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NHKドラマ「四十九日のレシピ」の感想

NHKドラマ「四十九日のレシピ」を観ました。

火曜10時は、マイヤー沙希(←美しい隣人)を録画して、ガイアの夜明けを観ているんだけど、「四十九日のレシピ」というタイトルに惹かれてしまい、また主役の和久井映見が好きなので「四十九日のレシピ」をリアルタイムで観ました。

泣いちゃったよ。
よく意味がわからない最初の段階からじんわり泣いて最後は号泣。

自分と重なるところがあり、それは必死で忘れた昔の自分で、乗り越えたと思っていても乗り越えてないことを痛感し、途中でつらくなったけど、それを超える温かさを感じさせてくれる話でした。観て良かったなぁ。再放送を録画してもう一度観たいくらい。

人っていつ死ぬかわからない。

たとえば、明日死ぬとわかっていたら、前日に喧嘩することはないと思う。ちゃんと感謝の言葉を伝えてお別れすると思う。でも、忘れちゃうんだよね。明日が来ることは当然だと思っているから。だから、大事な人が突然死んでしまうと残された人間は後悔でいっぱい。こんなことはわかっているのに、どうして一日一日を大事にできないんだろうね。そんなことを考えてしまうドラマでありました。


風吹ジュン(2週間前に死んだ)が残した「暮らしのレシピ」。
このレシピがいい。おばあちゃんの知恵みたいでイラストもかわいいの。
●水道蛇口は歯磨き粉でピッカピカ!
●鏡の汚れはレモンでキュキュキュ!
●ガスレンジの汚れにはビールを布に含ませて!
●元気が出るスープのレシピ
●塩バターラーメンのレシピ
●絶品しらす丼のレシピ
●パトカー+信号でOKの法則

和久井映見も、伊東四朗も、風吹ジュンも、役にピッタリでよかったけど、この「暮らしのレシピ」を届けにきた井本役の徳永えりがよかったです。彼女の存在が暗くなりそうな話を明るく前向きにしてくれる感じ。

徳永えりって、一致しないんだけど、フラガールで蒼井優の親友を演じた女優さんなんですね。フラガールでは、高橋克実にぼこぼこに殴られフラガールになる夢を諦める役でしたが、あの役も明るくて健気でなかなかよかったです。

まだ書きたいことがあるんだけど時間がなくなったのでこのあたりで。

2月16日




セカンドバージン「夫の飯よりペットのご飯」

「セカンドバージン」の感想。

楽しく観ましたが、最終回は残念だったなぁ。都合良く話が進みすぎた感じがして。

例えば、るいの息子。いつの間にか、髪を切り、タトゥーを消して、改心。あんなにどら息子だったのに、あまりに突然でびっくり。もう少し彼の心境の変化を見せて欲しかったです。

最終回は「女は強い」というメッセージが強すぎて、私も常日頃そう思ってるけど、くどすぎる感がありました。万理江も、るいも、愛子も、秀月先生も、強い。強いと思う。男を失ってもそれを肥やしにさらにステップアップするのは凄いと思う。でも、なんか違和感を感じたの。でも、『夫の飯よりペットのご飯』という本のタイトルは爆笑。センスいいです(笑)

深キョンの万理江は女版冬彦さんみたいで不思議ちゃんだったけど面白かったです。京香さんのるいは色気がありステキでしたが共感はできなかったかな。恋する女の気持ちはよくわかるけど、他人の亭主を寝取っておきながら、「行さんは、私を好きだったと思います。本気で愛した女は、私だけだったかもしれません」と悪ぶることなく妻に言うのは、人としてどうなの〜と思うのよね。ドラマとしては、おいしい展開なんだろうけど後味悪いです。

登場人物では、YOUの愛子と段田安則の向井が好きでした。
愛子のような友達が欲しい!
向井のような人と一緒に仕事がしてみたいです。

しかし、40代は元気。「同窓会〜ラブ・アゲイン症候群」も40代の話でしたが、いろんなことに貪欲。昔の人と比べると外見はずいぶん若くなったしね。気持ちも若々しいし。だから、恋に走るんだろうか。今、世間を騒がしている、麻木さんと大桃さんも同じく40代だしね。

人を好きな気持ちは自分でコントロールするのは難しく、好きになってはいけない人ほど好きになってしまうものだけど、誰かを傷つけたり、何かを壊してまで得るものではないと思う。たとえ、奪うことに成功しても、いつかはしっぺ返しが来ることになるんだなと、ドラマや彼女たちを見てしみじみ感じております。
しかし、事実は小説より奇なりというのは、本当だね。

12月21日




「獣医ドリトル最終回」続編が観たい件

「獣医ドリトル最終回」の感想。

秋ドラマの中で一番楽しく観られたかも。
最終回の終わり方も好き。

ドリトル先生の口癖である「がんばれよ」の最後の動物(?)があすかちゃんってところがよかったなぁ。人間ではあすかちゃんただ一人というところも。特別な感じを匂わせしつつ、あすかちゃんとドリトル先生の距離はちょっと離れていて、その距離感がちょうど良くてほのぼのしました。

「花より男子」を観てないからか、小栗旬の格好良さが今までさっぱりわからなかったけど、すっかりファンですよ。あのツンデレがすんごくステキ。役柄って大きい。

成宮くんの花菱先生も好きでした。愛すべきキャラでした。過去のトラウマで手術できない獣医になったことをカミングアウトする時も、その後の立ち直り方も、ドリトル先生とはまた違う正義感や優しさを感じてかっこよかった。トラウマは最終回まで治らなかったけど、ルミちゃんの思いも届かなかったけど(気づいてなさそう)、この中途半端な終わり方が逆に現実っぽくてよかったです。

醜態をさらし、迷惑をかけるのも、生きるってことじゃないのか?
価値があるか無いかを決めるのは人間じゃない。
勝手に価値を決めるのは人間のエゴだ。
生きる価値は、すべての命にある。


