ツンデレ岩崎親子と岩崎弥太郎物語(龍馬伝)
●第3回「偽手形の旅」
龍馬伝の感想です。 またまた岩崎弥太郎が大活躍でした。 弥太郎ちゃんツンデレです。 うっとうしいくらい龍馬に取り憑き、疫病神状態だったのに、 最後の最後で龍馬を突き放し、思いやりを見せてくれました。 しかも「おぬしが大嫌いじゃ〜」だもん。ツンデレ過ぎです。
貧乏は子どもの罪ではないんだよね。 弥太郎の罪じゃないのに、志の邪魔をするのは、いつだって貧乏。 可哀想だけど、貧乏は生まれもって定められたスタートライン 恨んだり妬んだりしても何にも生まれないから、受け入れるしかないんだよ。 でも、裕福な龍馬を恨めしく思う気持ちはわかる、わかるよ弥太郎。
貧乏の根源である弥太郎の父親もツンデレでした。 どうしようもない父親だけど、父親なんだよね。 息子のために本を買ってきて、消えた息子を探し回り、 探し回っているうちに喧嘩して殴られ、嫁さんの膝の上で号泣。 憎みきれない罪な父親です。
今のところ龍馬伝は、龍馬伝じゃなくて岩崎弥太郎物語みたい。 でも、ずいぶん脚色も入ってるようですね。 三菱グループの公式サイトにある岩崎弥太郎物語によると、 弥太郎が江戸に行くとき、弥太郎の両親は、 先祖伝来の山林を売って遊学費用を捻出してくれたようです。 貧乏だったけど、子どものためなら財産を手放すできた親だったみたい。
しかし、高知から江戸まで30日もかかるのですね。 それだけでも今は恵まれているのに、不満が多い現代社会。
大河ドラマ「龍馬伝」の感想
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