、いざとなったら頼りになっていいね。だけど、こういうコミュニティも崩壊しつつあり、寂しくなってきたよ。あれ、せっかく癒されたのに暗くなってきた。だめだめ。美智子さんの「いつも明るくのんきにしてなくちゃね」を思い出します。

ゲゲゲの女房の公式サイトを見たら、「いちごとせんべい」というドラマのお知らせがありました。下町の老舗せんべい屋が舞台で、松下奈緒と向井理が夫婦役。しかも<好評につき放送決定!> なんて書いてるし、いつどこで好評だったの〜。知らない。PRムービーを見ると向井君が眼鏡を外し両手を使ってました。何だかよくわからないけど気になるので忘れずに見ます。

6月5日




ゲゲゲの女房オリジナル?水木洋子の少女漫画

ゲゲゲの女房、朝、見ちゃった。
朝から泣いて、また顔ぼろぼろです。

向井くん、かっこいいから。
私にも「だらっ」って言ってよん。
と朝から悶えてしまいました。

布美ちゃんのヤキモチ。
もう少し引っ張るのかと思ったら意外と早く解決。しかも愛がまた深まった感じ。

月曜日は、布美ちゃんがどんな思いで隣の部屋にいたか・・・痛いほどわかりうるうる。

格好悪いところは見せたくない、心配かけたくないという茂さんの思いもこれまた痛いほどわかるけど、女は、何が何だかわからないほうが心配だし不安になるんだよね。

ゲゲゲ夫妻を見てると会話がいかに大事かよくわかります。
布美ちゃんがあのままもやもやした気持ちを抱えたまま茂に接していたら、もっとギクシャクしていたと思う。茂さんが熱っぽいというきっかけはあったけど、「ちっとは私の事も信用して下さい。少しは信じて任せてごしなさい。役に立ちたいんです。女房ですけん」と素直に言えたから通じ合えたんだと思う。ひとつの誤解で、仲が良くなるか悪くなるかは紙一重で、タイミングはもちろん大事だけど、思いは口に出して伝えたほうがいいんだろうな。

水木洋子の少女漫画、可愛くなかった?懐かしい絵のタッチ。布美ちゃんは落ち込んでいたけど、私が布美ちゃんの立場でも落ち込むけど、読んでみたい。あの漫画はゲゲゲの女房オリジナルなのかしら?

ゲゲゲの女房は脚色がうまいですわ。水木しげる夫人の原作本には、漫画が売れなくて別のペンネームで作品を出した話も、原稿料を半分に値切られた話も、悔しくて泣いた話も、コーヒーを淹れてくれた話もあったんだけど、原作のイメージを壊すことなく話を膨らませ映像にしてくれて、毎日毎日すごいなぁと感心してます。

5月27日




お金はないけど、私毎日笑って暮らしとるよ

『ゲゲゲの女房』に泣かされました。

お父さん。
お金はないけど、
わたし、毎日笑って暮らしとるよ。


ゲゲゲの女房は子守歌のようにあったかいので、いつもは寝る前に観てるんだけど、今日は朝出かける前にうっかり観てしまい、もう私の顔は涙でボロボロですけん。でも、ゲゲゲの女房で流す涙はいつも優しい涙なので心が洗われます。

「お父さんわたし幸せだよ」じゃなくて「毎日笑って暮らしとるよ」がええんだよね。ずっと説得力を感じました。
人に恵まれるっていいよね。心配する人がおったら間違った道にはいかんよね。

金曜日の「うちの人は本物の漫画家ですけん」もよかったなぁ。
自己主張などほとんどしたことない娘が初めて父親にした口答え。口答えされた直後の源兵衛パパは寂しいやら嬉しいやら複雑な気持ちがよく表情に表れていて、でも、別れ際には「40年50年と連れ添ううちには、ええ時も悪い時もある。ええ時は誰でもうまくやれる。悪い時にこそ人間の値打ちが出ると助言をして娘の前から去っていく姿に、本物の父親を見せてもらいました。

島根に帰ってから「お金や着物を送りたい」と心配する母親に「何もせんでええ」という源兵衛パパ。親の心配は有り難いけど親に心配ばかりさせるのは娘にとってはつらいもの。源兵衛パパの「何もせんでええ」は、親が娘を心配することで娘を苦しめないようにする父親の愛情なのでしょう。美智子さん(松坂慶子)が見せる「心配させてよ。生きてるんだから」とは対照的な親心だなぁと思いました。

そげにしても、茂さんもええですなぁ。

無料券が配られていたことは茂も知らなかったわけで、それを知ったときは茂だって複雑だった思う。なのに源兵衛パパに一方的に責められても一言も言い訳はせず頭を下げ、絶妙のタイミングで「読者の集い続けましょう。あんたが最後のお客さんです」と場を和ませ、「お互い苦戦が続きますな。けど、そうくよくよしとらんで朗らかにやっとればええんです」と太一の頑なな心を溶かしてしまう。私もすっかり茂さんに溶かされました。ラブです。向井君の声がまたええんですわ。