獣医の立場で動物の命について考える機会になったのもよかったなぁ。人間の都合でどれだけ動物に迷惑をかけているのか痛感できたし、1万6000種の動物が絶滅の危機に瀕しているのは今もショック。

続編はあるのかしら。
ネタならまだまだたくさんあるような気がするんだけど。
井上真央ちゃんの朝ドラが終わったらぜひ続編をつくって欲しい。

12月19日




今井美樹主演ドラマ「想い出にかわるまで 」

今井美樹主演ドラマ「想い出にかわるまで 」が再放送されています。
このドラマは1990年にTBSで放送されたドラマ。
内館牧子先生の脚本で、妹が姉の婚約者を奪うというドロドロ物語。

3話から再放送に気がつき見ています。
ファッションも髪型も古くさいんだけど画面も昔サイズ。
画面サイズが違うのをこれ幸いと「冬のサクラ」の宣伝が
画面の両端にずっとへばりつき、気が散りまする。

20年前は夢中で見ていたけど、今見るとありえない話だね。
妹が姉の婚約者を好きになる・・・これはありそう。
妹が姉の婚約者を寝取る・・・これはあるかもしれない。
妹が姉の婚約者と結婚する・・・ありえな〜い。

そんな人いるんだろうか。
希少性があるからドラマにして面白いんだけど、
どうして20年前は共感しながら見ていたのか不思議だわ。

放送後、今井美樹が笑っていいともに出演したとき、
まだ沢村るり子(主人公の名前)を引きずっていて、
役から抜けられないでいる、と苦しそうに語っていたけど、
最終回の歩道橋のシーンは、後味悪いです。

12月12日




志田未来大熱演「ドラマ秘密」最終回の感想

女の恋愛は「上書き保存」。
男の恋愛は「名前を付けて保存」。


誰の言葉かわかんないのですが、うまいこと表現するな〜と感心する言葉のひとつ。

この言葉を「ドラマ秘密」の最終回を見て思い出しました。決断した女は強い!潔いくらい強い!なのに男はいつまでも過去を引きずってかわいそう、そんなことを思ったのですが。

でも、平ちゃん(佐々木蔵之介)は3度も奥さんを失ったんだよね。1度目は事故で、2度目は山下公園(思い出の場所)で、3度目は結婚式で・・・。男とか女とか関係なく3度も愛する人を失うと誰でも引きずってしまうか。

ラストの花嫁さんは、直子だったんだろうか?
指輪のことは、手紙のやり取りの中で、直子が藻奈美に教えたのかもしれない。だとしたら、花嫁は藻奈美だし、もしかしたら、直子と藻奈美は藻奈美の身体に宿っているのかもしれない。だとしたら、花嫁は直子と藻奈美。でも、やっぱり最初から藻奈美の魂は戻ってなかったと考えるのが妥当なんだろうな。というわけで、花嫁は直子。

ハッキリさせないところがこの物語のいいところなんだけど、
その分、後味の悪い。この後味の悪さが快感でもあるんだけど。

私が直子だったらどうしただろう。
今の経験値のまま、高校生に戻れるなら、私も戻りたい。もう一度、やり直したいことは山ほどある。だからきっと私も直子と同じように勉強や部活に励むと思う。今なら心から楽しめるような気がするし。そういう部分では、直子に共感したけど、夜の生活だけはちょっと理解できませんでした。

「優しくしてね、初めてだから」と恥じらう志田未来。ドラマとしては面白いけど、私は駄目だな。いくら夫のことを愛していても、娘の身体を夫に触れさせるのは絶対に嫌。どんなに頼まれても、一生できなくても、やっぱり触れさせたくない。もし、娘の魂が戻ってきたとき、どうするの?父親が初めての相手だなんて可哀想でたまらん。そういう葛藤がこの物語の醍醐味なんだけどね。

直子は直子のまま、嘘を演じ続けて、嫁に行ったとしたならば、盗聴器を仕掛けられた辺りから愛は冷めたんだろうな。やきもち妬かれるのも度が過ぎると重荷にしか感じなくなるし、妬かれれば妬かれるほど気持ちは冷めていくものだし。私ならきっとあの時点で自由になりたいと思うような気がします。

ただ、そういう心の変化を正直に伝えずに、嘘をついて(秘密とも言う)、別の人生を歩むのは妻としてどうなんだろう。しかも2度目のお別れ(山下公園)で、「忘れないでね」と言い残すのは残酷すぎない?そういう秘密は思いやりだとは思えない。なのに平ちゃんは結婚式で直子を責めなかった。疑っていることを飲み込んで秘密にした。指輪を気づかれないようにそっと外したとき、なんか可哀想で泣いちゃいましたよ。ぽろぽろぽろ。

毎週、毎週、志田未来の演技に釘付けでした。志田ちゃんすごい。ベビーフェイスなのにおばちゃんにしか見えなかったからなぁ。これからどんな女優さんになるんだろう。

最後に、ドラマと関係ないんだけど、平ちゃんと直子がデートで観た「私をスキーに連れてって」ですが、WOWOWで放送していたので録画して観ました。23年振りに観て懐かしかったです。

12月10日




ドラマ「フリーター、家を買う。」原作本

「何が食べたい?」と聞かれるのは、けっこうなストレスになるんだよね。

うちの母親が毎日のように聞く人だったので。だから私はなるべく聞かないように気をつけてるけど、自分が毎日毎日毎日(←とても強調したい(-_-))、朝、弁当、夜ごはんを作る立場になると、食べたい物をリクエストしてくれたほうが楽なのがよくわかり聞きたくなる。典型的な立場変わればって奴ですよ、本当勝手なもんです。

