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とろろ昆布ダイエットは甲状腺が危険

『朝バナナの次はとろろ昆布?』
というニュース記事がYahooにアップされてました。

朝バナナダイエットブームでバナナが店頭から消え、
最近になってようやくバナナが並ぶようになったけど、
釈由美子やhitomiがおやつにとろろ昆布を食べている噂があり、今度はとろろ昆布がブームになりそうなんだとか。

【参考】とろろ昆布ダイエット レシピ+失敗防止ケア

とろろ昆布には、食物繊維が豊富に含まれています。
だからふだん食べない人がとろろ昆布を食べるとお通じが良くなります。
便は、体内の毒素を排出する最高の方法です。
便通を良くしてくれる食物繊維は、ダイエット効果抜群なのです。

私もとろろ昆布は好きでよく食べています。
4年前ダイエットを始めたときももりもり食べました。
とにかくお通じが良くなるので、ダイエット効果があるのです。
調子に乗っていつもより多めにお味噌汁に入れて食べていました。

そんなある日、風邪で熱が下がらなくて病院に行きました。
診察中、首の一部に異変を見つけた先生は、
紹介状を書くからすぐ別の病院で検査してくださいと言いました。
もろもろの経緯は省きますが、検査の結果は甲状腺機能低下症でした。

甲状腺機能低下症は、甲状腺ホルモンの不足が原因でおこる病気です。
40〜50代の女性に多く、男性1人に対して女性25人の割合です。
症状はいろいろあり、たとえば、脱力感、寒がり、体重増加、むくみ、
便秘、発汗低下、白髪増加、月経過多、集中力低下などがあります。

私の症状はまだそんなに重くありませんでした。
他の病気で薬や漢方薬を飲んでいたこともあって、
定期的に検査をして様子をみましょう、ということになりました。
しかし、2度目の検査の時、数値が悪化していたのです。
先生に「もしかして昆布とかワカメとか大量に食べた?」と聞かれ、
とろろ昆布を毎日のように食べていたので正直に告白すると、
「それかもしれない」と注意されてしまいました。

海草類(昆布、ワカメ、ノリ、ヒジキなど)に多く含まれているヨードは、
甲状腺ホルモンの原料なのです。このヨードをとり過ぎると、
甲状腺ホルモンが作れなくなる人がいて、それが私でありました。
海草類を食べないようにすると、また甲状腺ホルモンが作られると言われ、
先生の指示に従いトロロ昆布を我慢すると、正常に近づいてきました。

何事も過ぎたるは及ばざるが如しです。
物事には程度というものがあることをこの身体で知りました。
身体は食べる物でできていて、身体は正直なのであります。
痩せるからと言って過度に食べ過ぎると身体は壊れていくのです。

というわけで、とろろ昆布の食べ過ぎには注意してくださいね。
ダイエットに成功して痩せても身体を壊したら意味ないから。

ちなみに、バナナの食べ過ぎも同じであります。
バナナは暑い地方の食べ物です。夏の果物です。
なぜ、バナナが暑い地方の暑い時期の食べ物かというと、
バナナは身体を冷やしてくれる働きがあるからです。
夏の果物の代表であるスイカも同じです。

バナナやスイカは暑い暑い夏に食べるからいいんです。
寒い冬に食べると身体を冷やしてしまいます。
冷えは女子の天敵なのでバナナの食べ過ぎも注意してね。

これからの季節の果物はりんごです。
りんごは身体を温めてくれる陽の果物です。
寒い時期に寒い地方でとれるリンゴが身体を温めてくれる。
自然の恵みは素直に受けとめるのが一番ですね(^^)。

【ダイエット】失敗と反省と方法


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