公式ページに、「ゲゲゲの女房」を見逃した人のために、ドラマ放送スタートにあわせて放送されたPR番組「放送直前スペシャル」が動画配信されてました。布美枝の子ども時代の話や松下奈緒が水木先生の奥さまの実家を訪問した話や向井理が漫画を描く練習をしている裏話などあり面白かったです。最初から観てないのでじーんとしました。

5月22日




ゲゲゲの女房「水木しげるの傷痍軍人恩給」

今週もゲゲゲの女房に癒されました。

時代に淘汰されていく紙芝居、太一くんの失恋は可哀想だったけど、それ以上にあったかいものを感じさせてもらったので、今週も、私のハートは、ほっこり。そう、そうそう、ほっこり。ゲゲゲの女房って、ほっこりするのよ。ほっこり。

来週の予告で、源兵衛パパ(大杉漣)が上京してました。

私は、ゲゲゲの女房を途中から見始めたので、見合い話が持ち上がった辺りの話はわかりません。なので、原作本でその辺りのことを確認すると、茂さんは貸本マンガを月に一冊描いていて、それが一冊で3万円になり、その上、戦争で片腕を失っているので、その恩給まであると聞かされ、お見合いしてました。当時の大卒の初任給は1万8千円だったそうだから、《 3万円 + 恩給 》であれば、裕福な生活ができるだろうと、父は確信し、娘を嫁に出したと思われます。

しかし、現実は、超貧乏生活です。
現実を知ると、源兵衛パパ、ショックだろうな。居候らしき人を殴っていたけど、新婚家庭に居候がいるなんて、これまたショックで、源兵衛パパじゃなくても暴れそう。でも、そんなドタバタも、ほっこりさせてくれそうだけど。

話は戻るけど、傷痍軍人恩給。
ドラマでは恩給の話が出てきてないけど(出てないよね?)、恩給は全て境港にいる両親に渡していたそうです。水木先生はものすごい親思いだったらしく、親に心配をかけることだけは絶対にしてはならないと言われ、だから奥様も「生活が苦しい」とは口が裂けても言えなかったそうです。えらいよね。

5月16日




ゲゲゲの女房「あなたの夢がふたりの夢に」

「ゲゲゲの女房」に癒されています。

龍馬伝が見られない一週間は長く感じないけど、ゲゲゲの女房が見られない日曜日は長いです。そのくらいゲゲゲの女房にはまっていて、こんなに癒される朝ドラはひさしぶり。途中から見始めたけど本当に見てよかったです。教えてくれてありがとう。

水木しげる夫妻は、お見合い結婚なので、結婚してからお互いのことを知っていきます。最初はものすごい距離があり、ぎこちなかった夫婦でしたが、だんだん寄り添っていきます。その姿は、いきものがかりが歌う主題歌の「あなたの夢がいつからか二人の夢に変わっていた」というフレーズそのもの。

悪いニュースを聞いても「なんとかなりますよ。今日はお金の心配はやめて、嬉しいことだけ考えましょう」と小躍りする松下奈緒がかわいくて美しくて。女の私でも胸きゅんするんだから、男の人が見ると羨ましくて仕方ないんじゃないだろうか。

やっぱり最初から見ればよかったと私がぼやいていると、原作本をプレゼントしてもらいました。原作以外もいろいろ。水木しげる先生が書かれた戦記物やのんのんばあの本もいただき、すごいことになってます(^-^;)。写真はガイドブックです。

原作本の1ページ目をめくると、結婚式の写真がありました。
水木先生の義手にそっと手を添えている奥様がいました。
自宅の庭で仲良く並んでいる85歳と75歳のふたりがいました。
読むのがもったいないくらい読むのが楽しみです。

5月10日




ゲゲゲの女房「村上弘明」モデルは長井勝一

ゲゲゲの女房の番宣番組「もっと!ゲゲゲの女房〜物語はいよいよ調布篇へ〜」を見ました。けっこうネタバレが多くてドキドキワクワク。

布美枝(松下奈緒)のお父さん源兵衛(大杉漣)が東京にやってきて暴れていました。源兵衛パパに殴られていたのは 中森恒夫(中村靖日)だったので、泥棒と間違えたか居候が許せなかったのかご立腹のようでした。

布美ちゃんのつわりらしきシーンもありました。とうとう妊娠するのでしょうか。子作りするシーンがないので、見せられるわけないけど、ずっとプラトニックな雰囲気があるので不思議な気持ち。

