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加藤ローサ&徳井義実の映画・天国はまだ遠く

瀬尾まいこ原作の天国はまだ遠くが映画化されます。

主演は加藤ローサとチュートリアルの徳井義実。

瀬尾まいこのファンなので気になってます。
瀬尾まいこは、長所を見つける名人です。彼女が語るとどんな人間も魅力的な人になります。非日常が日常になり、非常識なことが当たり前になります。読んだ後は、いつも爽やかさな気持ちになり、頭を丸く優しくしてくれます。

ただ、物語はいつも淡々と進んでいくので、人によっては物足りなさを感じるかもしれません。この「天国はまだ遠く」も実に淡々と進んでいきます。映画化して大丈夫なんだろうかと心配になるくらい。

「天国はまだ遠く」は、自殺したい女の子の話です。私があらすじを書くと、ネタバレしそうなので、天国はまだ遠くのロケ地である京都府宮津市ページに掲載されていた、天国はまだ遠くのあらすじを引用します。

仕事も恋愛も人間関係も下手。
都会生活に疲れ果てた“自殺志願”の23歳OL千鶴(加藤ローサ)は、
ふらりと訪れた山奥の民宿で睡眠薬自殺を図るが失敗してしまう。
民宿の主人田村(徳井義実・チュートリアル)との田舎の生活、
壮大な景色が広がる大自然、村人たちの暖かい優しさに・・・。


とこんな感じ。
平たくいうと大人の山村留学です。
小説に出てくる「民宿たむら」は魅力的で、私もぜひ泊まってみたい、そんな場所でした。自然の力は凄いです。都会で病んだ心にはとても良い薬です。

瀬尾まいこの小説には、食べ物が出てくるのが特徴で、変わった料理も多いんだけど、「民宿たむら」で出てくる料理は、お馴染みの日本食。日本料理の職人さんが、「西洋料理はソースの味でおいしさが決まるけど、日本料理は素材の味でおいしさが決まる。素材を生かすために出来るだけ無駄な味つけをしない」というような事を語っていたけど、「天国はまだ遠く」の小説に出てくる料理も、実にシンプルです。

天国はまだ遠くの公式ブログを読んでいると、映画で登場する料理が期間限定で、京都のおばんざい専門店の「菜な」で食べられるみたいなのです。(●京都丹波産黒鶏の石焼き●聖護院蕪と京揚げの炊いたん●京風出汁巻き玉子●炊きたて旬の土鍋飯)しかも、映画の半券を持っていくと、「蕎麦茶のなめらかプリン」のプレゼントが。。。

実に食べたいです。
食いしん坊の私にはたまらないコラボ企画です。
あ〜食べたい、じゃなくて、あ〜観に行きたいです。

日日是なんとかなるな2008年


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