南ひろこ「ひなちゃんの日常」産経新聞
産経新聞の1面に、ひなちゃんの日常という漫画が連載されています。 これがねぇ、この漫画がほのぼのしていて、可愛いったらありゃしない。
ひなちゃんのおかげで朝が楽しみなのです。
ひなちゃんは、3歳の女の子。 最近はオリンピックネタが多いんだけど、 たとえば、ある日のひなちゃんは、妊婦さんに席を譲ってました。 相手は3歳の女の子だから、妊婦さんも遠慮します。 でも、ひなちゃんは諦めないで、妊婦さんに席を譲ります。 「おなかのあかちゃんとすわってください」 「ひなは少しあかちゃんよりお姉さんですから」
別の日のひなちゃんは、ママと公園でお散歩。 「空気もおいしいわよ」とママが言うと、 ひなちゃんは一生懸命空気を吸い込み続けます。 顔が真っ赤になって苦しそう。 ママから「吸ったら吐かないと」と言われると、 ひなちゃんは「おいしいのに出しちゃうんですか?」
私が説明すると可愛さが半減するけど、しぐさも可愛いの。 ひなちゃんは両親にも敬語でおしゃべりします。 だけど、子どもらしさ はちゃんとあるから、堅苦しさは全く感じません。 サザエさんのタラちゃんやぽっかぽかのあすかちゃんに似ているかな。
10年前から産経新聞に連載されている漫画なんだけど、 去年までは、毎週火曜日、週に1度だけの掲載でした。 それが、今年から毎日連載されるようになり、 なんと3月からは、1面で連載されるようになりました。 1面にお引越してからは、私も必ず読むようになり、 ひなちゃんの可愛さに毎日メロメロしてます。
今年の6月、日本漫画家協会賞の大賞を 南ひろこさん(ひなちゃんの日常の作者)が授賞しました。
協会理事長を務めるアンパンマンのやなせたかしさんは、 かわいいひなちゃんのキャラクターが新聞漫画の革命を起こしている。 漫画の正統をふまえ、とてもきれいな言葉を使い、それでいて面白い。 1面にカラーで漫画が連載されるのもこれまでにないこと。 と絶賛されていました。
毎日の連載は大変だと思うけど、 楽しみにしているファンはたくさんいると思うので、 身体に気をつけてがんばって欲しいなと思います。
日日是なんとかなるな2008年
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