新型インフルエンザが流行する前に備蓄対策
新型インフルエンザに備え、各家庭に8週間分のマスク備蓄してください! と厚生労働省が呼び掛けていたので、買わなくちゃと思いつつ買ってません。 最近、急に寒くなってきたので、マスクも備蓄しなくちゃと焦ってます。
備蓄するマスクは、よく使われているガーゼマスクじゃだめらしく、 病原体の侵入をより遮断する不織布マスクが推奨マスクです。 これが買おうとするときは売り切れ中なのです。
8週間分の備蓄は、1人あたり20〜25枚が必要。 これ、全国民が真面目に備蓄すると、 1億3千万人 × 20枚 = 26億枚。 1枚あたり約100円とすると、 26億枚 × 100円 = 2600億円。 マスクだけでけっこうな経済効果になりそうです。
10〜40年に一度のペースで、流行する新型インフルエンザですが、 この数十年間は発生してないので、いよいよ猛威を振るうかもしれません。
過去に流行したインフルエンザのデーターに基づき推計すると、 日本だけで、入院患者は53万人〜200万人、 死亡者は17万人〜64万人と推定されています。
過去のデーターをみてみると、1918年のスペインインフルエンザは、 世界で約4,000万人、日本で約39万人が死亡していました。
今年の1月、NHKスペシャルで新型インフルエンザの特集があり、 1日目が、三浦友和主演のドラマ(感染爆発〜パンデミック・フルー)でした。
ドラマの内容は、「H5N1型新型インフルエンザ」が小さな村で確認され、 広がらないよう村を隔離するんだけど、時すでに遅しで失敗に終わり、 東京で患者が見つかった瞬間、あっという間に日本列島に広がりました。 新型インフルエンザは、発症しなければワクチンが作れないので、 医者達もどうすることもできなくて、日本中がパニック状態です。
ドラマの設定が2008年11月だったんだけど、ちょうど今です。 妻夫木聡くん主演の映画の「感染列島」の設定は、2011年1月。 まだ大丈夫か。いやいや、備えあればうれいなしです。
厚生労働省のサイトに個人でできる対策や心得が掲載されています。 農林水産省のサイトには、家庭用備蓄食料品リストがありました。
一番恐いのが感染すること。二番目に恐いのがパニックです。 自分で出来る対策はちゃんとしておきたいと思います。
日日是なんとかなるな2008年
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