また母親の話になるけど、うちの母親は「これ美味しいね」と言うと、次の日も次の日も同じおかずを並べることがあり、どんなに美味しくてもさすがに毎日同じものを食べさせられたら飽きるので文句を言うと、怒り出すこともあれば泣きだすこともあって、「美味しい」と言いにくくなるし、言わないとなんか悪いような気もするし、とにかく気を遣って面倒でした。でも、これまた自分が毎日毎日毎日(←またしつこくも強調)、食事の準備をする立場になると、「美味しいね」と言われたら、また作って食べさせてあげたくなるんだよね。本当勝手なもんだわ。お母ちゃんごめんなさい。

二宮くん主演「フリーター、家を買う。」を観ました。
原作の小説があるんですね。なんとなく見たら引き込まれました。
ドラマの第1話は、「明るかった母さんが壊れた」。



三流私大を卒業した息子(二宮和也)。新卒で入社した会社をたった3ヵ月で辞めてしまう。その気になれば簡単に再就職できると考えていたが現実は厳しかった。とりあえずアルバイト生活を続けるが、これまた続かず、バイトを転々とする日々。

そんな息子を母(浅野温子)だけは信じていた。いつも優しく見守っていた。しかし、父親(竹中直人)は、そんな息子が許せない。息子の顔を見るとガミガミ怒り、妻には「お前のせいだ」と責める。そんな父親に反発する息子。板挟みになる母親。そして母は壊れていく。(本当の原因は隣の奥さんにありそうだけど・・・)



浅野温子ママは、すんごく優しいお母さん。就職で苦労している息子に少しでも美味しい物を食べさせてあげたくて、「何が食べたい?」と優しく聞くんだけど、そんな母の心を知らぬ息子の二宮君ときたら、「毎回毎回聞くなよ。俺も考える事がいっぱいあるんだ」と八つ当たり。母をなじる二宮君の演技が憎々しいくらい生意気。うぅぅぅぅぅ。

ドラマのお母さんは重度のうつ病になってしまうんだけど、医者から「病気の原因となるストレスを軽減するためにも家族の協力は必須で、お母さんから何か聞かれたらはっきり答えてあげて下さい。たとえば食事で何が食べたいというふうに聞かれたら何々がいいと具体的に答えてあげてください」とアドバイスされます。

毎日の献立に悩んでいる人は五万といるだろうし、ドラマのような酷い症状にならなくても、あの年頃は更年期障害世代でもあるので、似たようなつらい経験をしている女性もいるだろうし、自分と重ね合わせたり、母親と重ね合わせたりして見てる人が多そう。

お姉さんの井川遥は、お金持ちの医者の家に嫁ぎ、セレブな妻。幸せな結婚をしているように見えるけど、実は金持ちならではの苦労をしている女。他人から見える自分と本当の自分のギャップに悩む人からこれまた共感を呼びそう。

しかし、一番の共感ポイントは、タイトルにもなっている「フリーター」でありましょう。学生から社会人になって痛感する大人社会の醜さ、上司の言うことは絶対でどんなに間違ったことを言われても逆らうことは許されない理不尽さ。誰もがきっと通る道。

私も入社した頃は、社風になかなか馴染めなくて辛かったなぁ。人見知りはしないので誰とでも親しくなれるんだけど、会社に人生を縛られるのが嫌でたまらなかった。だってさ、休日も仕事なんだよ。休日くらいゆっくりしたいしデートもしたいじゃない。泣。なのに、休みになると接待に付き合わされ、夜遅くまで飲みに連れて行かれ、コンパニオンと変わらない扱い。私はこんなことをするために働いているんじゃな〜い、と彼によく八つ当たりしてました。でも、後になって気づくんだよね。その時期に出会った人達がどんなに自分の力になってくれる人だったか。

ドラマの中で、竹中直人が会社の不満を言っている息子に「おまえはふるいにかけられたんだ」となじる場面があるんだけど、研修期間というのはそんな時期なんだよね。忍耐力があるかどうか試される時期。でも、渦中にいるとその事がわからない。後になると文句を言える立場がどんなにお気楽であるのかわかるんだけど。

二宮君はプライドだけは高いニート役が似合ってました。いや似合うというか演技が上手。ふざけてない頑固親父の竹中直人も新鮮だったし、強いイメージのある浅野温子の優しいママもよかった。そして、意味ありげな隣のおばさん役の坂口良子もやっぱり上手い。そこにいるだけで恐そうな感じが漂ってました。

「ギルティ 悪魔と契約した女」は、菅野ちゃんも玉木くんも好きだけど、ちょっと疲れる話なので挫折。「フリーター、家を買う。」は二宮君が苦手なので見るか見まいか迷ったんだけど、面白かったので視聴決定!

10月19日




NHKドラマ「10年先も君に恋して」再放送

もし、目の前に見知らぬ男性が現れ、

僕は君の未来の夫だ!

君と僕は、今から来るバスの中で知り合い、1年後に結婚する。だが、10年後、二人は憎しみ合って離婚するので、二人の未来のために、次のバスには乗らないで欲しい。


と突然お願いされたらどうする?
これ、NHKドラマ「10年先も君に恋して」の第1話。
未来の夫は内野聖陽。
そして、お願いされるのは、上戸彩。

「バスに乗らないで欲しい」とお願いされた彼女は、
彼に不信感を抱きながらも、文句を言いながらも、
言われたとおりバスに乗らないんだけど、
やっぱり、ふたりは別の形で出会ってしまうの。

困った未来の夫は、必死で二人の邪魔をします。
だけど、彼女は、邪魔をされても、反対されても、
未来は憎しみ合って離婚すると知らされても、
出会ったばかりの現在の彼をどんどん好きになってしまうの。
かなり端折ってますが、ここまでが1話の話。

内野聖陽と上戸彩は、「現在」と「10年後」の自分を演じます。
同一人物だけど、一人二役です。
上戸彩ちゃんはメイクや髪型をを変えて上手く演じ分けていたけど、
それ以上に、内野くんは「現在」と「10年後」を見事に演じ分けていて、
本当に時空を超えてやってきたみたいで素晴らしかったです。

