迷惑な宣伝書き込みより悲しかった出来事
迷惑な宣伝書き込みが後を絶ちません。
相手は1クリックで1000カ所の掲示板へ自動投稿できるソフトを使っているから泣き寝入りするしかない状態です。昔は定期的にアドレスを変えていたんだけど、すぐ見つかっちゃうからバカらしくなってきてあきらめました。対策を講じるよりマメに消したほうが今のところ早いのです。
迷惑書きこみが書き込まれると大人の皆さまは無視してくれるので、返信数が0の書きこみを探せば簡単に探せるようになってます。ただ、ティーンズの娘ちゃん達は「管理人さんに言いつけるわよ」とか「変態は消えて」とか「ここはそんな場所じゃない」とたぶん読まないであろう相手に向かって怒ってくれることが多く、もちろんその気持ちは嬉しいし可愛らしいんだけど、書き込まれる分だけ返信数が多くなるので、普通の相談だと勘違いして見逃してしまうこともあるんです。教えてくれる人がいるので助かっているんだけどね。
まぁでも迷惑書きこみはまだいいんです。 削除してしまえばいいだけだし、どこに書いたかわからない相手に怒るのも時間の無駄だし、機械相手なので気を遣う必要もないから、私の心はさほど痛みません。
でも人が絡むとそうはいきません。最近、落ち着いてきたので呟きますが、去年は相談室のトラブルが多い年でした。去年届いたメールの半分は相談室がらみで、昔は全く届かなかったクレームメールも届くようになりました。「アドバイスに傷ついた」「書き込めないようにして」「(アドバイスしてくれた人)の書きこみをすぐに削除して」「消すまで送り続けます」などここに書けないような内容もたくさん送られてきました。
どんな酷いアドバイスなのか確認すると、ほとんどのアドバイスが、適切でまともな助言なのです。素直に受け止めれば悩みは解決しそうなのにと思っても通じる相手ではなく困ることも多々ありました。
モンスターペアレントやモンスターペイシェントなどのクレーマーが社会問題になってますが、似たような波がやってきた感じで、一時、メールを確認するのが憂鬱になり、「何でこんな思いまでして続けてるんやろ」と思うこともありました。
でも、クレーム以上に辛かったのは、相談室内の言い争いです。ティーンズの間ではたまにあったんだけど、大人同士の間でも増え、全く知らない人なら無視できるんだけど、いつもお世話になっている人が関わるとつらくて。
怒って去ってしまう人もいれば、追い込むほど傷つけてしまった人もいました。去年は大晦日の最後までドロドロ状態になり、疲れてしまった私はお世話になっている人に弱音を吐いてしまいました。こんなことは初めてでした。
そして、1月。ものすごくお世話になった彼女が去っていきました。 彼女のことは今もやっぱりつらいです。 彼女は、かれこれ4年くらいアドバイスしてくれてた人で、その彼女が私に初めてくれたメールが謝罪メールでした。彼女は何も悪くないのに、謝る事なんてひとつもないのに、感謝してもしきれないほど感謝している人なのに、彼女は相談室が荒れてしまったことに責任を感じ去っていきました。
「いかないで」と引き止めたかったんです。彼女のアドバイスは私も好きだったから。でも同じくらい休ませてもあげたかった。
彼女から届いた最後のメールに「ももカフェが大好きです」と書いてありました。疲れることがあると、「もうやめたい」という波がやってくると、彼女のメールを見るようにしてます。また戻ってきてくれるかもしれないし、「待ってます」と約束したし、まだ必要としてくれる人もいるし、助けてくれる人もいるのでがんばります。
日日是なんとかなるな2010年
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