ベストセラー作家になった飯島愛と大平光代
愛ちゃんのことを書いていたら大平光代さんを思い出しました。 飯島愛の著書「プラトニック・セックス」も、 大平光代の著書「だからあなたも生きぬいて」も 2000年に出版された本で、ともにベストセラーになりました。
大平光代さんも、中学生の頃、非行に走っています。 16歳で暴力団の組長と結婚し、刺青を入れます。 離婚後は、北新地のクラブでホステスをしながら酒浸りの日々。 そんなある日、大平浩三郎(養父)との出会いがきっかけで、 人生をやり直すことを決意。司法試験に合格し弁護士になります。
大平浩三郎さんは光代さんが立ち直るまで励まし続けるのですが、 彼が彼女を励ました言葉がとてもよい言葉なのであります。
●最大の復讐は、自分が立ち直ることや。
●確かに、あんたが道を踏み外したのは、あんただけのせいやない。 でもな、いつまでも立ち直ろうとしないのはあんたのせいやで、甘えるな!
大平光代さんも飯島愛ちゃんも、求めていたのは自分の居場所でした。 人生の坂道を登るか堕ちるか、その境界線は紙一重なんです。 だから、一度堕ち始めてしまうと、ものすごいスピードで堕ちていきます。
だぶん、誰にでも弱い自分と強い自分が心の中にいて、 日々、いろんな出来事に遭遇し、自分の弱さと戦っていると思う。 もし、自分の弱さに甘えたら、いや、たまにならいいけど、 限度を超えて、自分を甘やかしていたら、どんどん堕ちていく。 ひとりで抱えきれないときもあると思う。 そんな時は、誰かに相談して欲しいなぁと思うのです。 だから、私も相談室を続けているのかも。来年は10年。
有名人や芸能人で感じたこと
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