篤姫で考える恋愛と結婚
昨日は、独身最後の篤姫と尚吾郎の囲碁デートでありました。 篤姫と尚吾郎は、とってもお似合いであります。 家定の奇行な振る舞いを見れば見るほど、そう感じます。
ラストフレンズの瑛太君も優しくてステキですが、 尚吾郎の瑛太君はもっともっとステキで魅力的。 昨日の尚吾郎さんも、男気があってかっこよかったです。
好きだと口にすることも許されず、好きな気持ちを胸に秘め、 篤姫の結婚を応援する尚吾郎の気持ちを思うと涙涙でございます。
篤姫は、そんな尚吾郎の思いには全く気づいてないご様子で、 尚吾郎のことは、心を許した友達としか思ってないようですが、 本当のところは、どうだったんでしょうね。
現代風に脚色すると、恋愛の香りがあるほうがドラマになりますが、 篤姫の原作では、尚吾郎の恋愛感情ことも、描かれてないようです。
今は、恋愛結婚が主流でありますが、恋愛結婚の歴史は短く、 恋愛結婚が、見合い結婚を上回ったのも、 1960年代後半で、最近のことであります。
篤姫が生きた時代は、親が決めた相手と結婚するのが当たり前だったから、 恋愛と結婚は別というよりも、恋愛感情すら知らなかったのかもしれません。 だから、尚吾郎の恋心に気がつかないのは自然なことだったのでしょう。
そして、篤姫のように身分が高い人の結婚は、女の大仕事だったから、 好きじゃ嫌いじゃなどと言ってる場合じゃなかったんだと思います。 とはいえ、結婚が政治に利用されるのは、なんとも切ないですね。
好きな人と手と手が触れる感触や、大好きな人に抱きしめられる安心感、 好きな人に好きだと言える喜びや、好きだと言ってもらえる幸せは、 今の時代を生きているからこそ、感じられることなんだよね。 そのチャンスを無駄にしてはいけない。感謝しなくちゃ。 やっぱり素直にならなくちゃね。
大河ドラマ「篤姫」の感想
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