そして、ラストはお約束通り、未来の夫は未来に帰って行くの。
これがね、うんもう、「未来の夫」と「現在の彼女」の別れのシーンが、
うんもう、すんごく感動。彩ちゃんと一緒にポロポロ泣き。

面白くなかったら削除するつもりで第一話を観たのに
笑って泣いてキュンキュンして、一気に全話観てしまいました。
久しぶりに、爽やかな恋愛ドラマを見た!という感じ。

恋愛ストーリーとしても面白かったけど、
内野君が科学者で、宇宙の研究をしていたので、
宇宙エレベーターの話も面白かったです。
すごいよ、宇宙エレベーター。地上と宇宙を繋ぐ輸送機関。
夢みたいな話に聞こえるけど、理論的には十分実現可能で、
近年の技術発展があれば、手の届く域に到達しつつあるんだって。
長生きしてこの目で宇宙を見てみたいわ。

主役のふたりを支える脇役さん達も魅力的だったんだよね。
アクが強くて個性的な人も、みんな良い人、愛すべき人。
弟くんも、同僚ちゃんも、上司も、作家先生も、教授も、
誰一人として欠けて欲しくないほど適材適所でした。

クリスタルケイの挿入歌「Time of Love」もよかったよ。
いつも絶妙のタイミングで流れて、ハートを熱くしてくれるの。
おかげで「Time of Love」を聞くと、優しい気持ちになれそうな気がします。

タイムマシーンものって、「歴史を変えちゃいけない」という設定が多いけど、
このドラマは、未来の内野が未来に戻ると、
現代人は記憶を全て失うという設定だったので、
未来の内野が、10年後をバラしまくるのが笑えました。
もちろん、人を選んでバラしているんだけど、
「彼女は10年後も独身だよ」とか「君は10年後は太ってるよ」とか
「彼女はイギリスで文学賞をもらうよ」とか。ばらすばらす。
それを知ったときの反応がこれまた面白い。

結婚するとき、「幸せになろうね」と約束しても、壊れるときは壊れます。
でも、壊れるときには、ちゃんと原因はあるんだよね。
たぶん、そのほとんどは早く気づいていたら、
優しい気持ちがあれば、解決していたかもしれない原因。

出会った頃の気持ちがずっと続く事なんてないんだけど、
それでも結婚するときは、ふたりの愛は永遠だと信じたいじゃない。
10年先、あなたがどんな風に変わっていたとしても、
私はやっぱりあなたが好き!10年先も絶対に愛してるから

10年後もそういう気持ちでいられるためには何が必要なのか
それをちょっぴり教えてくれるラブストーリーでした。

11月20日土曜日午前11時30分から再放送があるみたいです。
恋愛ドラマが好きな人にオススメだよ。

10月12日




ドラマ「フリーター、家を買う。」高視聴率

●ドラマ「フリーター、家を買う。」

原作・有川浩「フリーター、家を買う。」
脚本・橋部敦子
出演・二宮和也、香里奈、井川遥、坂口良子、竹中直人、浅野温子

フリーター、家を買う。の
「、」と「。」には、深い意味があるんだろうか。

二宮君が苦手なので見るか見まいか迷ったんだけど面白かったです。
プライドだけは高い引きこもりニート役がぴったりでした。
演技が上手なんだろうけど。
ふざけてない頑固親父の竹中直人も新鮮だったし、
強いイメージのある浅野温子の優しいママも新鮮でした。

脚本家の橋部敦子さんは、不毛地帯のような硬派なドラマより、
こういうホームドラマのほうが上手だと思う。
共感できるセリフがいっぱいありました。

【フリーター家を買う視聴率】
第一話の感想
「明るかった母さんが壊れた」17.6%
●第二話
「どうせオレは恥ずかしい息子だよ」16.8%
●第三話
「あんなオヤジでもヒーローだった」17.7%
●第四話
「お袋の、面倒みるのもう無理だ」17.4%
●第五話
「生きてる世界が違うって何だよ」16.7%
●第六話
「母さんを悲しませることすんなよ」15.4%
●第七話
「怖さとつきあって、みな生きてる」14.7%
●第八話
「おまえに親父さんの何がわかる?」16.4%

10月11日




TBSドラマ「獣医ドリトル」視聴率と主題歌

●TBSドラマ「獣医ドリトル」

原作・獣医ドリトル(作・夏緑/画・ちくやまきよし)
脚本・橋本裕志
出演・小栗旬、井上真央、成宮寛貴、石坂浩二、國村隼

キャッチコピーは「ペットは、癒しか。ビジネスか。」

【獣医ドリトルの視聴率】
●第一話「救え!声なき命」16.0%
●第二話「命を預かる覚悟」13.3%
●第三話「モンスター飼い主 」14.2%
●第四話「救え愛に命をかけたノラ犬」14.5%
●第五話「鳩が結ぶ50年越しの夫婦愛」11.5%
●第六話「子供達に届け!猪親子の声 」13.2%
●第七話「助手失格!本当の愛情」12.1%
●第八話「最終章〜安楽死」13.2%


【第二話の感想】

再放送で見て面白かったから2話目も見てみました。
丁寧に作られた1話目と違い雑な感じがしました。
懐かなかった猫が急に懐くようになったり、
ウジウジ飼育員が急に改心したり、
きっかけはあったけどそんな単純なものなんだろうか。
かといって、ずっとウジウジされても困るけど。
勉強になったことは、「喪中症」。
飼い主を喪った悲しみをペットが乗り越えられない状態なんだって。
ペットロスは知ってたけど初めて知りました。

