借金がふくらみ、そして僕らは途方に暮れる
定額給付金に振り回され途方に暮れる少年がラジオで相談してました。
少年は高校生です。 定額給付金が給付されたのに、彼は1円も貰えませんでした。 親に「定額給付金が欲しい」とお願いしても、 親はあれこれ理由をつけてお金を渡しませんでした。 困った少年は友達に相談すると、友達も同じでした。
少年は生徒会長でした。 彼は生徒を代表して、校長先生に会いに行きました。
自分の言うことは全く聞いてくれない親も、 校長先生の言うことなら聞いてくれるかもしれない。 校長先生から「子どもの給付金は子どもに渡すように」 プリントを配るなどして親を説得して欲しいとお願いしよう。
しかし、校長先生は彼に交換条件を出します。 残念ながら、生徒の言いなりになる人ではありませんでした。
「今度、私の妻が学校を見学に来ます。 私も定額給付金を貰ってないので、 定額給付金を私に渡すよう、妻を説得してください。 もし、妻を説得できたら、君の願いを聞きます」
校長先生の返し方がナイスで笑ってしまいました。 少年の気持ちはわかるけど、世の中そんなに甘くないということですね。 そんなわけで、困った少年はラジオに投書したのでした。
定額給付金の申請期限が迫ってきました。 役所がお知らせしてたので、TBSラジオの少年を思い出しました。
経済ジャーナリストの財部さんのサイトに、借金時計が設置されてます。
日本が抱える借金は恐ろしいスピードで増え続けています。 今は、税収1年分の10倍以上の借金があります。 自分に置き換えて借金を計算すると恐ろしくなります。
これが自業自得なら仕方ないんだけど、 選挙権のない子供や孫世代にまで迷惑をかける借金です。 税金は助け合いのためのお金であるべきなので、 本当に困っている人のために使って欲しいです。 バラマキ政策は、民意が望むから続いていきます。 サービスくれくれ、お金ちょうだいばかりでなく、 節約できることは節約して、譲れることは譲って、 みんなが協力し合うことが大切なんだと思います。
日日是なんとかなるな2009年後
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