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ラストフレンズの裏サイト
※ラストフレンズの裏サイトで検索してくれる方が多いので追記です。 下の方に書いてます。私のうんちく飛ばしたい人は下の方をみてな。
ラストフレンズの視聴率が凄いです。 19.9%に上がってました。またまた右肩上がり。 テレビ離れが進んでいる中、大健闘ですね。
まだ見るつもりなかったんだけど、数字に刺激されて見てみました。 やっぱり、面白いです。
ラストフレンズの脚本は、浅野妙子さん。
宮崎あおいちゃんを国民的スターにした朝ドラ「純情きらり」。 時代劇に興味がなかった若い世代も夢中にさせた「大奥」 。 エイズの社会的関心を一気に高めた「神様、もう少しだけ」。 他にも、「ラブジェネレーション」「Age,35 恋しくて」など 数々の人気ドラマを手がけた脚本家です。
順風満帆に見える浅野さんですが、脚本家としては遅咲き。 初めから成功したわけではなく、脚本家デビューされたのは33歳。 慶応大学を卒業後、仏文学研究者を目指すも挫折、 小説家を目指すも挫折、と20代は挫折を繰り返したようです。
ラストフレンズの登場人物が発する言葉ひとつひとつが胸に響くのも、 どうしようもないDV男の錦戸君にすら愛を感じさせるのも、 下積み生活で挫折感を味わったからこそ、表現できるんだろうね。
たった一度の失敗で人生が終わったように感じる人もいるけど、 浅野妙子さんのように成功して名を残す人は、 一度や二度の失敗や年齢や環境のせいにすることなく、 夢を追い努力し続けるんだと思います。
ラストフレンズは、脚本や演出も素晴らしいけど、 浅野さんが生み出すセリフを自分の言葉にする 役者さんの演技力も素晴らしいですね。 みんな若い子ちゃんなのに尊敬します。
のだめのイメージが強かった樹里ちゃんなんて、 性同一性障害に悩む、瑠可にしか見えません。 タケル(瑛太)のセックス恐怖症は、可哀相でたまらない。 たぶん、お姉さんからの性的虐待が原因なんだろうけど、 彼が周りの人に優しければ優しいほど痛々しくなります。
そして、自分と同じ境遇の人間にしか同情できない美知留を 演じる長澤まさみも上手いです。
私、弱虫だもん。 ルカはいいよ。ルカは強くて、素敵で、家族に愛されてて、 才能があって、そうやって輝いてて・・・、でも私は弱虫だから 宗佑の弱さがわかる。今は彼の傍にいてあげたいの。ごめんね。
今回の美知留のセリフです。 年をとり、許容範囲が広くなると、気にならなくなるんだけど、 若い頃は、「強いね」を言われるとけっこう傷つくんだよね。
ましてやドラマのルカは、一番自分のことを理解して欲しい人に これを言われたんだから、めちゃ傷ついたと思う。
美知留のように「自分は弱い」と言える人は、 ある意味、強いと思う。 他人に弱さを見せられる強さを持っているから。 ルカのように強そうに見える人は、他人に甘えるのが苦手で 誰にも言えない悩みを抱えていたりして、ひとりで頑張っているものです。 だから、好きな人からの「強いからいいよね」はショックだと思う。
それを樹里ちゃんは、上手に表現していて、 すごい役者さんになったな、と感心しました。
人はいつだって、人が思うほど単純じゃない。 胸に小さな秘密や悩みを抱えて生きている。 ルカ、僕等はいつか幸せになれるんだろうか。
瑛太のセリフです。心に染みます。
私は、幸せは、生き物だと思っています。 今日、幸せだとしても、それが明日も続くとは限らない。 餌を与えなければ死んでしまう。 それが幸せだと思う。
子どもの頃は、その餌は、親や周りの大人がくれるけど、 大人になったら、自分で餌を手に入れなければならない。 だから、親や周りの大人は、子どもに餌をただ与えるだけでなく、 餌のある場所や育て方を子どもに教えておくことも必要だと思う。
ところで、ラストフレンズの裏サイトがあるの知ってる? もうひとつのラストフレンズ 公式サイトのSpecialから、セット紹介に行き、 机の上にあるマグカップをマウスで持ち上げて、 叩き割ると出てくるらしいです。 割れないのよ。難しい。
※さらに追記です。 割れない人、いるやろ? 私も、まだ割れませ〜ん(笑) そんなあなたのためにアドレスを。 リンクはしてないけど自分で行ってみてね。 http://www.fujitv.co.jp/lastfriends/another/ でも、自分で挑戦した方が感動すると思うよ。 電気のあるところまで、持ち上げて 上下に大きく振りながら落とすと割れるそうです。 割ってない私が言うのも説得力ないけど・・・(^^ゞ。
※さらにさらに追記です。 やっと割れました。 セット紹介に行き、マウスでマグカップを天井まで持ち上げ、 電気と紫のクッションの間でマグカップをくるくる回し落とすと割れました。 マグカップを割らなくても裏サイトに行けたけど、割れると嬉しいです(^^)V。
【ドラマ】2008年ドラマの感想
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