新しいキャラクターも登場していました。
マンガ出版社経営者の深沢洋一(村上弘明)。

村上弘明さんのモデルは長井勝一さん。
長井勝一さんは「月刊ガロ」の初代編集長。

ゲゲゲの女房の原作本によると、長井さんが「三洋社」という貸本出版社を経営しているとき、水木しげる先生はそこで「鬼太郎夜話」を刊行し、長井さんが「青林堂」という出版社をつくり「月刊ガロ」を創刊したとき、水木しげる先生は雑誌マンガ家としてデビューしたそうです。運命の出会いなのですね。

創刊時の原稿料は1ページ500円。これで貧乏生活からも脱出できるんだとほっとしたけど、「青林堂」の安定は永遠に続くことなく、原稿料が支払われない作品もあったそうです。ちなみに、「月刊ガロ」の編集者として南伸坊さんが担当されたこともあるそうです。

紙芝居に、貸本漫画に、雑誌漫画、そして、今、電子漫画になろうとしています。漫画の世界も栄枯盛衰を繰り返しているんですね。

5月1日




ゲゲゲの女房主題歌「ありがとう」にきゅん

ゲゲゲの女房がおもしろいと教えてもらい、
今週は3週目でしたが、遅れてみてみました。

おもしろい。
優しい気持ちになるおもしろさ。

原作は、水木しげるの奥様の自伝。
3週目は、お見合いから結婚が決まるまでの話でした。

水木しげるさんは、戦争で左腕を失っていますが、
結婚したらそれをカバーできる奥さんになれるよう
娘の父は、兄経由で娘にネクタイの結び方を練習させます。
急に決まった結婚なので、母は夜なべして娘の着物を縫います。
姉は「選んだ道で一生懸命やっていくしかない」と助言します。

いろいろ、いろいろ、あったかい会話が多くて、
ささくれた心が癒されます。だんだん。

主役の松下奈緒は、背が高く、目鼻立ちがハッキリしているので、
昭和一桁生まれのイメージがなかったんだけど、
ほのぼのした演技を見ているうちに違和感がなくなりました。

あと、主題歌がいいです。
いきものがかりの「ありがとう」♪
優しい気持ちをさらに優しくしてくれるメロディー。
そして、ボーカルの吉岡聖恵ちゃんの声がいい。
彼女の声を聞いただけできゅんと切なくなっちゃう。





写真は、調布市深大寺にある「鬼太郎茶屋」。
水木しげるさんのお住まいが調布市ということで、
2003年にオープンした茶屋です。

オープンした頃に行ったのでよく覚えてないんだけど、
ゲゲゲの鬼太郎のキャラクターがいっぱいいたこと、
目玉おやじの栗ぜんざいが可愛かったことを覚えてます。


昔は圧倒的に多かった見合い結婚。
数回あっただけで結婚を決めるなんて考えられないのですが、
恋愛結婚よりお見合い結婚の方が離婚率は低いんだよね。

恋愛は、恋の病が冷めたときが運命の分かれ道!
お見合いには、そういう現実とのギャップが少なそうだし、
堅実な人が見合いを選択すると思われるので離婚率は低いのでしょう。

大正11年生まれの水木しげるさんと昭和7年生まれの奥様(布枝さん)。
長生きして、しかもお元気で、しかも夫婦仲良く、
自分達の半生を綴ったドラマを観てるってステキです。
ここに至るまでいろんな事があったんだろうけど、
ふたりで乗り越えてきた努力の賜なんだろうなと思います。

4月17日




「つばさ」はリタイヤ、さようなら甘玉堂

NHK朝ドラ「つばさ」は、リタイヤしました。

多部ちゃんが好きだから応援してあげたかったけど、面白くないです。
コミカルドラマは嫌いじゃないけど、ドタバタが激しすぎて私には駄目でした。
母親(加乃子)役の高畑淳子が・・・。とくにもごもごもご。
つばさの父親(竹雄)役の中村梅雀さんを見るとアンパンマンを思い出すし。
中村梅雀の「丸い顔」と甘玉堂の「あまたま」が私をそうさせるです。
梅雀さんが、『ジャムおじさん』に見えて見えてしょうがないのよ〜。
というわけでいっぱいたまった録画も削除しました。さようなら甘玉堂のみなさん。



写真は、都庁の第一本庁舎の2階にある全国観光PRコーナー。
週替わりで、全国のミニミニ物産展が開催されてます。
先月は川越市の物産展をしてました。
覗いてみたら朝ドラ「つばさ」の宣伝もしてました。

残念ながら「甘玉堂」の和菓子は売ってなかったけど、
変わりに、1783年創業の「亀屋」の和菓子がありました。
200年以上の歴史がある老舗の和菓子屋さんだって。

小江戸つばさ(パイ)と初雁のつばさ(抹茶クリームサンド)を買いました。
お菓子の名前にさりげなく「つばさ」が登場してます。

5月15日



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