バリ島ジンバランのイカン・バカール
昨日のつづきです。 シーフード屋台が並ぶ、ジンバランのイカンバカールでの出来事です。
出てくるお料理というお料理のほとんどが、サンバルの味つけばかり。 他の調理法はないかと、安かったイカを注文してみました。
フライがおいしいと勧められたので、フライにしてもらいました。 想像していたイカフライとは違うけれど、ひさしぶりに違う味を・・・ と思っていたら、「サンバルをつけて食べて」とサンバルの小皿もセットで(笑)
サンバルは付けずにそのまま食べることに。 ひさしぶりの違う味に満足。 しかし、それも長くは続かず、多すぎる衣にすぐ飽きてしまいました。 やっぱりイカは焼いて生姜醤油で食べるのがうまいと思いました。
写真のイカフライと一緒に写っているのは、空芯菜炒めです。 空芯菜炒めは、サービスでついてきます。 他に、蒸かしたじゃがいもとごはんも無料でついてきました。
ジンバランのイカン・バカールには2回行きました。 1回目は、ホテルからタクシーに乗って。
去年の世相を表す漢字に「偽」が選ばれた日本だけど、 こういう漢字が選ばれる間は、まだまだ大丈夫なような気がします。
日本の価値観は、騙されるより騙す人の方が悪いのが主流派です。 子どもの頃は「騙すよりも騙される人になりなさい」と教えられたこともありました。 海外に行くと、逆の場合が多いような気がします。 バリも例外ではなく、ぼんやりしていると、すっかり騙されてしまいます。
ホテルで、タクシーに乗り、ジンバランに向かいました。 ジンバランに到着したのに、タクシーは走り続けます。 「止まって」とお願いしても、「だいじょうぶ〜」と走り続けます。
結局、タクシーの運転手と仲良しのお店に連れて行かれました。 他のお店を見たいから、と言っても、聞いてもらえず、 お店の人に囲まれ、強引に席に座らされてしまいました。 ホテルタクシーだから、ぼったくられることもないよね、と諦め、 そのお店に決めたけど、後で聞いてみると、 やっぱりお高めのお店に連れて行かれたようでした。
高くても、それなりのサービスならば、諦めもつきます。 でも、そのお店はあまり衛生的とは言えなくて、 詳しく書けないけど、トイレもすごかったし、ハエがぶんぶん飛んでるし、 お店の人の態度も、最初と最後では全く違っていたし、 いろんなことで、がっかりしてしまいました。
2回目は、寺院めぐりの帰りにジンバランへ行きました。 ジンバランには2度と行くつもりはなかったんだけど、 タクシーの運転手さんが、「シーフードおいしいよ〜」としつこく勧めてきます。 生活のためだから仕方ないのかもしれないけど、 この人もマージン貰うために必死なんだ、と思うと、だんだん悲しい気持ちに。 何度か断ったけど、断るのも疲れてきて、結局、強引さに負け、 タクシーの運転手さんが勧めてくれたお店に行ってしまいました。
しかし、このお店が、1回目と違い、とってもサービスが良いのです。 お店の従業員は、イケメンが多く(笑)、明るくて元気いっぱい。 店内も、机の上も、食器も、トイレも、とっても清潔。
1回目のお店では、トイレをずっと我慢してたから あまり飲めなかったけど、ここはいくら飲んでも安心。
やればできるじゃない、と私もご機嫌。 料理は相変わらず、サンバルの味つけだったけど、 気分が変わると、サンバルもおいしく感じるものなのです。
この日の天気は晴れでした。 なのに、ジンバランに到着したのは日が暮れてから。 沈む夕日を拝むチャンスの日だったのに、間に合わず、 笑っちゃうほど、ついてません(笑)
でも、夜のイカン・バカールは、とってもロマンチック。 移動しながら生演奏しているバンドマン達もいて、 リクエストすると、目の前で演奏してくれます。 レパートリーも多く、日本の歌も演奏してました。
写真は、伊勢海老です。 おまかせにしたら、やっぱり、サンバルでした。 他の料理法を注文すればいいのに、私も、学習しない人であります。
このお店でも、もちろん空芯菜炒めとごはんは無料でした。 料金をとるお店も、たまにあるらしいけど、そこまで不幸じゃありませんでした(^^ゞ。
つづく・・・・・。
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