トラブルに注意!間違いだらけの婚活ブーム
今週のダイヤモンドは『婚活』が特集でした。 タイトルは「間違いだらけの婚活ブーム」。 18頁にわたって特集が組まれていました。
婚活サイトの比較や婚活パーティーの特徴だけでなく、 婚活の落とし穴なども紹介し、注意を呼びかけていて、 婚活を煽る雑誌が多い中、ちょっと新鮮な特集でした。
国勢調査によると、2005年の25〜44歳の独身者は約1400万人。 そのうち結婚紹介所を利用している人は約60万人。 独身者の4%。たった4%です。 婚活ブームに見えるけれど、実際に婚活している独身者は少数でした。 ただ、結婚相談所に興味がある人は約700万人いたので、 時間がないのか、勇気がないのか、不安なのか、動けない人は多いみたい。
国民生活センターによると、2008年度の苦情件数は3111件。 会員数を水増ししたり、嘘の学歴や実際より高い収入を書くよう促したり、 解約に応じない、返金しないなどのトラブルが続出しているみたいです。 そして相談者の契約料平均額は51万円。けっこうな額ですね。 結婚相手よりもまず結婚紹介所を探すのが大変そうです。
国(厚生労働省)が「官製お見合い」に補助金を 出し始めたのは、たしか2002年でした。 今では5割の自治体がなんらかの結婚支援を行っていて、 婚活に熱心な自治体は、山形県、茨城県、石川県、 愛知県、兵庫県、奈良県、福岡県、長崎県などのようです。
ダイヤモンドで品川区の婚活事業が紹介されてましたが、 (しながわ水族館パーティーや身だしなみマナーセミナーなど) 安心感があるからなのかカップリング率は高いみたいです。 情報は、自治体が発行している広報やHPから発信されてそうだけど、 こういう情報をマメにチェックする人だから、高い気もします。 広報はマメにチェックしたほうがいいかも。
小渕優子さんのインタビューも掲載されていました。 親から子へ、夫婦や家族のよさを伝えていくことが大切だ、 というような事も、語られていましたが、 私も子の結婚観に親が与える影響は大きいように思います。
【婚活】結婚の理想と現実
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