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ひとりが怖い!ひとりで学食に入れない大学生

この10年くらい、若者のコミュニケーション能力の低下が叫ばれ続けています。

日本経団連がまとめたアンケート調査結果によると、新卒者の採用面接で最も重視する要素は7年連続で「コミュニケーション能力」になっていました。最近は、結婚相手に求める条件にも、コミュニケーション能力が上位に挙がっています。

どうして、こんなにコミュニケーション能力が低下したのか、様々な人が分析していますが、先日、NHKの特報首都圏も大学生のコミュニケーション能力について特集してました。

ひとりでは学食に入れないという若者が急増中。
なかにはトイレで食事をすませる「便所飯」もいる。
ひとりが怖い!という若者の姿を伝える。


法政大学の尾木直樹教授が、400人の学生を対象に調査をしたところ、ひとりで食堂に入りにくいと答えた大学生は、6割近くもいました。そして、最近話題のトイレで食事をすませる「便所飯」の経験者は2%いました。尾木教授は、自分が教えている学生の中に、便所でごはんを食べている学生がいるのはショックだと嘆いていました。

大学生の間では、昼食をどう過ごすかが深刻な問題になっていて、お昼を食べる相手がいないことが原因でひきこもりになった学生もいました。学校に行けなくなった学生がインタビューで「ひとりで食べることはそんなに嫌ではなかったけど、ただ、ひとりで食べているところを見られて「寂しいヤツだ」と思われることが嫌だった」と語っていました。

彼は顔を出してインタビューに答えていたんだけど、なかなかの男前で話し方もきちんとしていて、友達ができないようなタイプには見えませんでした。ということは、ほんの少しのきっかけで誰でも彼になりうる可能性があるんですよね。

携帯電話がないと生きていけない大学生達も紹介されていました。中には、携帯電話に登録している友達の数が700件を超えている大学生もいました。友達の数は多ければ多いほど安心するそうです。

今の大学生にとって、友達がいないことは人格の評価としては「下の下」になり、そういう人間として評価されるのを異常に恐れているそうです。「友達がいない生活は価値がない」「友達がいるのが普通の学生」みたいな思いにとらわれ、「俺は一人なんだ」「一人のどこが悪い」と居直れないのです。

尾木教授は、こんな風に、大学生が孤独な自分を見つめたり、精神的に自立できていないのは、精神の発達が遅れているのが問題だと言ってました。そして、驚くことに、
今の大学生の精神の発達レベルは中学生レベルなんだそうです。

で、これについて、スタジオにいた東洋大学の中村功教授が興味深い分析をしていました。覚えている範囲でダラダラ書いてみます。

『地域、家庭、学校、会社といった共同体や組織の規制力が弱まり、生き方が自由になってきた。それは一面ではいいことだけど、他方ではどこでも通用するような価値観を持ち辛い時代になってきた。

共通の価値観がないので、いつも相手の反応を探り、それを自分の物差しにして心の安定を図ろうとするが、大きく違う価値観を調整しあうためにはコミュニケーション能力が必要になる。友達が多いということは、その能力が高い物差しになっている。

今は携帯などコミュニケーションの道具が高度に発展している。そのおかげで便利になってきたけど、自分にとって不都合な相手と向きあうときのテクニックが得難いし育ちづらい。たとえば、好きな女の子が出来たとき、相手の家に電話をしてお父さんが出てきたらどうしようという経験は今の若い人はほとんどない。

いろんな交通手段が発達してきた。そのせいで私達は同時に運動不足になった。
健康のために意識的にジョギングをしたり、ウォーキングをしたりしてエクササイズをするわけだが、コミュニケーション能力もそれと同じである。今はコミュニケーション手段がすごく発達してきた。であるからこそ、逆に人間関係のエクササイズが必要な時代になってきている』


コミュニケーション能力は、人や社会とのつながりの中で育まれていくものであって、ひとりで勝手に育つものじゃないからね。私が子どもの頃は、名前も知らないじいさんに怒られたり、誰だかわかんないおばちゃんに銭湯で背中を流してもらったり、八百屋や魚屋のおいちゃんおばちゃんは聞いてもないのにおすすめ品を教えてくれたり、生活の中に知らない人と接する機会が多々あり、感謝したり断ったりするチャンスがたくさんあったからね。

でも、今はそいう機会がほとんど無くなりました。ジュースもたばこも自販機で買えるし、切符は機械がチェックするし、いやいや切符も消えようとしています。世の中がシステム化され便利になればなるほど、人と接する機会が減るわけで、コミュニケーション能力が低下するのは自然の流れなんだと思った。

番組の中で、大学生の人間関係づくりのサポートに力を入れている大学が紹介されていました(嘉悦大学と名古屋工業大学)。小学生や中学生じゃあるまいし、友達作りまで大学がしなくちゃならないなんてと最初は驚いたけど、こういう努力も必要な時代なんだよね。そう思うと、採用の段階で「コミュニケーション能力」を求めるのはちょっと酷だよなぁと思ったのでした。

5月17日




浅田真央金メダルへの闘い(NHKスペシャル)

NHKスペシャルで真央ちゃんの特集をしてました。

浅田真央金メダルへの闘い!
浅田真央の知られざる戦いの記録!

