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水木しげるのバナナの思い出は南方戦地の味

バナナ、キタ−−−\(^o^)/−−−!

今日は朝からゲゲゲの女房を観る。ひさしぶり。朝、観ると、感想を書きたくなるのです。

水木夫妻が腐る直前にバナナを食べたエピソードは、武良布枝さんの自伝でも語られていました。

ただ、バナナの思い出は、ただのエピソード披露ではなく、都市伝説の訂正といった感じでした。水木夫妻には「腐ったバナナ」を食べていたという噂があるらしく、それは間違いで本当は「腐る直前のバナナ」を食べていたんですよと訂正。

そして、そのバナナのエピソードがお姉さん宅へのプチ家出に繋がり、茂さんが西瓜(ドラマではバナナ)を持って迎えに来てくれるという話に続いてます。

日本にバナナがやってきたのは、明治の終わりです(明治36年)。バナナの輸入自由化が決まったのは昭和38年で、水木夫妻の長女が生まれた頃です。

私の子どもの頃の記憶では、病気になったら食べられる特別な果物はメロンでしたが、私がメロンを食べていると年上の人達は「贅沢になったね〜、昔はバナナが特別な果物だったのに〜」なんて言ってました。

その特別なバナナが、今やリンゴやみかんをさしおいて「日本人がもっと食べる果物」になりました。総務省の家計調査によるとバナナの年間購入量は、2004年にみかんを抜いて堂々の1位に。そして、朝バナナダイエットが流行り、去年は1世帯当たり年間に約230本のバナナが購入されたそうです。

面白いのが、バナナの購入数量が最も多い県庁所在地は、1位・鳥取市、2位・松江市、3位・奈良市、4位・京都市、5位・新潟市の順番。なんと1位と2位は鳥取と島根で、水木夫妻の生まれ故郷でありました。ふぅ〜これが書きたくてここまで頑張りました(^^)。

茂さんはふみちゃんと一緒にバナナを食べながら、南方の戦地で食べたバナナの思い出を語っていましたが、茂さんが、戦地(ラバウル)で現地の少年にバナナをもらったエピソードは、『水木しげるのラバウル戦記』で語られていました。少年の名はトペトロ。ものすごく親切にしてもらったみたいで、ものすごく仲良くなったみたいで、食べ物だけではなく元気もたくさんもらったみたいです。なんとなくだけど、トペトロの話はまたドラマに描かれそうなので、ここでぐっと我慢します。

話はがらりと変わりますが、河合はるこ(南明奈)は茂さんが好きなの?憧れじゃなくてラブ?まあ見てたらわかるけど。もし、はるこの茂さんへの思いが初恋だったら、初恋相手が妻帯者なのは切ないです。ふみちゃんも複雑だろうけど。アッキーナの髪型は可愛くて似合ってるね。演技も上手だし彼女のイメージはずいぶん変わりました。

写真は、バリ島で食べたバナナ。焼いたバナナの上に、チョコとホワイトチョコがトッピングされています。バナナは焼くだけでも甘くなるからむちゃむちゃ甘かったです。

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