【第八話の感想】

成宮くんの花菱先生は憎めなくていいね。
カミングアウトできて気持ちは軽くなったんだろうな。
失ったものはたくさんたくさんあるけど、
卑屈になることなく、また一から頑張れるのは、
それだけ嘘を積み重ねることが苦しかった証だと思う。
勇気を出してよかったなぁと思うよ。
それにしてもドリトル先生、かっこよすぎる。
あすかちゃんは素直で優しくて良い子すぎる。
3人とも魅力的でいいなぁ。
猫は大腸に異常があるとうんこを吐くんだね。
知らなかった。面白いだけじゃなく勉強になります。

10月10日




月9ドラマ「流れ星」原作「クラゲマリッジ」

●月9ドラマ「流れ星」

原作・臼田素子「クラゲマリッジ」
脚本・臼田素子、秋山竜平
脚本監修・伴一彦
出演・竹野内豊、上戸彩、松田翔太、北乃きい、板谷由夏、原田美枝子、稲垣吾郎

原作の「クラゲマリッジ」は、
第21回フジテレビヤングシナリオ大賞の受賞作品のようです。
そういうドラマの誕生もあるんですね。

【流れ星の視聴率】
第一話「最愛の人は一年の命 契約から始まる愛」13.6%
第二話「命がけの想い」14.2%
第三話「二人の秘密」13.7%
第四話「衝撃の告白」15.0%
第五話「壊れた絆」12.6%
第六話「愛と死」13.9%
第七話「二人きりの夜」13.6%
第八話「最後の夜」14.8%
第九話「引き裂かれた絆」13.4%


【第一話の感想】
1時間のドラマなのに2時間くらいに感じました。
借金、病気、婚約破棄、風俗嬢、政略結婚、自殺未遂。
不幸をたくさん並べるところが携帯小説っぽい。
「ラストフレンズ」や「イノセント・ラヴ」や「素直になれなくて」に
似ているなぁと思ったら同じプロデューサーの作品でした。
同じ上戸彩ちゃんのドラマでも最近観た「10年先も君に恋して」は、
何度でも観たくなるドラマだったんだけどな。
北乃きいちゃんも可愛いんだけど病気に見えないし、
上戸&稲垣も、竹野内&北乃も、年の離れた兄妹で、
現実離れしてるし、なんかわけありなんだろうか。
親が違うとか?

10月6日




「ギルティ悪魔と契約した女」原作&視聴率

●ギルティ悪魔と契約した女

原案・相沢友子
脚本・大久保ともみ、平野悠希
出演・菅野美穂、玉木宏、吉瀬美智子、水上剣星、唐沢寿明

ギルティ悪魔と契約した女には、原作小説はないので
キャストも先がわからない謎を秘めた物語なんだとか。
大久保ともみさんのオリジナル脚本だけど、
原案は相沢友子さん。相沢友子さんも脚本家。美人脚本家。
相沢さんの日記を読むとプロテューサーの稲田さんから
声をかけられてアイディア提供されたみたい。

【ギルティ悪魔と契約した女視聴率】
●1話「復讐の幕が開く」15.4%
●2話「復讐の鬼・愛を捨てる」12.6%
●3話「追い込め・悪徳弁護士」10.8%
●4話「私を罪に陥れた奴ら」14.7%
●5話「真犯人に天罰下る」11.3%
●6話「愛と愛・衝撃の対決」11.3%
●7話「解ける謎、新たな敵へ」13.3%
●8話「愛の告白、私は殺人者」10.8%
●9話「女の執念・黒幕暴く」10.9%

【第一話の感想】
なぜ、唐沢寿明がそんな役を・・・。
怪しすぎるんですけど(笑)
見た目もロン毛がキモイし、なぜ腰をグルグル回すの〜。
そして横山めぐみは真珠夫人みたいだった。
真珠夫人なので、あのまま良い人では終わらなさそう。
それにしても、あんなに簡単にマインドコントロールされすもんなんだろうか。

1話のラストで明らかになった菅野美穂演じる野上芽衣子の正体。
今現在は33歳だけど、18歳の時、毒入りチョコレート殺人事件
(姉の夫と息子を青酸カリで殺した罪)で無期懲役に。
でも、それはえん罪で、復讐しているようであります。
玉木宏は刑事さん。こちらも謎めいていてトラウマを抱えてそう。
ひさしぶりの玉木くんは千秋さまみたいでかっこよかったけど、
次回を観るかどうか微妙。管野も玉木君も好きなんだけど、
なんか明るい気持ちになるドラマが見たいのよね。

【第三話の感想】
なんか面白くなってきました。
菅野がつけているネックレスは悪魔の象徴なのかしら。
ネックレスを固く握りしめ気持ちを確認する菅野と
玉木の優しさに触れ罪悪感に苛まれる菅野。
見てて可哀想になってくる。
彼女が復讐する相手はみんな悪そうな人だから
殺されて当然なんじゃないかと思いそうになるけど
やっぱりダメだよね。復讐からは何も生まれない。
菅野自身も楽になれないし。
菅野のためにも復讐なんて止めさせてあげたい。

【第四話の感想】
玉木宏がかっこいいんですけど。
困っている管野に、大きく手を広げて
「おいで」とする玉木宏の仕草に胸きゅんなんですけど。
千秋様を思い出させる強引さが素敵だわ。
菅野がだんだん必殺仕置き人に見えてきます。
殺されて当然と思えるような人ばかり殺すので。
山崎裕太が悪そうな役だったから、
殺さず終わると続きが気になります。
しかも玉木宏に「邪魔しないで」とおもっちゃうし。
すっかり管野に感情移入。彼女を幸せにしてあげて欲しい。

【第六話の感想】
まさか芽衣子と堂島が繋がっていたなんて・・・。
堂島といる時の芽衣子は素の芽衣子になってしまい
謎めいたカリスマ性が感じられない。
そこがいいところでもあり、ちょっと残念。
芽衣子は最後どうやって罪を償うんだろう。
死んで償うのはやめてほしい。