と書いてあったのに、なにかとキムヨナと比べられ、
キムヨナは凄いという構成に見えたので、だんだん暗い気持ちに。
いやキムヨナは凄いんだろうけど、凄いのは認めるけど、
もっと気持ちよく真央ちゃんを応援する番組にして欲しかったよ。

真央ちゃんのフリーの曲、ラフマニノフの「鐘」について、
記者が質問してたけど、何でこんな重苦しい曲を選んだんだろう、
もっと明るい曲にすればいいのに、と私も思わずにいられなくなった。
でも、ジャンプ成功して、ステップも成功して、バッチリ決まると
この重たく聞こえた曲が、貫禄ある曲に聞こえてくるので凄いです。

真央ちゃん、タラソワコーチと作ってきたプログラムを
最後はひとりで自分の力で滑りやすいように改良したんだね。
すごいなぁ。真央ちゃん。頑張って欲しいな。
ミキティも鈴木さんもがんばって欲しい。
自分らしさをいっぱい出せる演技ができますように。

★NHKスペシャルの再放送
 2010年2月24日(水)午前0時45分〜1時34分
★浅田真央 キム・ヨナ“史上最高”の闘い
 2月27日(土) 午後10時00分〜10時49分
 再放送 3月3日(水)午前0時45分〜1時34分

2月21日




カンテツな女(NHK)再放送を見て惚れた

カンテツとは、
一睡もしないで夜を過ごすこと。


NHKのカンテツな女がおもしろいです。徹夜で働く女性ばかりを密着するドキュメンタリー番組なんだけど、たまたま「テレビ通販会社のコールセンター長」の再放送を見て惚れました。

コールセンターでカンテツしている女性は、アルバイトとして働き始め、派遣、契約、正社員、そして管理職とのぼりつめました。勤務時間は、カンテツですからね、午後9時に出社し、午前9時退社です。

仕事が終わったらファミレスへ行き、朝9時30分にビールをごくごく飲んでるの。そのお姿が豪快でかっこいい。

平成若者仕事図鑑(←この番組も好き)の大人の女性バージョンみたいな番組だったからシリーズ化されているのかと思ったら単発だったみたいでガッカリしていたんだけど、この1月からシリーズ化されていました。残念ながら、第1夜の「美容師」は見逃してしまいましたが、第2夜の「ディスプレーデザイナー」は録画してみました。

ディスプレーデザイナーを密着した日は、銀座の街の装いが一変する12月25日。クリスマスのディスプレーを一夜でお正月に変えていきます。彼女だけでなく、たくさんの人があちこちのショーウインドウでお色直しをしていました。

彼女は、小学2年生と5年生の子どもを持つお母さん、お家の中は少々ごちゃごちゃしてたけど、子ども達は素直そうだし、旦那さんは理解があるというか強い味方だったし、食事だけは手を抜きたくないと美味しそうな料理を作ってたし、自分の仕事に誇りを持っていたし、最初から最後まで感心してしまいました。

しかし、一番興味深かったのは、番組担当ディレクターの質問。

『結婚とか出産とかしないでバリバリ仕事していたら、
世界を股にかけるようなデザイナーになっていたのかなぁとか
すごく大きい仕事をしていたのかなぁとか考えないんですか?』


ディレクターブログを見るとアラサー独身女性みたい。
働く女性なら一度は聞いて見たかろう質問でした。
それに対して、カンテツなお母さんは、

『結婚して子どもができると
 家族が何ものにも代え難いものだとわかったので後悔はない』

と即答で答えていました。しかも清々しいお顔で。
自分の選んだ道に誇りある人っていい顔してます。

次回放送のカンテツな女、第3夜は介護福祉士、
第4夜は雪を降らせる人、第5夜は居酒屋店長みたい。
「回」じゃなくて「夜」を使うところもおもしろい。
頑張ってる女性を見ると元気もらえるので見る予定。

