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「墓場鬼太郎〜ゲゲゲの鬼太郎」作詞作曲

今週のゲゲゲの女房は「鬼太郎ブームがはじまった」なんだけど「いずみの恋」の間違いじゃなかろうか?と思うくらい、いずみちゃんがモテモテでメロメロです。

いずみちゃんが好きな倉田圭一さん(モデルは池上遼一)とは相思相愛のようだけど、どうなるんだろう。



(8月6日追記)

いずみちゃんの夏休み(恋)が終わりました。
いずみちゃんが藍子の手をとって火傷の後を見る仕草もせつなかったけど、倉田さんとのお別れのシーンはもっとせつなかったです。お互い好きなのに、好きだとも言えずに終わってしまいました。倉田さんのイラストが美しすぎて泣けますよ。うるうる。



(8月5日追記)

鬼太郎の歌が完成しました。
歌詞が完成したとき、原案通り、一番最初のお披露目は布美ちゃんでした。

実は、私、ゲゲゲの鬼太郎のアニメを見たことないのです。そんな私でも鬼太郎の主題歌は知っています。ちゃんと歌えます。そのくらいインパクトのある歌ですが、松下奈緒ちゃん、メロディーにつられることなく、ちゃんと朗読できてましたね。さすが音楽家。

鬼太郎の歌は、アニメの主題歌として作られたわけではありません。キングレコードが少年マガジン(ドラマでは少年ランド)に連載しているマンガ家に作詞してもらって1枚のレコードを作るという企画(少年マガジン主題歌集)で誕生した歌です。

この歌に飛びついたのが、ラジオの深夜放送のDJ達。替え歌にしても面白いというので、若者達の間にあっという間に浸透したようです。このラジオでの人気がテレビ化に結びつけたみたい。今「サンデーとマガジン〜創刊と死闘の15年」を読んでいるんだけど、この本に「鬼太郎の歌」のエピソードが書かれていました。

「鬼太郎の歌」の歌詞が完成した時は、少年マガジンの内田さん(ドラマでは豊川悟)もキングレコードの人もぶっ飛んだそうです。知らなかったんだけど、鬼太郎の歌を作曲したのは、いずみたくさんなんですね。いずみたくさんは、ハトヤのCM「伊東に行くならハトヤ、電話は4126(良い風呂)」を作曲した人です。

「サンデーとマガジン〜創刊と死闘の15年」には、少年マガジンの内田さんの話はたくさん出てくるんだけど、水木しげる先生の話は5ページくらい。でも、当時の漫画を取り巻く環境がよくわかって面白いです。いや熱いです。あまりの熱さに「トリビアの泉」のへぇへぇボタンが欲しくなるくらい。

今でこそアニメは日本が誇る文化のひとつになったけど、昔は有害だったんだよね。私が子どもの頃もまだまだ漫画は悪だったからなぁ。どのくらい漫画が嫌われていたかというと、鳩山由紀夫さんの祖父である鳩山一郎さんが内閣総理大臣だった時、国会で、

「かくせいざい、不良出版物等のはんらんはまとこに嘆かわしい事態でありますが、特にわが国の将来をになうべき青少年に対し悪影響を与えていることは、まとこに憂慮するべきことであります」

と演説されたくらい。漫画はかくせいざいと同等に語られるほど悪だったのです。ドラマでも「不良図書から子どもを守る会」の一団が「こみち書房」に押しかけていたけど、当時は全国各地で抗議運動が燃え上がり、運動家達は小学校の校庭で漫画を焼いたり検閲を要求したみたい。

でもね、明治末期の新聞にこんな記事があったんだって。

近年の子どもは、夏目漱石などの小説ばかり読んで漢文を読まない。
これは子供の危機である。


夏目漱石も否定されてたなんて。歴史は繰り返されるんだね。
おもしろいね。

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