【第9話の感想】
唐沢くんったら・・・。
感動したのに〜、エンディングで腰振ってたよ(笑)
今まで振ってなかったよね?
全く最後の最後まで・・・唐沢くん楽しすぎます。
しかし、堂島があんな形で死ぬとは思わなかった。
たしかに生きて警察に助けられたら
宇喜田の罪は中途半端になるもんね。
堂島が死んだほうが罪は何倍にも重くなるから。
芽衣子はどうなるんだろう。真島と幸せになって欲しいけど。
玉木宏の「愛してる」がJUJUの歌と重なって切なかったです。
ラスボスはやっぱり政治家関係なんだね。
いつも悪く描かれて可哀想な気がするけど、
それだけ権力を持っているってことなんだよね。

9月27日




ドラマ視聴率「秘密」志田未来と佐々木蔵之介

●ドラマ「秘密」

原作・東野圭吾 『秘密』(文藝春秋・刊)
脚本・吉田紀子
出演・志田未来、佐々木蔵之介、石田ひかり、竜星涼、本仮屋ユイカ、堀内敬子

小説は読んでないんだけど、広末涼子と小林薫の映画は観ました。
今になって気づいたんだけど、監督は「おくりびと」の滝田洋二郎。
小説を読んだ人はもの足りないようだけど私は面白かったです。

【秘密の視聴率】
●第一話「心は38歳、体は16歳の妻」10.1%
●第二話「今夜16才の妻を抱く」8.8%
●第三話「16才の妻、同窓会へ」8.8%
●第四話「私の記憶が消える日」8.8%
●第五話「妊娠」9.7%
●第六話「許されない恋の始まり」7.9%
●第七話「妻の恋人」7.7%
●第八話「妻との永遠の別れ」9.5%
●最終話「運命は妻を二度奪う」11.2%

【第1話の感想】
ストーリーはだいたいわかっているので感動は小さかったけど、
志田未来ちゃんの演技のうまさに引き込まれました。
すごい。16歳から38歳の変身は見事。
佐々木蔵之介が本仮屋ユイカと仲良く話しているのを
じっと見つめるあの眼差しは少女ではなく女ですよ。
子役の頃から演技は上手だったけど凄い女優さんだわ。
残念なのは佐々木蔵之介。彼にまだ慣れなくて。
清潔感がありすぎて気持ち悪い。
竜星涼とのキスシーンは、戸惑ってたけど、ただびっくりしただけでなく、
娘はこんなことをしていたの〜という驚きもあるんだろうね。

【第2話の感想】
やっぱり志田ちゃんがすごい。
それしか感想が出てこないくらい。
喋り方だけでなく後ろ姿までおばさんに見えるよ。
お父さん役は佐々木蔵之介でよかったかもしれない。
たとえばお父さん役が、大沢たかおや高橋克典のような
フェロモンむんむんな人だったら、志田ちゃんとのラブシーンに
近親相姦的な危なさがあまり感じられなかっただろうから。
でもさ、私が志田ちゃんの立場なら、娘の身体は触らせない。
夫を愛しているからこそ絶対にいや。そうじゃない?

【第5話の感想】
やっぱり志田ちゃんがすごい。
これしか感想が出てこない。
佐々木蔵之介と志田ちゃんの夫婦喧嘩は迫真の演技でした。
堀内敬子は死んじゃいましたね。
好きなのでもう少し絡んで欲しかった。
というか志田ちゃんの母親役が彼女がよかったかも。
娘役(逸美)の日向ななみちゃんは、ホットマンの七海なんだね。
なんとなく面影が残っているけど大人になったわ。

【最終話の感想】
最終回は視聴率が二桁になったんですね。
志田ちゃんも蔵之介さんも好演したしね。
最終回の感想はこちらにアップしました。

9月3日




渡る世間は鬼ばかり2010第10シリーズ視聴率

●渡る世間は鬼ばかり第10シリーズ

2010年10月14日スタート。
放送20周年を迎える10シリーズをもって終了です。
とうとうファイナル。ずっと観てると気持ちは親戚だよね?
橋田先生にはずっとがんばって欲しいのに。寂しすぎる。

【渡る世間は鬼ばかり第10シリーズの視聴率】
●第1話13.3%
●第二話10.8%
●第三話12.0%
●第四話11.4%
●第五話11.8%
●第六話11.7%
●第七話11.1%
●第八話12.0%

【第1話の感想】
驚いたのは神林先生。亡くなられてしまったのですね。
謎なのは、常子(京唄子)は神林先生と入籍していたはずなのに、
第7シリーズも、第8シリーズも、第9シリーズも、今シリーズも、
公式サイトは神林常子なのに、いつのまに籍を抜いたの?
それから、ルルはどうしちゃったの?
第1話は、5人姉妹全員が父親の誕生日を忘れているという話でしたが、
橋田壽賀子先生も大吉の誕生日をお忘れになっているような。
昔は昭和4年6月20日生まれでしたよ。

1年半も経つとみなさんそれなりに年をとられますね。
京唄子さんが痩せてしまったのが気になります。
植草かっちゃんは前回激痩せだったけど今回はぽっちゃりしてました。
お肉は適度についてるほうがいいですね。あんまり痩せすぎると心配になります。
日向子ちゃんは大きくなり、加津ちゃんは大人っぽくなってました。
えなりくんは税理士ではなく公認会計士を目指しているし、
加津ちゃんと結婚するんでしょうかね。兄妹のままでいて欲しいけど。

【第5話の感想】
さえさんの不倫、もう少し引っ張るのかと思ったらあっさり解決。
溺れる前に別れて正解ですよ。
あんな上から目線の男なんて罰が当たればいいのに。
院長役は天宮良さん。久しぶりに見たけどやっぱり年を感じますね。
それより貴子さん。生きてました。
いやそうじゃない。なんか事情がありそうな感じ。
お父様のお仕事は失敗されたのでしょうか。
まあ元気そうだからよかったけど。
もう渡鬼には出ないと思ってたのでビックリしました。
またえなり君の恋愛が見られるのでしょうか。
なんか照れちゃうんですよね。