写真は私が昼間に飲んだビール。
お昼に飲むビールってうまいんだよね。ぷはぁ。

1月29日




熊本市動物愛護センターのイノキに幸あれ

先日の『追跡!AtoZ』はペット特集でした。

番組の後半で、熊本市動物愛護センターが開催している譲渡会の様子が流れていました。譲渡会とは捨てられた犬の新しい飼い主を見つける会です。人気があるのは子犬ばかりで、成犬は見向きもされていません。「僕を飼ってぇ〜」と声が聞こえそうなくらいアピールしている犬もいました。

その中にイノキという名の犬がいました。イノキが譲渡会に参加したのは42回目。残念ながら42回目の譲渡会も里親に出会えませんでした。スカーフをつけてオシャレしているイノキ。しょんぼりしているイノキ。なんとも健気なのです。あれから、イノキの事が気になって、熊本市のホームページを見ているのですが、イノキの里親はまだ見つかってないようです。イノキや全ての犬達に幸ありますように。

今、国内で飼われているペットは2600万匹。子供の数より多くなっています。
我が子のように愛され飼われているペットがほとんどですが、悲しいかな、年間9万8千匹の犬が殺処分され、猫を加えると約30万匹の命が処分されています。自治体も思い直すよう飼い主を説得しているようですが、飼い主を思いとどまらせるのは難しく、大量処分の現状が続いています。

放送の翌日、日経新聞に『熊本市動物愛護センター』の取り組みが紹介されていました。熊本市動物愛護センターは「殺処分ゼロ」を目指していて、去年はわずか1匹まで減らしたそうです。殺処分の総数を考えるとすごい努力の成果です。

飼い主が犬を手放す理由で最も多いのが、かみ癖や吠え癖などの問題行動なんだそうです。日本では「子犬志向」が異常に高いため、多くの犬が生後間もなく親から引き離されます(データによると、ペットショップで販売された犬のうち、9割以上が生後2ヵ月以内の子犬)。ちゃんと躾けられずに育った犬は、社会性が育たず、わがままになりやすく、問題行動やトラブルが増えるそうです。

ドイツの取り組みが紹介されていました。ドイツでは、ペットショップで犬を販売することを規制し、ブリーダーが繁殖できる頭数も、子犬が母親と過ごす期間も決められていました。また、保護された犬の9割が、年齢に関わらず、新しい飼い主に引き取られています。年寄りには元気な子犬を飼うのは大変と語る人もいました。

日本はわりと自由に繁殖できるので、劣悪な環境でひたすら子供を産ませたり、大きくならないよう注射を打つブリーダーもいるようで、何度も帝王切開した母犬の手術跡は痛々しかったです。日本もドイツのように規制すれば、悲しいことが減るかもしれないけど、規制しなければペットを大切にできないのは情けないことです。

虐待の実態も紹介されていました。子猫を次々と集め、成長すると可愛くなくなったと捨てる飼い主。深夜の繁華街で得意客におねだりして買ってもらったペットをすぐ返品して報酬を稼ぐホステス。同じ人間仲間として恥ずかしい。胸が痛かったです。

1月15日




ザノンフィクション・漂流家族竹下家の9年

フジテレビのザノンフィクション。
今日は漂流家族竹下家の9年(埼玉編)でした。

ひどすぎる。
無責任な父親と母親。
6人の子ども達がかわいそうでたまらなかった。

正社員にこだわるくせに仕事が続かない父親。
しかもプライドが・・・なんて言い訳してるし。
娘達は働くために高校を退学。
それを当たり前のように思ってるし。
正社員の仕事がなかなか見つからない長女を怒鳴りつけ、
家のローンは1円も返済することなく逃げ回り、
やることなすこと全てが無計画でだらしがない。

節約でもすればいいのに、夫婦で煙草ぷかぷか吸って、灰皿はてんこ盛り。
添加物多そうな弁当を買って、お茶買ってジュースを買って、
ちっとは反省して、お茶ぐらい自分でわかせよって感じ。
給料日は外食にカラオケ。その金があったら返済しろよって感じ。
カロリー高いものばかり食べてるから、父も母も子もブクブク。
下流意識の家庭ほど肥満が多いけど、それを絵に描いたような家族でした。

結局、竹下家の保証人になった桜庭さんは、
残り1800万円のローンを肩代わりすることに。
家の名義は変えても売れなさそう。気の毒すぎます。

話し合いに行った母親は、手みやげを持っていく無神経ぶり。
1年間、1円も返済してないんだよ。
迷惑かけたことよりも、家を手放すことのほうがつらそうで、
他人事のように桜庭さんに旦那の愚痴を語るし、
桜庭さんは呆れていたけど、それすらも理解してない。
母親はその後失踪です。まだ小学生の子供もいるのに。
自分だけ逃げちゃうし、意識は被害者なんだろうな。

