TBS日曜劇場「JIN−仁−」続編の視聴率
TBS日曜劇場「JIN−仁−」の続編が始まりました。
さすが「仁」。仕事は丁寧だし、コンセプトがしっかりしているし、前作からのぶれは全く感じない。だから、スタートした瞬間から「仁の世界」にどっぷり浸ることができました。
第一話(人は人でしか救えない)ですが、何度、私を泣かせれば気がすむのよ〜というくらい泣きました。心に響くセリフがたくさんあったんだよね。今だから心に響くセリフが。
僕達は当たり前だと思っている。 思い立てば地球の裏側に行けることを。 いつでも思いを伝えることができるを。 平凡だけど満ち足りた日々が続いていくことを。 昼も夜も忘れてしまったような世界を。 でも、それは与えられたものだ。
もし、第一話の放送が3月10日だったら、別のことを感じていたかもしれません。一瞬で多くの命が失われ、一瞬でたくさんの家が失われ、一瞬で大切な人を失い、一瞬で大事な思い出を失い、一瞬で苦労して手に入れた物を失い・・・、当たり前のことがどんなに幸せなことか教えられた後なので、ぐっさぐさきました。
死んだら笑えないんです。 生きてなきゃ笑えないんです。
喜市ちゃんのこのセリフも泣いたでありんす。喜市ちゃんが言うからぐっとくるんだよね。ちゃんと前作を生かし前作から繋がっているところがすごいと思います。
もう一遍生まれてきたい。 そう思える国にすることじゃき。
龍馬のこのセリフも効いたなぁ。国を動かす者の志としては基本だよね。でも、忘れちゃうんだろうな。龍馬は久坂玄瑞から思いを託され、国への思いを固めていきます。この解釈も流れも上手だなぁと思いました。
内容は120%満足。新メンバーの役者さんもみなさん適材適所だったと思います。西郷どんは雰囲気でてたし、市村正親の佐久間象山は「江」の明智光秀より迫力あったし、麻生母の痩せっぷりもすごかった。脚気患者を演じるために体重を8キロほど落として撮影に臨んだそうです。みなさんプロですね。ただ、ひとつだけ欲を言えば、主題歌は平井堅ではなくMISIAのままがよかったかな。そのうち慣れてくるかしら。
初回の視聴率は23.7%。 関西地方では27.2%でした。 すごい。大河ドラマもびっくりです。
写真はJIN‐仁‐完結編のオフィシャルガイドブック 来週は仁先生が苦しそうでしたがどうなるの〜。 2時間見ちゃったら1時間じゃもの足りないよ。
【ドラマ】JINの感想
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