最終回の暗殺犯は今井信郎(市川亀治郎)
●最終回「龍の魂」
最後まで、龍馬伝の龍馬はあんまり好きになれませんでした(福山くんは好きです)。好きになれなかったけど、龍馬が暗殺されるシーンはやっぱり悲しかったです。
暗殺は一瞬でした。迫力ありすぎて固まりました。いくらドラマでも人が人を殺すところは見たくない、けど、いい最後でした。欲を言えば喋りすぎな感じがしたし、もっと欲を言えばテロップが・・・。
関係ないけど、いや関係あるかな。一番盛り上がる暗殺シーンで流れたテロップ。県知事になられた中村時広さんは元三菱商事の社員です。岩崎弥太郎が築き上げた三菱商事。因縁を感じます。空気読めないようで読んでいるのかも。
きっと岩崎弥太郎が怒ったのよ。「龍馬はカッコイイのに、何なんだ俺の死に方は・・・」と。(龍馬伝の)弥太郎らしくて嫌いじゃないけど立派な方なのにあれはひどい。香川照之さんがインタビューで答えていたんだけど、岩崎弥太郎に会うことがあったら、『ぼくはひと言しかないです。「汚くして、本当に申し訳ありませんでした!」』。私もそれをオススメするです。
暗殺者は今井信郎でしたね。 今井信郎のその後を調べてみました。 京都見廻組 → 戊辰戦争は幕府軍 → 函館で明治政府軍に降伏 → その取り調べで竜馬暗殺の関与を証言 → 恩赦で出所 → 静岡県吏として八丈島で勤務 → 初倉村長 → 初倉村長 → 大正7年死去
龍馬を暗殺した人が村長さんになるなんて不思議な感じです。 市川亀治郎さんの今井信郎は迫力ありました。 さすが香川照之さんの従兄弟です。
1年間、おつかれさまでした。 途中、何度か挫折しそうになったけど見てよかったかな。
大河ドラマ「龍馬伝」の感想
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