あ〜ムカムカするドキュメンタリーでした。
なんだかな。これって時代のせいなの?社会のせいなの?
せめて6人の娘達に連鎖しないことを祈ります。

6月14日




JR福知山線脱線事故と母親達の愛情弁当

みのもんたのサタデーずばッと(サタズバ)で、
JR福知山線脱線事故の特集がありました。
悲しい話が多かった中、とっても心温まる話が紹介され、
私はその心温まる話を聞いて、朝からポロポロ泣きました。

名札のように作られた紙に、当番の名前が書かれていました。
月曜○○、火曜○○、水曜○○、木曜○○、金曜○○、という感じに。
そして、当番の名前の下には、約束が書かれていました。
(1)食べ終わったお弁当箱は、次の曜日の友達に預けてください。
(2)金曜日は関ちゃんに、祝日は次の曜日の人に。
(3)渡し忘れても気にしない。適当に作ってくれるからね。


これは、福知山線脱線事故で、母親を亡くした男の子と
彼の弁当を作り続けた同級生のお母さん達の約束です。

彼は、今年の春、高校を卒業しました。
同級生の母親達5人組は、事故から4年間、毎日交代で、
彼が卒業するまでお弁当を作り続けたそうです。

すごいよなぁ。
あったかい。血が繋がってなくても。
とくに3番目の約束はぐっときました、涙。

大学生になった彼がテレビに出ていました。
礼儀正しくて爽やかな子で、中学生の多感な時期に
母親を亡くしたようには見えませんでした。
栄養と愛情が詰まった弁当の力も大きそうです。
私は食べてないけど、なんだかエネルギーをいただきました。

4月30日




農家のこせがれネットワークの特集を観て

農家に生まれた“せがれ達”が、サラリーマンを辞め、実家に帰り、
日本の農業を救うために「こせがれネットワーク」を立ち上げ!
その活動が、みのもんたのサタデーずばッとで紹介されていました。
まだ立ち上げたばかりだけど、将来の夢が爽やか。

【 10年後、農業を「小学生の希望職種1位」に!! 】

そのために、まず、農業の6Kを改善したいそうです。
農業の6Kとは「きつい、汚い、かっこ悪い、臭い、稼げない、結婚できない」
それを「カッコ良くて」「感動があって」「稼げる」の新3Kに変える。

こせがれネットワーク代表の宮治勇輔さんが、そう語っていましたが、
今だって夢を持っているし、行動しているし、感動しました。

でも、宮治さんのお父さんは、「ちゃんとした大学出て、就職の選択肢は
いくらでもあるのに、うちみたいな零細農家をどうして継ぐのか」
と最初は心配したみたい。
しかし、息子は新たなルートを開拓し、4年間で出荷量を倍増させました。
過去の経験をちゃんと活かした行動力はお見事。無駄にしてません。
お父さんも「短期間のうちにシステムやモデルを作りすごい」と感動してました。
みやじ豚のホームページも柔らかくていい感じです。


日本の農業って数字で見ると、大変なことになってるんだね。
★農業人口
2004年(362万人) → 2008年(299万人)
4年間で63万人(17%)減
★耕作放棄地
1995年(2440km²) → 2005年(3860km²)
1.6倍も増え、東京都の総面積の1.8倍
★農家の年齢構成
70歳以上 → 47%
60歳代  → 23%
59歳以下 → 30%

農家で働く人の約半分が、70歳以上で、
東京都の総面積の1.8倍もの土地が遊んでいるなんて。
なんてもったいない。
働き口がないと嘆く人もいれば、後継者が育たないと嘆く人も。
なんてアンバランス。
なんとかコーディネーターできないのでしょうか。

2050年までに世界人口は65億人から90億人に膨れ上がり、
食糧難になる時代がやってくると言われているのに、
こんなことで日本の食糧政策は大丈夫なんだろうか。

でも、こうやって日本の農業を救うぞ!と立ち上がる人達をみてると、
なんとかやってくれそうな気がして、感謝なのです。
新しい就農者を増やすために頑張っている彼ら達が頼もしくて、
朝から風がすごい吹いているけど、爽やかな気持ちになりました。

渋谷や代官山でイベントを計画
消費者はもちろん働き口が無くて困っている人も興味を持ってくれるといいよね。
そして、独身のせがれ達に、気立てのいいお嫁さんも見つかりますように。

