農家のこせがれネットワークの特集を観て
農家に生まれた“せがれ達”が、サラリーマンを辞め、実家に帰り、 日本の農業を救うために「こせがれネットワーク」を立ち上げ! その活動が、みのもんたのサタデーずばッとで紹介されていました。 まだ立ち上げたばかりだけど、将来の夢が爽やか。
【 10年後、農業を「小学生の希望職種1位」に!! 】
そのために、まず、農業の6Kを改善したいそうです。 農業の6Kとは「きつい、汚い、かっこ悪い、臭い、稼げない、結婚できない」。 それを「カッコ良くて」「感動があって」「稼げる」の新3Kに変える。
こせがれネットワーク代表の宮治勇輔さんが、そう語っていましたが、 今だって夢を持っているし、行動しているし、感動しました。
でも、宮治さんのお父さんは、「ちゃんとした大学出て、就職の選択肢は いくらでもあるのに、うちみたいな零細農家をどうして継ぐのか」 と最初は心配したみたい。 しかし、息子は新たなルートを開拓し、4年間で出荷量を倍増させました。 過去の経験をちゃんと活かした行動力はお見事。無駄にしてません。 お父さんも「短期間のうちにシステムやモデルを作りすごい」と感動してました。 みやじ豚のホームページも柔らかくていい感じです。
日本の農業って数字で見ると、大変なことになってるんだね。 ★農業人口 2004年(362万人) → 2008年(299万人) 4年間で63万人(17%)減 ★耕作放棄地 1995年(2440km²) → 2005年(3860km²) 1.6倍も増え、東京都の総面積の1.8倍 ★農家の年齢構成 70歳以上 → 47% 60歳代 → 23% 59歳以下 → 30%
農家で働く人の約半分が、70歳以上で、 東京都の総面積の1.8倍もの土地が遊んでいるなんて。 なんてもったいない。 働き口がないと嘆く人もいれば、後継者が育たないと嘆く人も。 なんてアンバランス。 なんとかコーディネーターできないのでしょうか。
2050年までに世界人口は65億人から90億人に膨れ上がり、 食糧難になる時代がやってくると言われているのに、 こんなことで日本の食糧政策は大丈夫なんだろうか。
でも、こうやって日本の農業を救うぞ!と立ち上がる人達をみてると、 なんとかやってくれそうな気がして、感謝なのです。 新しい就農者を増やすために頑張っている彼ら達が頼もしくて、 朝から風がすごい吹いているけど、爽やかな気持ちになりました。
渋谷や代官山でイベントを計画。 消費者はもちろん働き口が無くて困っている人も興味を持ってくれるといいよね。 そして、独身のせがれ達に、気立てのいいお嫁さんも見つかりますように。
ドキュメンタリー番組で感じたこと
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