8月20日




ドラマ「パーフェクト・リポート」の視聴率

●パーフェクト・リポート

脚本・酒井雅秋、浜田秀哉
出演・松雪泰子、小出恵介、相武紗季、遠藤雄弥、小柳友、要潤、小日向文世

テレビ局の報道記者の現場を描く大人のエンターテインメント。
落ちこぼれ記者たちが一致団結して再起を図るストーリー。

【パーフェクト・リポート視聴率】
●第1回「最低女上司と初めてのスクープ」7.7%
●第2回「哀しき誘拐犯!ダメ記者チーム始動」7.9%
●第3回「訴えられた死人8年の時が動き出す」7.6%
●第4回「ホーム転落事故奇跡の救出劇の裏に」9.7%
●第5回「衝撃!告発直前 目前で死んだ証言者」6.0%
●第6回「母親達が危ない産科医療ミス疑惑」5.6%
●第7回「父がくれた勇気 報道を信じる心」5.6%
●第8回「仕組まれた罠 遊軍決死の逆転劇」6.1%
●第9回「絡む二つの事件 太陽に隠された真実」5.4%

【第1話の感想】
松雪はかっこいいんだけどな。
「きらきらひかる」の月山紀子みたいで。
ストーリーがなぁ。
総理の失踪理由が美しかったから美談になったけど、
そうじゃなかったらどうなってたんだろう。
感動させようとするのが見え見えで残念。
テレビ局の話なんだからもっとおもしろいネタはありそうなのに。
お父さんはブラザートムの小柳友くんの演技が上手くなり、
やる気のない相武紗季ちゃんと黒い小日向文世さんはいいですね。

8月17日




「セカンドバージン」の視聴率と原作小説

●セカンド・バージン

脚本・大石静
出演・鈴木京香、深田恭子、長谷川博己、YOU、綾野剛、田丸麻紀、小木茂光、石田太郎、朝加真由美、布施明、段田安則、草笛光子

鈴木京香はバツイチ独身の豪腕プロデューサー。前夫との間にできた息子あり。息子は26歳ドラ息子なり。
20年振りに恋に落ちる鈴木京香。恋の相手は長谷川博己。金融王子と呼ばれる17歳年下の青年実業家。彼の妻は深田恭子。よって二人は不倫関係。

【セカンドバージンの視聴率】
●1話「不実な指」5.5%
●2話「キスして」7.3%
●3話「正直な体」8.6%
●4話「二番目の女」7.8%
●5話「愚かな女」8.3%
●6話「うずく背中」9.4%
●7話「のぞかれた夜」8.3%
●8話「愛しているのは私」8.2%
●9話「最後の一夜」11.0%
●最終回「誇り高き女達」

写真は、小説セカンドバージン」。
幻冬舎から出版されました。文庫本です。
ドラマが終わってから読んだほうがいいと思うような結末でした。

【セカンドバージンの感想】

回想シーンで始まるセカンドバージン。
忘れそうになるけど、行くん、ピストルで撃たれてたよね。
第6話で事業を拡大しようとしていたけど失敗するのか?

色っぽい鈴木京香もいいけど、深キョンがおもしろい(笑)
「夫は体位を変えないんです」「逆立ちしたいなぁ」
妊娠検査薬を持ち歩き、ベビーカーを押す深キョン。
まるで女版・冬彦さん状態。

それにしてもNHKはチャレンジャーだわ。
AERAや週刊朝日でセカンドバージンが特集されていたけど、
「不謹慎だ、けしからん」という声が寄せられる一方で
「私もいい年なのですがまた恋がしたくなりました」
と絶賛する声が40代女性を中心に寄せられているそうです。
私も長らく恋愛なんてしてないけど、私はしたくならない。
40歳過ぎて自分を見失うのは嫌だとドラマを見ていて痛感しますわ。
ただ、女性ホルモンは欲しい(笑)

京香さんとYOUさんの友情もおもしろい。
息子の恋人と年が変わらないってどんな気持ちなんだろう。
無名に近かった長谷川博己くんの人気は急上昇。
でも私はあんまり好きじゃない。
玉木宏や竹野内豊とかがよかったなぁ。

【セカンドバージンの感想2】

行くん役の長谷川博己さんは、脚本家の大石静さんに似ていると思う。
目元と口元がそっくりだと思うんだけど似てない?
彼のドラマデビューは、同じく大石静さんの作品「四つの嘘」
NHKプロデュサーは別の役者さんを推していたそうだけど、
大石静さんが彼を強く推薦したらしいです。
我が子のように可愛いのかしら。

それはさておき。
私は鈴木京香に年は近いけれど、深キョンを応援したくなる。
だから深キョンが強くなっていくのは嬉しい。
もちろんやり過ぎだとは思うけど気持ちはわかるよ。
行くん、身も心もやつれ、るいのことも避けだしたけど、
男性は仕事がうまくいかなくなると恋愛どころじゃないのね。
こういう所は、女性は逆のような気がする。
仕事が楽しくなると恋愛はどうでもよくなるし、
仕事がうまくいかなくなると男に甘えたくなるみたいな。

【最終回の予告】
鈴木京香さんが案内するセカンドバージン最終回の
特別予告編動画が公式サイトにアップされてたよ。

8月16日




やまとなでしこ「松嶋菜々子の桜子名言集」

やまとなでしこの最終回を観ました。
もうセリフを覚えちゃうくらい見ているのに何度見てもおもしろい。

僕は、もう逃げません。
桜子さん、あなたが好きです。
たとえ明日、あなたの気持ちが変わったとしても。


私には、見えるんです。
10年後も、20年後も、あなたのそばには私がいる。
残念ながら・・・あなたといると・・・私は幸せなんです。


「残念ながら・・・」というセリフがいかにも桜子さんらしくていい。
こういう高飛車な役をやらせたら松嶋菜々子はうまいです。
しかもただの高飛車ではなく可愛らしいから憎いところ。