3月14日




離婚は転職と同じなのか?助け合う力を磨く

先月放送された久米宏のテレビってヤツは!?(録画)を観ました。
ゲストに勝間和代さんもいました。
最近は、紙媒体だけでなく、テレビでもよく見かけるようになり、
飛ぶ鳥を落とす勢いの活躍です。

どこの本屋に行っても、顔写真付きの書籍が並んでいて、
しかも、本職は作家かと思うくらい次々と新刊が出版され、
ファンからはカツマーと呼ばれ、なんだか教祖様みたい。

私も、彼女の本を読むまでは、努力の人だと好意的な目で見ていましたが、
彼女の本を読み、彼女の考え方に触れてから、すっかり駄目になりました。
苦手な人でも、よくよく知ると、好きになっていくものですが、
勝間さんの場合は、彼女の持論を聞くたび、嫌悪感が膨らんでいきます。

久米さんの番組では、「離婚は転職と同じ!」と熱弁されてました。

真意はもっと深いところにあるのかもしれません。
もしかしたら、離婚に悩んでいる人には、救いの言葉になるかもしれない。
でも、相手あっての結婚であり離婚です。
どんなダメダメ夫でも、好きで一緒になった仲なのに冷たくない?
逆の立場になって、こんな風にテレビで言われたら、私なら悲しい。
百歩譲って夫婦はいいよ、大人同士だから。
そういう相手と結婚したのも、自己責任だとあきらめることもできます。
でも、子どもはどうなんだろう?どんな父親でも父親は父親。
会社のように辞めたら終わり!さようなら〜!にはならないと思うんだけど。

物事の見え方や考え方は、人によって違います。
彼女がどんな考え方をしようとどういう形で広めようとそれは自由なんです。
よそはよそ、うちはうちは、私もわかっているのです。

ただ、彼女の言葉の影響力はとても大きく、
内閣府の少子化対策プロジェクトチームのメンバーにも選ばれ、
21世紀の日本女性の生き方のお手本になるんだと思うとなんかやるせない。
でも、それが求められているんだよね。これからは。

以前、彼女の本を読んだ感想を書いたとき、
池田信夫氏のブログに彼女がコメントを残しているのを教えてもらいました。
あざとい発言は、自分より若年層(つまり知識と経験が少ない人)に
本を手にとってもらうためにわざとやっていると自分でも認める確信犯。
不満を感じる人がいるのも戦略なんだって。

最近出版された新刊のタイトルは「断る力」。
本の帯には、長いから簡単にまとめるけど、
『離婚をしたときから私の世界はドラマティックに変わった』と。
また離婚の話・・・。けしかけてる?

久米さんの番組に一緒に出演されていた綾戸智絵さんが、
彼女も勝間さんと同じくシングルマザーなんだけど、
離婚後、父親役も頑張ろうとしていたら、息子に言われたそうです。
「いいよ、女なんだから」って。
その時から、無理して父親の役割までしなくても、
周りにいる男性に頼ればいいと悟ったという話をされてました。

断る力を磨くより、綾戸さんのように助け合う力を磨く方が、
ずっと生きやすいしあったかいと私は思うのであります。
もちろん持てる荷物は限られてるから断ることも必要だけどね。

2月27日




クローズアップ現代に綾小路きみまろさん

「ひとつ覚えて、みっつ忘れる、中高年」
「中高年、歯がない、毛がない、先がない」
「何が食べたい? 聞くだけ聞いて、いつものおかず」


綾小路きみまろさんです。
昨日のクローズアップ現代に登場してました。
おもしろいです。笑えます。
クローズアップ現代を見て笑えるなんて・・・。

番組で爆笑スーパーライブで取り上げるテーマを分析してました。
(1)冷え切った夫婦関係 38%
(2)容貌の衰え 32%
(3)病気と死 20%
以上の3種に分類され、構成されているそうです。
これをグラフ化して国谷裕子さんが真面目に説明していたのが、
なんだかいつもと雰囲気が違って面白かった。ギャップね、ギャップ。

老いの真の大敵は、高血圧や糖尿病などの病気ではなく、脳力の低下。
脳力が低下しないように脳を刺激し続けることが若さには大切なんだって。
だから、綾小路きみまろさんの毒舌漫談は老化防止に良いみたいです。

