アラフォーのエドはるみが流行語大賞でグ〜
2008年の新語・流行語大賞は「アラフォー」と「グ〜!」でした。
エド・はるみさんって、年齢未公表だと思っていたのですが、 最近は公表しているのか、1964年5月生まれの44歳なのですね。 エド・はるみさん自身もアラフォー世代でした。
私は、お笑い番組はあまり見ないのです。 たまに見るのは、さんまちゃんの番組くらいで、 だから、流行語大賞ではじめて知る芸人さんも多く、 いつも乗り遅れて、ギャグを覚えていたのですが、 エド・はるみさんはお正月の「さんまのまんま」で、 今田耕司のイチオシ芸人として紹介されていたのを見て、 人気者になる前から知っていたからなんだか嬉しいです。 同じアラフォーだし応援したくなります。
エド・はるみさんは吉本興業に所属しています。 週刊ダイヤモンドの8月の号に娯楽ビジネスの特集があり、 吉本興業のお笑い学校「NSC東京校」が紹介されていたんだけど、 お笑いの世界と同じく実力主義で、かなり厳しい学校みたいです。
東京のお笑いコースには、毎年、約600人の若者が入学していますが、 1年後、卒業できるのは、半分の300人。 つまり、約300人はシビアな授業についていけず、脱落するそうです。 また、卒業してもプロになれるわけではありません。 入学者は大阪校と合わせると1000人を超えますが、 プロとして活躍できるのは、20人いるかどうかなんだそうです。
そんな厳しい世界に40歳になってから挑戦したエド・はるみさん。 いつも最前列で授業を受けていました。皆勤賞で卒業しました。 誰かに強制されたわけでもないのに、人よりも早く学校に来て、 みんなが気持ちよく学べるように、毎朝トイレ掃除していました。
自分の家ならまだしも、公共のトイレを掃除するのは大変です。 お笑いを勉強するために通っているのだから、 トイレ掃除する時間があれば、お笑いの勉強がしたいと思うのが普通で、 トイレ掃除なんて無駄な時間だと考えそうなんだけど、彼女は違っていました。 みんなが敬遠するトイレ掃除で人を喜ばそう!その気持ちが偉いです。 きっとどんな事からも学べる人なんだと思います。
トイレ掃除は心を磨き運気を上げる、と言われていますが、 運だけではなく、毎日コツコツ続ける、努力の人なんだと思いました。 流行語大賞に選ばれると一発屋になるジンクスがあるそうですが、 そんなジンクスは、持ち前の根性で打ち破って欲しいなぁと思います。
それにしても、アラフォー世代の女性は元気です。 これまでも、2004年に「負け犬」、1986年に「新人類」が受賞し、 なにかと注目され、なにかと目立つ世代みたいです。
頑張れば頑張った分だけの結果がついてくると教えられてきたので、 頑張ることが生き甲斐というか、ワーカホリックな人も多いし、 先が見えない暗い時代になると目立つ存在なのかもしれません。 50歳前後になったら、また注目されたりするのでしょうか。 出来ることなら憧れの存在になれるような生き方をしていきたいですわ。
日日是なんとかなるな2008年
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