やまとなでしこの演出は、織田裕二主演の映画「ホワイトアウト」の監督。
その若松節朗監督が、ホワイトアウトで松嶋菜々子と一緒に仕事した時、
彼女をめちゃくちゃにしたくなり企画したドラマが「やまとなでしこ」なんだとか。
記憶違いがあるかもしれないけど、何かの雑誌でそう読んだことがあります。

彼女はこのドラマで初めてラブコメディに挑戦したわけだけど、
彼女の魅力が最も生きているドラマじゃないかと思います。

最後の最後までいい人だった東十条さんもステキでした。
「僕は世界一のアッシーだろ」
こんないい人いるのでしょうか。
エンディングの結婚式でもちゃんとお祝いしていたし(笑)
でも相手が桜子さんのような女性だからいい人になれたのかも。
尽くす女性が相手だと傲慢な男になっていたかもしれない。

最後まで不思議キャラだったのは、佐久間の妻の真理子さん。
私が欧介さんの友達なら、どう考えても桜子は薦めない。
全力で反対するような気がします。
だって若葉ちゃんのような優しい女の子のほうがいいもん。
友達には大事にしてくれる相手をすすめたいから。
しかし、佐久間真理子は最後まで桜子さんの味方でした。
でも、それは、欧介のように優柔不断な男には、
若葉より桜子のほうが上手くいくと思ったからかもしれない。
結局、桜子のためではなく欧介のため。
欧介の性格を熟知していたからあんなに薦めていたのかしら。
やまとなでしこと関係ないけど、真理子役の森口瑤子さんは、
東京ラブストーリーの脚本家坂元裕二さんの奥さんです。


若松節朗さんが演出した「恋ノチカラ」も好きです。
深津絵里が主演のドラマ。
このドラマでも、矢田亜希子は堤真一に振られちゃいます。
そういえば!矢田ちゃんは来年の月9で復帰するみたいです。
瑛太主演の「ヴォイス〜命なき者の声〜」。

瑛太君にとって連ドラ初主演のドラマだし応援しようかな。

やまとなでしこ脚本家の中園ミホさんはエッセイで語ってました。
桜子と若葉はまるで別世界に棲む両極端な女性みたいだけど、
桜子の中には若葉のような健気さがあって、
若葉の中にも桜子のようなしたたかさがある。
どんな女性にも桜子と若葉の部分が共存していて、
「お金持ちが大好き」と女の子が心の奥に隠している本音を
口にしてしまう桜子のほうが、かえって純粋な気さえする、と。

参考・<やまとなでしこ名言集桜子語録

だから、桜子さんは男子に人気はないけど、女子に人気があるのかも。
男性や彼のママにモテようと思ったら若葉ちゃん流がオススメだけどね。

12月18日




やまとなでしこ再放送・あらすじは27歳婚活

29歳のクリスマスの再放送が終わりました。
せっかくなので最終回前から録画して観てみました。

山口智子と松下由樹と柳葉敏郎が若かったぁ〜。
身体は細いしお肌はもちもちでした。
私も同じだけ年を重ねてきているんだけどさ。

ドラマを観て感じたのは、14年前は共感できたことが出来なかったり、
14年前は気づかなかったことが気づいたり、昔と今の自分の違いを感じました。
こんな風に自分の成長を感じることができるのは、再放送の醍醐味です。


明日からは、やまとなでしこの再放送が始まるみたいです。
これまた、好きなドラマなので、録画してみたくなります。

やまとなでしこは、8年前の2000年に放送された月9のドラマ。
キャッチコピーは「愛は年収」(笑)。
脚本家の中園ミホさんが生みだした桜子語録は最強です。
●どんな誠実な男よりも信じられるのはお金。
お金は絶対に女を裏切らない。
●どうしてルックスや性格で男を選ぶのは誉められて、
お金で男を選んじゃいけないわけ?
●恋愛?そんなことやってる暇ないわよ。
結婚、すぐ結婚!


「やまとなでしこ」のあらすじを今風に表現すると「27歳の婚活」。
婚活が流行っている今を思うと、先見の明があるドラマであります。

松嶋菜々子が演じた神野桜子は、嫌なものは嫌だとハッキリ言う人。
矢田亜希子が演じた塩田若葉は、健気で好きな人に尽くす人。
中園ミホさんのエッセイによると、世の男性は圧倒的に若葉派なんだそうです。
「若葉ちゃんを泣かすな」「あのコを不幸にしたらタダじゃおかない」
と訴える男性が多かったんだとか。

私は若葉ちゃんも好きだけど、桜子も好きです。
大人のワガママは、あまり好きじゃないんだけど、
彼女のワガママは、なぜか憎めない。愛しさすら感じてしまう。
たぶん、自分には決して嘘はつかないところがいいんだと思う。
だからこそ、最後の最後の欧介さん(堤真一)への愛の告白は、
馬鹿みたいに純粋で、感動させてくれたんだと思います。

おまけその1。
公式サイトのあらすじをリンクしておきます。
バックナンバーは↑のページの下にありました。

おまけその2。
再放送の予定と当時の視聴率を並べておきます。

1話 『ずっと探してた人』  12月3日 24.9%
2話 『恋を失うとき』    12月4日 21.4%
3話 『二人きりの夜』    12月5日 25.8%
4話 『ラブホテル事件』   12月8日 23.6%
5話 『恋と洋服』      12月9日 26.7%
6話 『顔以外愛せない』   12月10日 25.9%
7話 『素直になれなくて』  12月11日 24.6%
8話 『やさしいウソ』    12月12日 26.5%
9話 『彼女が泣いた夜』        25.4%
10話『逃げ出した花嫁』        28.3%
最終話『いつか王子様が』        34.2%

12月2日



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