2月19日




女と男の脳の違いNHKスペシャルの再放送

NHKスペシャルを観ました。
テーマは『女と男』。3回シリーズです。
第1回目は、恋のメカニズムを脳科学で解明!
惹かれあう二人すれ違う二人でした。

男女はなぜ惹かれあうのか。
男女はなぜすれ違っていくのか。
なぜ恋愛の賞味期間は3年なのか。
なぜ結婚4年目で離婚する夫婦が多いのか。


夫婦や男女関係を研究している海外の教授達の研究結果を
筧利夫と西田尚美のミニドラマを挟みながら紹介してました。

男女が長続きしないのは、男女の性差が大きな障害になっているそうです。
あらためて言われなくても、そんなことはわかっているんだけど、
その男女の違いを脳科学で分析したところが面白かったです。
タイトルを『女と男』するところがNHKらしいし、
どうすれば長続きするのかという解決策もタイトルどおりだったのが、
洗脳番組っぽくてちょっとしらけてしまったけど、前半はよかったです。

女と男シリーズ第1回のNHKスペシャル再放送は、
2009年1月14日午前0時55分〜1時44分(13日深夜)。


番組内で紹介されていた「相手の表情を読むテスト」が
NHKの公式サイトでも紹介されていました。

ちなみに、このテスト、女性のほうが成績が良いのです。
女性は、感情をすばやく正確に読みとれる才能に長けていて、
一方、男性は、感情を読み取るのが苦手でありました。。。
もちろん、私は女子なので、番組の問題は正解しました\(^o^)/。

脳を分析すると、男女でハッキリした違いがありました。
男性の脳は、2ヵ所を使って判断しているのに対し、
女性の脳は、たった1ヵ所しか働かせていません。
つまり、女性は脳をさほど使わなくても、判断できているのです。
これが、俗に言う「女の勘」というやつでしょうか。

それには理由があり、簡単に説明すると生活習慣の違い。
大昔、男性は狩猟に出かけ、女性は家を守っていましたが、
女性は家を守っている間、他の女性と良い関係を築くため
お喋りしてコミュニケーションを図っていました。
その経験がコミュニケーション能力を高め、女を鋭くさせているみたい。
たしかに、今でもガールズトークが好きな女性は多いよね。
話し合いを面倒がる男性は多いし。
長年培われた経験が関係しているみたいです。

そんな感じで、男と女の脳は、恋をするとどうなるのか?
恋愛中の脳内メカニズムの違いを番組の前半で解明していて、
そっちが面白くて、そっちの感想を書きたかったんだけど、
時間が無くなってきたので、今日はここまでなのです。

さてさて、今日は『女と男』シリーズ第2回目があります。
テーマは「何が違う?なぜ違う?」
1月12日月曜日・午後10時〜10時49分
再放送は、1月15日午前0時55分〜1時44分。


男女平等の国アメリカで新たに始まっている“男女区別”を紹介。
アメリカの小学校や中学校の義務教育現場では、
男女別授業を行う学校が増えているんだそうです。

それって、昔の日本じゃん。
科学だ、脳だ、なんて難しい研究などなかった頃の日本。
しかし、今の日本は逆を走っています。
男子校や女子校は無くなりつつあるし、男女混合名簿だし、
アメリカの影響を受けた日本がアメリカと逆行しています。

実に興味深いので観たいんだけど、
今日は観られないので、再放送を観る予定。
面白かったから感想を書きたいです。

1月12日




失恋休暇ほしい?クローズアップ現代

クローズアップ現代で、「変わる企業の福利厚生」が特集に。

バブル崩壊後、コスト削減のため、福利厚生を次々と廃止し、
成果主義を導入した企業が増えましたが、
成果主義の導入によって、優秀な社員は他社に引き抜かれ、
一方で残った社員の意欲は減退し、生産性は落ちる企業が増加しました。

大卒で就職した人が3年以内に辞める割合は37%近くなり、
これではいけない、なんとか良い人材を確保し引き留めなくては!
と今になってこの福利厚生が見直されていて、
昨年度、企業の福利厚生費は過去最高を記録したそうです。

従来型の福利厚生だけでなく、ユニークな福利厚生もあり、
そのユニークな福利厚生がクローズアップ現代で紹介されていました。


たとえば、失恋休暇!
その名の通り、失恋したら取得できる休日です。

面白いのが休暇日数。
年齢によって日数が決まっていて、
 ・25歳未満  1日
 ・25歳以上30歳未満  2日
 ・30歳以上  3日

先輩ほど長くなっています。
理由は、歳を重ねるほど、失恋の痛手から立ち直るのに時間がかかるから。
なかなか面白いよね。
でも、私の場合、初めての失恋は未経験な分きつかったけどな。


他には、バーゲン休暇やペット扶養手当などが紹介されていました。
ペット扶養手当は、月1000円なんだけど、たとえ1000円でも、
会社がペットの存在を認めてくれたことが嬉しいんだとか。


今の若い人達は、傷つきやすく、傷つきたくない願望が強い。
そのため、上の世代からは、やる気がないように見えるけど、
実は、自分が大切にされているとわかると、やる気に火がつき、
とても一生懸命、仕事をするようになるそうです。

給与よりも働き心地を重視する傾向が強い若者。
彼らの働く意欲は、上司の指導力にかかっているようです。


戦後世代は、金!効率!金!を重視し、古い価値観を壊してきたけど、
今の若い世代は、もしかしたら、上の世代が捨ててしまった
心が通った経営を取り戻そうとしてくれているのかもしれないね。

松下幸之助先生は、「物心一如」という言葉を残されました。
これは、「心が高まれば、モノや金も豊かになる」という意味です。
やっぱり、経営は、先に心ありきなのでありますよ。

7月17日




働く意味とは?20歳の中国工場体感記

フジテレビのドキュメンタリー番組「NONFIX」で、
“働く”ってなに?20歳の中国工場体感記が放送されていました。


生きる意味だけでなく、働くにも意味が必要なんだね。
働くことに理由がいるんだ。そうか真剣に悩んでいるんだ。
だから、それを大学で学ばすんだ。
まず、それに驚きました。
私も「生きる意味」については、10代の頃に考えた事はあったけど、
さすがに「働く意味」については、考えたことなんてなかったな。


ドキュメンタリー番組に話をもどします。
簡単に番組の内容を説明すると、
関西大学商学部の名物ゼミ「中国工場研修」の密着取材です。

もう少し詳しく説明すると、
関大の学生達だけで、誰の付き添いも無く、中国の労働者と一緒に働き、
暮らすことにより「働くことの意味」を学び取る研修のドキュメンタリー。

 ★研修期間は、2週間。
 ★研修先は、中国の工業団地
 ★4000人の「ワーカー」と呼ばれる中国人労働者と一緒に働く。

 ▲「ワーカー」のほとんどは、農村から出稼ぎに来た10代から20代の若い女性。
 ▲日本円で「時給60円」。給料のほとんどを田舎の両親に仕送り。

 ●7人の関大生が参加。
 ●自分のやりたいことがわからない女性
 ●20歳になっても自立できないと悩む女性
 ●人とうまく付き合えない自分を変えたい男性など。

 ■泊まる寮は1部屋20畳。そこには二段ベッドが並び16人で生活。
 ■彼らも特別扱いをされることなく、そこで寝泊まり。
 ■ごみだらけ、ほこりだらけ、虫もいるベットだけが自分の場所。
 ■食事は、バケツから支給される具のないスープと固いご飯。
 ■お風呂の浴槽はなく、水のシャワーかバケツに入ったお湯で身体を洗う。


日本の生活とはあまりにも違いすぎる現実を体験した学生達。
最初は、ごはんもほとんど食べられないし、寝られないし、戸惑うんだけど、
不思議なことに、日を追うごとにだんだん生き生きしてくるのです。
明らかに顔つきも変わり、自分から積極的に動こうとするようになりました。


研修の最後に、彼らは中国人労働者の女の子達に質問します。
いろんな質問があったんだけど、彼らが一番知りたかったことは「働く意味」

しかし、彼らの期待とはうらはらに、中国人労働者の若き女の子達は、
「働くことの意味」なんて、考えたことなどなかったから、答えられないのです。
その変わり、将来の夢を尋ねられると、目を輝かせて自分の夢を語ります。
時給60円で稼いだお金は、田舎の両親に送っていても、彼女達には夢がありました。

その事に、学生達は、とてもショックを受けます。
そして、働く意味って豊かさが当たり前になっているから悩める悩みなんだ、と悟ります。
だからといって、今すぐやりたいことが見つかったわけじゃないけど、
難しいことにもチャレンジしていきたい、と目をキラキラさせていました。


不登校や非行などの問題を抱えた子どもが、山村留学で自然や人の温かさに触れると、
子ども本来の明るさを取り戻し、生き生きする例はたくさんありますが、
成人した大人でも、環境が変われば、人生観を変えることができるようです。

考えてもこたえが出ない時は、考えるのを止めて、動くといいのかも。
働く意味、生きる意味が知りたいときは、行動してみる。
それでも見つからない時は、環境を大きく変えてみる。
その環境は不便である方がいいようです。
かわいい子には旅をさせよなのですね。
大変なときこそ、大きく変わるチャンス!です。

7月3日




久米宏が語る20代の新日本人

久米宏経済スペシャル“新日本人”現わる!が、まあまあ面白かったです。

新日本人というのは、お金を使わない20代の若者のことらしく、
特徴としては・・・(主に男性です)

 ●収入が少なくても貯蓄をする。(20代の貯蓄率71%)
 ●大金は使わない。貯蓄の目的もない。
 ●車を買わない。興味がない。
 ●海外旅行に行かない。
 ●語らいは飲み屋でなく100円マック。
 ●ビールよりサワーを好む。
 ●麻雀をしない。
 ●休日はお家でごろごろ。 

こんな感じだったかな。干物女ならぬ干物男ですね(笑)

番組は、40代のバブル世代と比較しながら、
20代の新日本人の生態を分析していました。
上の世代が作った番組だから、そうなってしまうんだろうけど、
摩訶不思議な最近の若者という視点が強調されていました。

バブル世代の私も、若い頃は「新人類」と呼ばれ、
「最近の若者は・・・」と上の世代からは、
摩訶不思議な生き物のように見られたものです。

この「最近の若者は・・・」という言葉は、
紀元前1680年頃のエジプトの遺跡からも発見
されたと聞いたことがありますが、
そんな昔の紀元前から、「最近の若者は・・・」と言われていたことを考えると、
今も昔も、人間は変わっているようで、変わってないということですね。


新日本人の話に戻りますが、面白くて笑っちゃったのが、
20代の新日本人が、40代のバブル世代を見て、
あきれている!と答えた人が、なんと44%もいました。

あきれられた立場だから、笑っている場合じゃないんだけど、
私も20歳年上の団塊世代には、同じような感情を抱いているから、
これまた歴史は繰り返されているのかもと思いました。


日本人の貯蓄額は1544兆円です。
若者が貯金ばかりしてお金を使わなければ、経済が低迷する心配はわかります。
しかし、1544兆円の4分の3は団塊世代から上の世代が持っているのです。
まず自分達がお金を使ってよ〜、と言いたいです。

その点、バブル世代は、買い物好き、旅行好き、遊び好きが多いよね。
昔も今も経済活動に貢献中であります。自慢することでもないけど・・・。
20代の新日本人からも、あきれられていますから・・・(^^ゞ。

新社会人はエコで社会貢献に興味があるそうです。
社会貢献という付加価値を付けると、物も旅行ツアーも売れるそうです。
立派な心がけです。下の世代から教えられることもありますね。
どの世代にも、そういう価値観が広がると、社会は優しくなりそうです。

6月2日




余命1ヶ月の花嫁

余命1ヶ月の花嫁を見ました。
乳がんで亡くなった24歳の女性のドキュメンタリー番組です。

明日が来ることは奇跡です。
それを知っているだけで日常は幸せなことであふれています。


彼女が残した言葉です。

遺される側としては、もう少し話がしたかった。あと1日でいいから・・・

彼女の彼が、彼女が亡くなったとき、そう語っていました。


今、硫化水素が社会問題になっています。
テレビで頻繁に報道されるようになってから、
ますます事態は深刻化し、毎日のように誰かが亡くなっています。

死にたいと命を粗末にする人がいる中で、
生きたいと思う人が死んでいくのは、何とも言えないです。


人はいつかは死にます。
100年後には、今、生きている人は、みな死んでいるでしょう。
死ぬことは、決して特別なことではないけれど、
でも、それは自分の意思では決められないことです。

硫化水素は、簡単に死ねると誤解している人もいるようですが、
身体は変色するし、死ぬまで苦しいし、簡単じゃありません。
自分だけでなく、周囲の人が巻き込まれ犠牲になることもあります。
残された遺族は、大切な人を失った悲しみだけでなく、
場合によっては、高額なお金を請求され、二重三重の苦しみを味わいます。

列車への飛び込みもそうなんだけど、
遺族が鉄道会社に支払う損害賠償額は、
多いケースで約800万円にのぼり、鉄道会社の人も、
悲しんでいる遺族にお金を請求するのは、とっても辛いそうです。


悲しいかな、連鎖する傾向があります。
感化されやすい人は、そういうものを見ちゃだめです。
死にたくなったら、電話相談室でもネットの相談室でもいいから
とにかく誰かと話してみることです。話してくださいね。

花嫁の話に戻るけど、お父ちゃん、せつないね。
1分でも1秒でも長く、娘と一緒に過ごしたかっただろうに
彼との時間を作ってあげて、父の大きな愛に感動しました。
女の子は、乳がん検診、ちゃんと行こうね。

5月7日



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